見出し画像

サービスの魅力を伝えるためのデザイン制作の裏側

こんにちは、 コミュニケーションデザイナーの坂上です。
2021年4月に一人目のコミュニケーションデザイナーとして入社して気づけば1年が経ちました。さまざまなプロジェクトに携わってきましたが、昨年リリースされた「マネーフォワード Pay for Business」のユーザー接点のデザインを担当しました。制作時期は少し前ですが、その時に考えていたことが改めて大事だなと、最近になってふと思い返したので制作時の内容をご紹介します。

サービス特徴の理解

昨年のサービスリリース前の時期は、サービス開発と並行して、サービスの魅力を伝えるためのユーザー接点のデザインが複数部署の連携によって進んでいました。
そんな中、自分はセールスチームと商談資料の制作を進めており、商談時のサービス特徴の適切な伝え方を検討していました。セールスチームへのヒアリングや壁打ちをしながら自分自身のサービス理解を深めていく中で、各ユーザー接点で用いるキービジュアルの作成も担当することになりました。

複数のキービジュアル候補案をプロジェクトメンバーへ提案

キーメッセージに合わせるビジュアルについて、いくつかの候補案を出しました。サービス特徴のどこにフォーカスを当てるかによって、いくつかのパターン検討を行い、以下の3案でラフを作成。プロジェクトメンバーに共有して認識をすり合わせていきました。

① カードを主役にしつつ、特にアピールしたい機能に該当するUIイメージを組み合わせたもの
② カードを主役にして、経費精算や購買など、目的別にリアルカードとバーチャルカードを何枚でも発行できるという「枚数」を強調したもの
③ カードとUIを同じバランスでアピールしつつ、利用状況が可視化されることが一目で理解できるようにしたもの

キービジュアル決定と各ユーザー接点への展開

決まった案を元にカードの質感や配置の調整を行い、キービジュアルが完成。ラフ案作成時は、キーメッセージが導入ハードルを下げる訴求でしたが、最終的に「経営を前へ進めるビジネスカード」に決定。マネフォらしい表現に!完成したキービジュアルは、LPや商談資料など各ユーザー接点のクリエイティブへ展開していきました。

最後に

日々ユーザー接点のデザインに携わっていると、各部署のメンバーと話す中で、打ち出したいサービスの特徴やアピールポイントについての意見が非常に幅広く出てきます。そんな中でチームの認識を揃えつつプロジェクトを前へ進めるためには、サービスのことや届ける相手のことを深く理解した上でアプローチしていくことが大事だなと感じる瞬間がとても多いです。

ビジネスカンパニーのコミュニケーションデザイナーもちょっとずつ増えてきました。今後もいろいろなアウトプットの裏側について発信していきますので、是非チェックしてもらえると嬉しいです!

マネーフォワードではデザイナー募集中

マネーフォワード ビジネスカンパニーのデザイン部が気になる方、デザイナーとラフに話してみたい人は、こちらからご連絡ください!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?