マーケピザ画像

理解するってのは難しい。

はじめに

20代マーケピザ養成所の課題を私なり整理するとともに1年後へのメッセージとして書いている。なお第一回目のレビューはお題というより、喫緊の課題への相談だったためこの場では割愛する。すでにみなさんこの内容に関しては既知の範囲だと思うので、私自身の紹介だと思っていただけると何か得るものがあるかもしれない。

お題への最初の感想

お題を見て最初に思ったことはお題の中身よりも時間の長さだ。すがけんさんと鳥羽さんの対談(30分)+養成所メンバーのプレゼン(5分×22=110分)=140分も座って話を聞かなきゃいけないことに。

時間が長いというよりは座って集中して聞くことが辛くなってくる。ドラマや映画のようにあっという間に終わるなんてことは多分ない。僕らは演出家ではないからだ。あえて言うならば、今回僕らが発表する内容は物語のプロローグであり、僕らはその中の主人公だ。それぞれの物語の始まりを、そしてエンディングまでをともに歩んでいくことになるかもしれない。そんなプレゼンが今回の会では待っていると勝手に思っている。
まあ言いたいことは、1人の5分は短いけどみんなの5分は長いよねってこと。

お題の解釈

まず、今回のテーマは「プロとは何か、経営者として(になるために)自分を経営する」である。

Q1.プロってなんだろう?ここで求められてることってなに?
Sioの鳥羽さんは、こう答えている。
「求められているものに期待以上を返すこと。その機会に対する覚悟がどれだけあるかが大事。」
これとほぼ同様のことをイチローさんが残している。
「ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残す人」

これは結果を残してきた人の言葉だからか非常に説得力があるように感じる。というかある。同じことを私が言っても、「結果出してから喋れ」としか言われない。
それはさておき、一旦自分の回答を書いておこう。
プロと名乗るのは簡単。だって資格なんて必要ないから。そこにあるのはプロとしての自覚があるのか、そして実行に移して結果を残せているかどうか、そしてそれが楽しいと思えるかどうか。だと思う。
Nextアクション(筆者自身への問い)
・マーケターの自覚とは?
・いま自分がやってるマーケティング活動はワクワクする?

Q2.自分を経営するってなんだろう?
辞書では経営を以下のように定義している。
「事業目的を達成するために、継続的・計画的に意思決定を行って実行に移し、事業を管理・遂行すること」

これを”自分を経営する”に当てはめてみる。
「養成所の1年間を通じて達成したいことを実現するために、月レベルの計画を立て、継続的に意思決定を行い実行し、仕事の状況を見て計画を足したり引いたりすること」
こんな解釈を私はした。

Q3.なぜSioで行うのか。
「あのSio?豪華ディナーだ!やったー!」と聞いた瞬間思っていたのはもちろん約1ヶ月前の私である。
圧倒的なアホである。

Sioに伺ったことはないが、プレゼンをするだけというならあまり適した場所ではないだろう。それだけが目的ならわざわざここを選ばない。

Sioはすがけんさんがよくおっしゃている、「価値は相手の変化量」を体現した場所なんだと思う。
料理だけじゃなく、Sioに行く前、Sioの店内の一つ一つの設備、スタッフの行動、次の日の身体の考慮まで、全てが価値として感じられる場所であるとともに、鳥羽さん自身がプロとして、経営者としての振る舞いが全てこのSioに集約されていることを私たちに体験し、糧にして欲しいのではないだろうか。

スライドの理解・行動

スライドの概要は以下の通り
スライド0:自己紹介
スライド1:自分を経営するとはどういうことか
スライド2:この1年でどんな自分(before)からどうなりたいのか(after)
スライド3:そのために自分の持っている資源(金・人・物)をどうやって活用するのか。
スライド4:20代マーケピザ養成所メンバーへどう貢献するのか。
なお、制限時間は5分。

スライド0:自己紹介


自己紹介なんてほぼ初対面なんだから当たり前だろ。と、ここで思考を止めてはいけない。ここで自己紹介する相手は、すがけんさん、養成所のメンバー、Sioの鳥羽さん、スタッフさんである。もっというと、#20代マーケピザのコミュニティに参加している約600名への自己紹介である。

この自己紹介にどんな意味があるのか。
ゲームでいうとこのステータス確認である。ポケモンGOでいう個体値が知りたいのだろう。つまりが自分という人間は今どんな価値を持っていて、どんな価値を生み出したいのかを伝えることが大事なのではないか。
ただ唯一言えることが1つだけある。
私たちの不変の思いは「20代マーケピザ養成所の価値を最大化すること」ひいては#20代マーケピザおよびマーケターの地位向上を目指すことだ。
この自己紹介にはここまでの思いを込めた内容が必要なのだろう。

スライド1:自分を経営するとはどういうことか


今後経営者になるとかならないとかはどーでもよくて、自分をコントロールできる人間になることがマーケターとしての成長へのブースターになるんだと思う。
でも自分を経営するためには自分のことを理解しておかなければならない。いわゆる自己分析である。ただ自己分析はあくまで現時点での自分の姿であるため、今さらここに2時間も3時間もかける必要はないだろう。スライドに煮詰まっていたら少しやってみるのはいいかもしれない。
多分このスライドを説明するだけでもみなさん10分以上話せると思う。でも、それを練って練ってこねり倒してかつ、相手に伝わる言葉で表現しなければならない。
自分の言葉でしかも共通の認識を持った方に話す内容だから、そこに込めた思いは必ず伝わると思う。

スライド2:この1年でどんな自分(before)からどうなりたいのか(after) 


自分を経営するといった言葉がわかっても足元が見えてないと進むことすらできないし、踏み外して大怪我してしまう可能性がある。しかし、足元が見えても周りが霧で何も見えていなかったら下向いて歩くしかない。だから1年後のなりたい自分のフラグを立てて、そこまでの距離を測る必要がある。
そしてそこがわかったら、次は手段の検討だ。歩いていくのがいいのか、車、飛行機がいいのか、それを示すことが重要だ。注意したいのはざっくりな手段だと途中で不具合が発生する。それを軽減するためにはしっかりと計画を立てなければならない。いつ、なにを、どこまで、それはどう評価するのかまで。
スライドにこれらを全部詰め込むと見にくくなるし、みんな理解できない。だから、SMAC、SMARTに当てはめてた内容があるといいと思う。SMAC、SMARTは共通認識だからだ。

スライド3:そのために自分の持っている資源(金・人・物)をどうやって活用するのか。 


資源というとかなり大きな話に聞こえてしまうが、自分の身の回りに何があるのかまず知ろうよってことである。
金というのは今持ってる所持金だけではない。普段どこにどれくらい使っているのかを知ることもここでいう金について知ることができる。
人は自分が関わっている全ての人が対象だ。特に身の回りにいる、会社の同僚・上司、恋人、家族などだ。特に養成所のメンバーは貴重である。さらに#20代マーケピザの方々も重要な資源になりうるだろう。
物は有限であるものとすれば、時間が一番しっくりくるのではないだろうか。時は金なりと先人は大変ありがたい格言を残してくれているほどに。
そのほかこのnoteやtwitterなどの媒体も物としていいのかもしれない。

これらを踏まえた上で、「活用」する方法を考えなくてはならない。上で少しだけ述べたが経営はその時の状況に応じて足し算や引き算をしなければならない。ここで足し算をしようとするとおそらく3つの中のどれかが足りなくなる。だから引き算を行う。飲み会の回数を減らす、夜更かしをやめる、この2点だけでも時間という資源が増える。社内のMTGを30分以上にしない、ことにすると先に目的やゴールの共有、無駄な話(時には必要)、多すぎる資料を改善することができる。
と、いろいろ書いてしまったが、何かを引き算すると、これまで見えていなかった課題の認識、良質な資源の増加につながるということである。

スライドでこれを一言で表すなんてのはかなり困難だと思う。このスライドでは何を捨て、どうしたいのか。これらの資源をどう活用すれば1年後の自分を達成できるのかがわかればいいのではなかろうか。

スライド4:20代マーケピザ養成所メンバーへどう貢献するのか。


最後のページにこの問いを持ってるくるということはかなり養成所のことを重視しているかがうかがえる。
すがけんさん自身がnoteで、以下のように宣言している。
『本気で人生変えたい20代マーケターを20人集め、その中から1年で10人の成功者(出世や圧倒的な成功)を生み出すこと。』を 実現する。つまり、私たち養成所メンバーの行動がすがけんさんの成果に直結するのである。

巷にあるオンラインサロンと明確に異なるのは、全員が必ず行動し結果を残さなければならないことである。
個人の成果もだが養成所としての成果もである。私たちが1期生ということは現時点では養成所第2期も考えている可能性が高い。しかし、ここで失敗すると多分次はない。(違う形でトライするかもしれないが。)
極端な話、これは自分たちだけでの話ではないのだ。私たちが次にバトンを渡す必要があるのだ。

若干話が逸れたが、このスライドでは養成所の価値および成果を最大化させるために自分は何ができるのかを、スライド3の資源から考えなくてはならない。
得意不得意が必ずある。できるようになることも大切だができないことができる人に任せた方がいい。(丸投げはNGだが)
そんなことも含めたスライドになるといいのではないだろうか。

本お題の終了条件について


制限時間5分
これについては冒頭部分にほとんど述べているので割愛する。
一言加えるなら5分以上のプレゼンは聞いてられないということである。

1位を取ること
この意識があるかないかで質が変わる。テスト勉強で70点狙うと60点しか取れないけど、100点狙うと80点90点は取れるようになりますもんね。
全員が1位になることはないが全員が1位に近い点数をとることは可能であると思っている。

1位をとることはどの場面でも難しい。しかも手元には限りある資源しかない。しかし、そこで踏みとどまっていたら1位どころかランク圏外になってしまうかもしれない。だから1位を取るために、限られた資源から必要なものを選択し、計画を立てて実行していく必要がある。

おわりに

ここまで読むのは大変だったでしょう。殴り書きな部分もあるため、要点は改めて修正できればと思う。

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