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障害者雇用関連ニュースまとめ 【 2020/11/28 】

■ 今日のヘッドライン!

〇 障害報酬改定でB型にもピアサポ加算 就労系の成果主義を修正へ

こんにちは、伊藤です。

今回は障害者福祉の就労系サービスの制度改定の話題からお届けします。

いよいよ障害当事者の方が就労系施設の職員となった場合に加算がつくようになりそうです!

今までは施設の方針で当事者の方を職員に採用するケースはあったかと思いますが、加算がつくことで今後益々こういった動きが広がりそうです。

当事者の方が支援をするメリットは多々あるかと思います。

①ご利用者様に当事者の方の目線で相談に応じたり適格なアドバイスを送ったりすることができる。

②当事者の方のキャリアの幅が広がる

③施設は当事者目線でのサービスの提供が可能となり、サービスの質の向上が期待できる。

などなどまだまだ挙げれば沢山あるかと思います。

特に③のメリットが個人的には大きいかと思います。

昨今就労系のサービスは「 利益重視に偏りがち 」との厳しいお言葉を受ける言葉も多く、私も1施設を運営をしていた身なのでそうならないよう自分に言い聞かせながら日々の仕事に取り組んでおりました。

とは言えやはり障害の経験のないメンバーだけで運営をしているといくらご利用者様からアンケートを取ったりヒアリングをするだけでは当事者の方が本当に求めているサービスを知るには限界があると思います。

そんな中、当事者の方が職員としていることで、当事者目線での施設の問題点などにも気づき指摘できるという点では非常に大きいかと思います。

是非この改定を機にピアサポーターの方が一人でも多く施設で働きご活躍されることを期待しております。

■ 障害者雇用

〇 障害者の民間法定雇用率2.3%に拡大 パソナハートフル 全国企業の障害者雇用をオンライン支援『障害者雇用オンラインコンサルティングサービス』開始

障害者の方を雇用し業務を上手く切り出したり、定着していただくなどをする為のノウハウの有無は企業によってマチマチでご苦労されている担当者の方も多いのではないでしょうか。

そんな中、オンラインで相談したりサポートをしてもらえるのは非常に良いのではないでしょうか。

やはり障害者雇用のノウハウがもっと企業間で共有され、障害者雇用が活性化させていく必要があると思います。

■ 就労支援

〇 障害児者の作品を常設展示 弘済学園がモス秦野店で

展覧会など催し物の一環として障害者の方が制作したアートなどが展示されるケースはありますが期間限定なので、こういった店舗で常設されるのは非常に励みになるのではないでしょうか。

また店舗側も地域社会に貢献しているという所で近隣のお客様の呼び水にもなりそうですし、お互いWin-Winなような気がします。

■ 農福連携

〇 産学農福連携でブドウ栽培 高知丸高・高知大など4者



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