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【障害者雇用・助成金ニュース】リモートワークで社員が孤立するリスクを、創意工夫で乗り越えた三菱商事太陽の秘訣

皆さんこんにちは、伊藤です。

関東地方は本日はあいにくの曇り空の地域も多く、明日の日曜日は激しい雨が降る地域もあるそうです。

緊急事態宣言の最終日ということもありますので、天候面も含めて明日は「 「 外出の自粛 」をした方が良いかもしれませんね。

さて本日は障害者雇用とリモートワークに関するニュースをお届けします。

このnoteでもリモートワークやそれに伴う「障害者の社員の方の孤立化」の課題についても再三取り上げて参りました。

そしてニュースでもこのように課題が提起されております。

社員同士が対面せずに働くリモートワークでは気軽な雑談や声かけができず、健常者であっても人間関係が築きにくい。時には孤立感が精神を蝕むことも出てきてしまう。

やはり仕事は業務に連絡や相談のやり取りももちろん重要ですが、気軽な雑談や声掛けも重要で、それが難しい環境であるリモートワークでは孤立化が起きやすいということもうなずけますね。

しかし三菱商事太陽は下記の取り組みでこの課題を乗り越えようと日々奮闘されております。

① 科学の力を活用する

例えば、パソコンやキーボードのモニタリングによって勤務実態を見える化。また動画を用いて、AIが表情の変化から心の健康状態を読み解く「感情分析ツール」を導入し、ストレスの高まりを早めにキャッチするよう試みている。

このような科学技術の進歩があるなんて素晴らしいですね!

特にAIが表情の変化から心の健康状態を読み解く「感情分析ツール」は、精神疾患の方の症状の悪化を予防できる画期的なツールだと思います。

② 全国規模のオンラインの交流イベント

参加者が同じ飲み物や食べ物を楽しめるように事前宅配を利用。さらにバーチャルオフィスツールを使い、オフィスにいる時と同じ感覚で席を移動したり、隣りあった人に話しかけられるよう工夫を凝らしている。離れていながらでも、同じものを飲み食いし、周囲の気配を感じられる。五感を活かし、血の通ったやりとりができるというわけだ。

オフィスと同じ感覚で話ができる工夫も素晴らしいですが、個人的には「 同じ同じ飲み物や食べ物を楽しめる 」という工夫がとても大きな効果を生んでいるのではないかと思っています。

賛否はあるかもしれませんが、例えば会社の飲み会や合宿などで同じ物を飲食をし、会話をし合うことで社員同士の距離が縮まったり連帯感が強くなったすることも往々にしてあるかと思います。

それがオンラインで可能になれば益々「 リモートワークでの孤立化 」はやわらいでいくのではないでしょうか。

最後にニュースで福元邦雄社長がリモートワークについてこのようなことを述べています。

「コロナ禍で人と接触しないテレワークが脚光を浴びていますが、孤独な環境で作業をこなすだけでは、人はときに心を病んでしまいます。働く仲間と雑談を交わし、共感し合うことで、職場という共同体はより大きな価値を生み出します。現在はコロナ禍によって人類全体が傷を負っている状態ですが、傷は『創』とも書き、新たな知恵を絞るきっかけにもなりえます。創意工夫で働き方を進化させることが、我々には可能なはずです」

そうです、「 リモートワークでの孤立化 」は障害者の方だけではなく、実はそれ以外の社員の方の精神を蝕んでしまう危険性があるのです。

福元邦雄社長はこの課題を乗り越える為に知恵を絞ることの大切さも述べられています。

やはりそれぞれの企業に合った方法でリモートワークでの働き方の工夫をしていくことが、企業内の社員の休職や離職の予防はもちろんのこと、生産性の向上の上でも大切なことだと私は思います。

障害者の方が「 リモートワークでの孤立化 」を乗り越え。、そのノウハウが他の企業にも伝播していくことで、日本のリモートワークの明るい未来が訪れることを心から願っております。




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