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【障害者雇用・助成金ニュース】「もにす認定」県内初 資源循環組合 障害者雇用を促進

皆さんこんばんは、伊藤です。

本日は障害者雇用に関するニュースをお届けしたいと思います。

中小企業を中心とした事業主様で障害者雇用を既に進めている方も、これからの方もとても参考になるニュースかと思います。

もにす認定の制度が制定されてから認定される企業が続々と増えており、ますます障害者雇用が活性化するきっかけになりそうですね。

もにす認定の詳細について知りたい方はこちらのページもご参照下さい。

ニュースにもあるとおり、障害者雇用において優れた取り組みをしている企業が認定される制度ではありますが、やはりこの企業が素晴らしいのはやはりこの部分ではないでしょうか。

同社は1989年に創業。障害者雇用は2013年からで、現在同社では社員の11%にあたる18人が勤務する。

障害者の法定雇用率は現在2.2%で来月は2.3%になる中、11%というのはまさに驚異的な数ですね!!

もちろん雇用率の数値だけではなく障害者雇用の中身も大切になってきますが、それについても素晴らしい取り組みをされております。

「まずは相手を知る事」と関係各所を訪れ「得意なのは集中。単調作業が丁寧」と聞き、回収したペットボトルのラベル・キャップを取る業務を任せることにした。

これについては障害者方でもこういった作業が得意な方が沢山いるので、ただ障害者の方を雇用するだけではなく、戦力化しそして事業の生産性を高めるという意味で素晴らしい取り組みかと思います。

私もある障害者雇用で有名なアパレルの企業の倉庫内作業の見学をさせてもらったことがありますが、例えば他の方では全く気づない商品である衣服の小さな傷や汚れを見つけ不良品とて仕訳をするまさに「プロフェッショナル」と言えるような障害者を見たことがあります。

まさに適材適所を見極めることが障害者雇用の促進の第一歩だと私も思います。

また、こちらの取り組みも要注目です。

雇用にあたり「お互いに気持ちよく働ける環境にするための肝は、適切なコミュニケーション」と考え、障害者の各配属先に、意見のとりまとめや調整役を務める専属のサービス管理者を新設した。

これは別の記事でも再三お伝えさせていただいてますが、障害者の方は仕事が上手くこなせないことや、業務過多による症状の悪化などが原因で退職に至るケースももちろんありますが、職場内の理解不足で孤立してしまい悩みを打ち明ける相手がいないことで退職に至ってしまうケースも多々あります。

個人的には特にどちらかというと物静かだったり、普段あまりしゃべらないような障害者の方こそ孤立してしまうケースも多くそういった方の為にこそ、この企業のような取り組みは必要不可欠だと思います。

本日のまとめとしては、

適材適所の配置+職場内のコミュニケーションの活性化

が障害者雇用と職場への適応および定着を促進する重要な取り組みだと思っております。

次はどんな企業がもにす認定を受けるのか!?とても楽しみですね♪

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