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『棋神ラーニング』 1日の学習の流れを紹介

棋神ラーニングをリリースしてから、もうすぐ1年になります。
おかげさまでたくさんの方にご利用いただき、多くのご好評の声をいただいております。

棋神ラーニングは1日1時間、1年間365時間の学習で初段になれるサービスを目指しています。

もちろん学習のペースは人それぞれですので、好きな日、好きな時間に学習していただいて構わないのですが、一例としてここでは1日1時間の学習例を紹介します。
偏った学習だと思うように棋力向上に繋がらない可能性があります。ぜひ参考にしてみてください。


学習の流れ

まずこちらが基本的な使い方です。

ここで紹介する1日の学習の流れは以下のとおりです。

  • 単元(15分)

  • 復習クイズ(8分)

  • 対局(25分)

  • 感想戦(5分)

  • 実戦クイズ(7分)

細かく見ていきましょう。

単元(15分)

まずは単元学習。

1日1単元が目安です。
動画が約8分、クイズが約7分くらいのイメージです。

動画で新しい知識をインプット、クイズで学んだことをアウトプットして定着を図ります。

動画を視聴して新しい知識をインプット
動画に関するクイズで学んだことを定着させる

しかし、動画を見てクイズを数問解いただけでは、完全に習得したとまでは言えません。

復習クイズ(8分)

そこで復習です。

時間を空けて過去に学んだことを繰り返し復習すると記憶に定着しやすくなります。

溜まっている復習クイズを回答しましょう。

過去に間違えたクイズや類似したクイズが出題される

対局(25分)

学習は座学だけではなく実戦も大事です。
10分切れ負けを1日2局程度指すのがオススメです。

集中して指しましょう

感想戦(5分)

対局の後に振り返る。これを感想戦といいます。
この感想戦、実はやっている人はかなり少ないのではないでしょうか。
これを習慣にできるかどうかで棋力向上に大きな差が出てくると言っても過言ではないでしょう。

1局指せば、わからなかったところ、ミスしてしまったところなど振り返ってみたいところはあるはずです。

その局面を改めて考えてみましょう。
わからなければ棋神解析や棋神アナリティクスを活用してAIに聞いてみるのも手です。
棋神アナリティクスは簡単な解析なら無料で使えるのでオススメです。

ここから棋神アナリティクスが使えます
ここから棋神アナリティクスが使えます
棋神アナリティクスで正解の一手を聞いてみましょう

学んだことが適切にアプトプットできていたかを振り返り、できていなければ修正する。これを繰り返すことで少しずつ学んだことが習得できるようになります。

ここの例では5分としています。
本当はもっと時間を使ったほうがいいのですが、一人で感想戦を行うのはあまり楽しいものではありません(笑)。
とにかく1局あたり1つの局面だけでもいいので、振り返ってみることを習慣化してほしいです。

実戦クイズ(7分)

棋神ラーニングは、対局後にポイントとなる局面をクイズにしてくれます。溜まっている実戦クイズに回答しましょう。

実戦で悪手を指してしまったところが出題される

感想戦で振り返ったところと同じ局面かもしれません。
答えと自分の考えが同じだったらOKですし、そうでなかったら改めて振り返って考えてみましょう。

感想戦では見過ごしてしまった局面であれば、また新たな発見が得られます。何が良くなかったのか、改めて振り返って考えてみましょう。

この実戦クイズは対局直後に作られますが、一回回答したものでもしばらく経過した後再度出題されます。
それは忘れてしまっている局面かもしれません。それでも正しい手を指せるようになっていれば、上達している証拠です。

偏った学習にならないように

以上が棋神ラーニングの1日1時間の学習例になります。
もちろんこの通りにやる必要はないですが、ひたすら単元だけ、復習クイズだけといった偏った学習の仕方はあまりオススメしません。
こちらの記事でも少し紹介しましたが、インターリーブという学習法があります。同じことをひたすら繰り返すよりも、違うことを交互にやるほうが学習効果がある、というものです。

ここで紹介した学習例を参考に、色々なアプローチで将棋を学んでいただければと思います。


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