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VOICE | まえがき

「再開は、劇場の新たな出発・・」

新型コロナウイルスの影響により、一旦活動停止を余儀なくされた地域の民間小劇場と、その共働者である、演劇人、舞台芸術に関わるアーティストやスタッフ、観客、地域のみなさん、地域社会について考える人たちが、ともに、それぞれの場所から、この次の社会を見出していく。

その「眼差し」を共有する場を設けたいと思いました。

どのくらいの期間になるのか、しばらくの間、ウイルスの全世界的な状況も関係して、内から外から駆り立てられるように、元に戻るのでもなく、先に確たる手本もなく、自分のいる場所から再び歩きだすことになる。

「このまま同じ場所にはとどまれない」

その時に、互いに少しずつ違う場所に居るわたしたちが、それぞれの【声】に耳を傾けることで、それが自分のヒントになったり、その【声】の振動や力に触発されたりする。

「正しさや合理性だけで、未来は計算できない」

ウイルスが蔓延する前の平時であったら、湿った甘ったるい夢想であったかもしれません。が、今や現実に、間違いや不合理とその反対のものは同じところにあって、私たち自身が自分で考え生み出していくしかありません。

「この変化をどう受け止める」「次どうしようか」

私たちの思考に、直観に、ひらめきをもたらしてくれる振動を、この〈劇場〉に満たしていきたいと思っています。

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