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【障害者雇用・助成金ニュース】ニップンドーナツ九州 障害者を積極雇用で「もにす」に県内初認定【長崎県】

皆さんこんばんは、伊藤です。

トップ画像の色とりどりのドーナッツ美味しそうですね!

思わず「 コンビニにドーナッツ買いに行こうかな~♪ 」と思ってしまう大の甘党の私ですが、今はダイエット中なので我慢です(泣)

さて、本日はそんなドーナッツにまつわる企業の障害者雇用に関するニュースをお届けします。

ニップンドーナツ九州の皆様、長崎県での初のもにす認定、本当におめでとうございます。

まずこの数字に驚きです!

ニップンドーナツ九州の障害者の雇用率は、法定の約2倍の4.2パーセントです。

このnoteでも再三お伝えさせていただいておりますが、今年の3月から障害者の法定雇用率は2.2%から2.3%に引き上げになりました。

そんな引き上げられた数字をはるかに上回る雇用率を達成しているのは本当に素晴らしい限りです。

このニップンドーナッツ九州が障害者雇用において、

① 特別支援学校と連携して職場実習

② 社内での勉強会の開催

といった取り組みが述べられています。

①についてはおそらく特別支援学校との連携で毎年安定して卒業生を雇用することで、雇用率の大幅な達成を実現しているのではないかと思われます。

そしてこの①②の取り組みの根底にあるのが社長のこのお言葉であると思います。

「不安感のない職場環境を作るためには、一緒に働く健常者のみんなが、それを理解しているということ、共に成長していくことが重要」

つまりは職場体験実習の実施も勉強会の開催も、全ては社内で働く社員全員の障害者の方や障害者雇用に対する理解を深めることが最大の目的であることがくみ取れますね。

私も障害者雇用に携わらせていただきましたが、障害者の方を多く雇用しているにも関わらず高い職場定着率を達成している企業に共通しているのは、

社員以上に社長自身が障害者雇用に対する熱いマインドを持っている

ということに尽きると思います。

もちろん一部署単位や一障害者雇用の担当者単位でも障害者雇用が上手くいくケースも多々あります。

ただし、民間企業においては人事異動はつきもので、障害者雇用に対して意欲的な部署の上長や担当者が異動になった後にあまり意欲的でない社員が配属された場合、途端に退職者が一気に増えてしまうということも珍しくありません。

しかし社長自身が熱いマインドを持っているケースにおいては社内教育がしっかりとしているのでそういったことが起こるケースは私の経験上、ほとんど無かったと思います。

「 もにす認定 」は頑張って認定された企業の為の制度であることはもちろんですが、日本全国の障害者雇用の取り組みを盛り上げる為の制度でもあると思っております。

今後も沢山の「 もにす認定 」企業が誕生することを期待しております!

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