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【障害者雇用・助成金ニュース】「障がい者雇用は資産だ」アートを通して企業と障がいのある人がつながる理由

こんばんは、伊藤です。

日中はだいぶ暖かくなってきましたが朝晩はまだ冷え込むので体調管理には十分注意していきたいところですね。

さて本日はアートから生まれた障害者雇用に関するニュースをお届けします。

やはり「 農福連携 」と同じくらい、障害者のアートに関するニュースは見かけない日はないくらい沢山出ていますね。

アートは障害はもちろんのこと、年齢や学歴、国籍など関係なく携われるのが良いですね。

特に障害をお持ちの方は障害があってもアーティストとしての才能を持っている方も少なくはありません。

そして今回のニュースはアートがきっかけで障害者雇用に結びついた素敵な事例になります。

障害者の方が製作した絵をオフィスに飾るところからスタートし、アートを製作したご本人との会話から障害者の方への理解を少しずつ深めつつ、そしてそれが障害者雇用に繋がっていく。

障害者雇用に至った際のこちらの記述がとても印象的です。

「あるダウン症の人が文字認識できることに気づいたのです。そこで、IT技術を使って知的障がいのある人でも文字データを入力できるシステムを開発したんですね」

サンネットではこのシステムを使って障がい者雇用を実現し、システムの特許を取って現在、県内の一部特別支援学校や障がい者の職業訓練施設にこのシステムを無償で提供している。

このニュースでも社内では障害者の方の接し方が分からず不安があったとの記述も見受けられますが、障害者の方の可能性に気付くことが障害者雇用とそして文字データを入力できるシステムの開発に繋がったのはとても素晴らしいです。

まずは、

障害者の方を知る為に直接会話をしたり、作業の様子をみたりすること

ということが障害者雇用を進めるうえでとても大切であることに改めて気づかせてくれますね。

今回はシステム会社なのでそのままシステムの開発に繋がり他の業種の企業で再現するのは難しいかもしれません。

ただ自社の強みを生かすことで障害者雇用が更にパワーアップする可能性があることをこの事例は示唆してくれています。

例えば、

計算機を作っている会社が知的障害の方でも簡単に計算できる計算機を開発!

など、色々な可能性を秘めていると思います。

今後もどんどん新しい障害者雇用の事例がニュースになると良いですね!

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