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【障害者雇用・助成金ニュース】阪神友愛食品が派遣事業参入へ 障がい者が能力を発揮できる場を広げたい

皆さんこんばんは、伊藤です。

さて本日が新たな特例子会社の取り組みに関するニュースをお届けします。

先日投稿させていただいた「日鉄ソリューションズ株式会社 に続き特例子会社に関するニュースが増えていますね。やはり年度初めで各企業が新たなスタートを切っているという証でしょうか。

こちらの阪神友愛食品では派遣事業を開始するとのことです。

その理由が今後の障害者雇用のあり方に大きな示唆を与えてくれているので、本文から抜粋させていただきます。

「実務能力の高い障がい者社員が派遣事業を通して能力を発揮できる場を広げたい。日常の困りごとへの支援も、近隣であれば弊社スタッフが迅速に対応できる。いずれは近隣他社の障がい者雇用につなげていただければ」と、さらなる雇用拡大に期待を寄せる。

まず、自社内にいる障害者の方が能力を更に発揮し活躍できる場として派遣事業を始めるというのが非常に良い取り組みだと感じました。

自社内で活躍の場を提供することがもちろん大切ですが、能力の高い障害者の方に次のキャリアップも見据えて業務を提供できるような事業が自社内にあるとは限りません。

そんな中、派遣事業という形で障害者の方の更なる活躍の場の提供と派遣先では労働力の確保というWin-Winのシナジー効果が生まれる期待感がありますね。

そして私が一番感銘を受けたのが、自社の障害者雇用の拡大だけではなく、近隣他社も含めた障害者雇用の拡大も視野に入れた上での派遣事業の開始というのが素晴らしいですね。

やはり障害者雇用の進み具合は各企業によってばらつきはあるかと思います。

そんな中、派遣事業を通してまずは派遣された企業はそこで障害者雇用の経験をし自社でのノウハウの蓄積や環境整備を図り、いずれは自社内でも障害者雇用を積極的に進めていくという流れが構築される可能性があります。

これを近隣の企業間で積極的に推し進めていけば、地域内での障害者雇用の拡大が自社での雇用のみよりも明らかに迅速に進むのではないでしょうか。

派遣事業⇒地域の障害者雇用の拡大

という一つの障害者雇用のトレンドが生まれそうな期待感が生まれそうですね。

今後も阪神友愛食品の取り組みには要注目ですね!!



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