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【障害者雇用・助成金ニュース】DMM どっと 働く自信 障害者研修 実践型で県内初

皆さんこんばんは、伊藤です。

本日は土曜日でお休みの方も多いのではないでしょうか。雨が降っている地域が多いとは思いますので、自宅でゆっくり過ごされるのも良いかもしれません。

さて、そんな自宅で過ごすときに楽しめるPCゲームソフトなどの販売でおなじみのIT関連会社「 DMM.com 」

こちらでは就労支援施設に通所する障害者の方向けにPCスキルを中心とした実践研修の提供をされているとのことです。

早速ニュースを取り上げていきたいと思います。

今まで当noteでは企業が障害者雇用をする事例について解説するケースが多かったですが、このように企業が障害者の方のスキルアップのサポートする事例を紹介するのは恐らく今回が初めてかと思います。

DMM.comと言えばITスキルに長けたスタッフの方も多いでしょうし、こういった取り組みも障害者雇用を活性化する上においては、とても意味のある取り組みではないでしょうか。

実践研修の内容はワードやエクセルがメインのようですが、実際の障害者雇用の事務系のお仕事の現場でもワードやエクセルを使いことがほとんどです。

特に多くの現場では所定のエクセルの所定のフォーマットに文字や数字などのデータ入力をするお仕事が多いので、今回のニュース内で行っている「 商品名のふりがなを入れる作業 」はとても実践的かと思います。

ニュース内で特に重要だと思った箇所がコチラです ⇓

参加した自閉症の二十代男性は「仕事ってどんな感じだろうと思っていたが、研修したウェブ入力は向いている気がする」。うつ病の男性(27)も「自分でも働けるぞ、と自信につながった」と手応えを語る。

そうです、この実践研修にはスキルアップそのもの以上に重要なことがあります。

それは、現場のスタッフの方から直接フィードバックを受けながらより実践に近い仕事内容をこなしていくことで、就職への自信に繋がるということです。

私も就労移行支援で勤務していた頃は、やはり職場体験実習を終えて自信をつけてその後の就職が決まっていた障害者の方を多く見てきました。

今回のDMM.comのように実践的な研修の場を提供して下さる企業がもっと増えていけば、就職できる障害者の方も自ずと増えていくかと思います。

DMM.comの今後の活動に要注目です!!


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