【障害者雇用・助成金ニュース】障がい者の収入10倍UPさせる「おりづるガチャ」マシーン常設が決定!
皆さんこんばんは、伊藤です。
当noteでは障害者の方の通所する就労支援施設(就労継続支援A型・B型)の取り組みを取り上げる機会も多いですね。
その中で特に就労支援施設の報酬アップの取り組みを取り上げるケースも多いかと思います。
そんな中で恐らく前例の無いであろうユニークな取り組みで報酬アップに取り組んでいる団体があります。
早速ニュースを解説していきたいと思います。
折り鶴でしかもガチャで障害者の方々の報酬をアップさせようとする取り組みですが、本当に斬新で話題を集めそうです。
このような取り組みの背景にはニュース内でも語られているように、このような切実な事情があります。
障害福祉業界では県や、国からの助成金、補助金など交付されても収益化できる事業を持てるか否かで深刻な地域格差・事業所格差が顕在する。閉鎖に追い込まれる事業所も多く行き場がなくなる障がい者も増えている。
まずは就労支援施設の通所する障害者の方々の報酬となる収益は近隣の企業からの業務の受託が必要となりますが、近隣に企業が事業所も多く、地域での格差はかなり深刻であると言えます。
大半の事業所の収益源は「内職作業」であり、時給計算すると時給18円の事業所も存在する。
これは言わずもがなで、やはり報酬単価の高い業務を受託する難しさを物語っています。
さらに追い打ちをかけるように新型コロナウイルスの長期化、東京オリンピックの縮小終了により、その内職作業も激減している。
私の所にもこのような事情で「 受託できるお仕事はありませんか? 」といったご相談事が非常に増えているように思います。
上記から、
収益を上げるだけの内職作業の不足
が日本全国の就労支援施設の大きな課題であると言えます。
そんな中、今回のような取り組みが誕生しました。
「 折り鶴 」は障害者の方々にとっても比較的簡単に出来る作業ですし、そこから収益を上げる為のポイントはここかと思います。
外国人観光客をターゲットにカプセル入りで持ち帰りやすいお土産として開発。
日本人から「?」と思えるような漢字がプリントされたTシャツが売れるなど、外国人観光客に方々であれば、折り鶴にも価値を感じてもらえる可能性が高そうですね。
まずは「 新東京国際空港 」のある成田地区に3台設置し、その後、外国人観光客の多く集まる浅草にも設置する予定とのことです。
果たしてこのプロジェクトの行方はいかに!?
まさに折り鶴が空を飛ぶように大きく飛躍し、障害者の方々の収入が10倍になるようなビジネスに発展することを期待しております!!
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