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先生を目指すきっかけとなった、とある「オヤジ」との出会い 〜人生は人との出会いで大きく変わる〜

Shogo Kikuchi

しょーごです。

本日は、私が先生を目指すきっかけとなった、とある英語塾の先生についてお話します。

1 初めての出会いは、私が小学生の時

その先生との出会いは、私が小学生の時です。とある地元の英語塾に通っていた私は、英語が得意だったわけでもなく、友達とおしゃべりしたり、和気藹々と過ごすのが楽しくて、その英語塾に通っていました。

しかし突然、状況が一変します。当時の女性の先生や外国人の先生がいなくなり、その先生がやってきたのです。

状況の変化に、通っていた塾生は学年が上がるにつれ、次々と辞めていき、とうとう私ともう一人の2人だけになりました。

「あのオヤジが来てから変わったよね。」

家ではその先生のことを「オヤジ」と呼んでました笑

(以下、「オヤジ」と呼ぶ)

親からは塾を辞めることを勧められ、私もそのつもりでいました。

なんとなく塾に通う日々。ですが、その中で、ある日「オヤジ」の面白さに気づきます。

2 英語が得意になり、価値観が変わった中学時代

中学生に上がった当時、私は高校進学のことを考えていました。

「あの高校は勉強をたくさん頑張らないと、合格は難しいらしい」

周囲から何度もそんな話を聞かされ、私の中でそのような固定観念が定着していました。

ある日進路について塾で話をしていると、オヤジにこんなことを言われたのです。

「その高校、行けるよ。そんなに難しくない。」

ふとした発言でしたが、私の中では天と地がひっくり返るほどの衝撃でした。

みんながあれだけ難しいと言っているあの高校って、難しくないの??

勉強をたくさん頑張らないと、合格できないんじゃないの??

そう、そのオヤジは、誰もが難しいと思っていることやできないと考えることを、平気で「簡単」、「できる」と言ってきたのです。

誰よりも単純だった私は、彼にまんまと魅了されますww

当時そのオヤジが言うことは、目から鱗なことばかりだと感じていました。

「点数を取るための勉強なんて意味がない」

「学校で配られる問題集なんかやっても将来役に立たないよ。」

「中学で学習する英文法なんか、30分で終わる。」

オヤジが次々に発言する言葉にただ首を縦に振り続けました。

それくらい、当時価値観が大きく変わったのです。

いつの間にか英語も得意になり、中学時代に英検準2級を取得することもでき、以前は入ることが難しいと思っていた高校にさえも合格することができました。

3 他の生徒はいなくなり、マンツーマンの授業を受け続ける高校時代

ただ、生徒数は増えたり減ったりで、結局私が高校に上がった頃には、私のクラスは私ただ一人となりました。

オヤジは周りからは「変わった」人に見られていたようで、他の生徒や保護者からはあまりよく見られていなかったようです。

それもそのはず、彼が来てからというもの、塾長として一人で塾を経営していて、建物の周りは荒れ果て、身だしなみも仙人みたいな人だったのです。

当時の写真は残ってないので、こんなイメージ、、、(^^;

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しかし私は塾を辞めませんでした。彼から英語を学びたかったし、オヤジの話を聞き続けたいと思いました。

オヤジが昔、アメリカに留学してた頃の話や、これからの未来の話、、

これからは英語だけじゃ通用しないだろう、そんなことを言われたことも朧げなから覚えています。

そして私は、当時からオヤジにこんなことを言われ続けました。

「好きなことを続けなさい。好きなことを続けていれば、その先に仕事がありお金があり家庭があり、幸せになれるんだよ。だから、好きなことを続けなさい。」

当時私は、大人になったら仕事をして、お金を稼がないと好きなことをやることなんてできない、と思っていたので、この言葉を聞いて、少し肩の荷が降りたような、そんな気持ちになりました。

それからは、好きなことにも思いっきり取り組むことができるようになったような気がします。

人との出会いで、人生は変わる。

そんなことを実感しました。「オヤジ」は、私のもう一人の「親父」でもあるのです。

そして、この頃から私は、先生になることを意識し始めました。

次回もお楽しみに〜

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