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【障害者雇用・助成金ニュース】障害者給与増へ豚舎新築 くさなぎ農園、ヤマト福祉財団から助成金

皆さんこんばんは、伊藤です。

最近は障害者雇用に関するニュースの解説を中心に記事の投稿をしておりましたが、久しぶりに助成金に関するニュースをお届けします。

クロネコヤマトで有名な「 ヤマト運輸株式会社 」の社長、会長を歴任された故・小倉昌男氏が設立された財団による助成金ですね。

福祉施設や事業所に対して、障がい者の給料増額のモデルとなるような事業の為の資金などの条件をクリアし審査に通過した場合に受給できる助成金です。

今回は北海道帯広市の養鶏・養豚場の豚舎の新築に対して助成されるようです。

助成が決まった皆様、本当におめでとうございます!!

ちなみにヤマト財団の助成金の詳細はコチラになります ⇓

助成金額 50 万円~上限 500 万円

と設備投資などで助成されるのは非常に嬉しいですよね。

そして気になるのがどのような条件で受給できるのかですよね。ページ内では次のように記載されています。

○ 障がい者の給料増額のモデルとなる効果的な事業
○ 現在の事業を発展させ給料増額につながる事業
○ 新規に行い、給料増額が見込まれる具体的な事業
※ 1 現在ある備品等の代替費用および材料費等の消耗品は対象になりません

やはり「 給料増額 」に繋がる事業の為の資金であることが条件のようです。

そして助成先一覧を見てみると、

クリーニング工場改修・専用運搬車購入資金

弁当製造数増量の為の改装工事及び機材購入資金

レーザー加工機1機購入資金

などなど、新たな設備を導入することで生産効率が上がり、障害者の方々の給与増額に繋がりそうですよね。

そして、給与増額だけではなくどれも障害者の方のお仕事の負担も軽減できそうな設備なども多いのが特徴ですね。

もちろん「 給与増額に繋がる 」ことが条件の助成金ではありますが、やはりお仕事の負担の軽減もできることで、心身の安定を図ることが出来、結果的に職場定着率増に繋がる可能性も十分にあるかと思います。

ヤマト財団の2022年度の助成金の募集は、

応募期間 2021 年 10 月 1 日から 2021 年 11 月 30 日まで(当日消印有効)

とのことなので、ご興味のある事業主様は是非応募されてみてはいかがでしょうか!!




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