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障害者雇用関連ニュースまとめ 【 2020/11/30 】

■ 今日のヘッドライン!

〇 在宅勤務でリラックス 県内障害者支援事業所が導入、利用者に好評

こんにちは、伊藤です。

本日は在宅ワークの話題についてお届けいたします。

いよいよ就労支援の分野でも在宅ワークの普及が急速に進んでいる様子が伺えますね。

このニュースでは就労継続支援B型の取り組みが紹介されていますが、コロナの影響で施設に通所出来ない場合においても特例で職員が在宅勤務をするご利用者も利用したとみなす特例があることが背景にあります。

ですが、こういった背景の中でこのニュースでは在宅ワークの全く新しい可能性を示唆しています。それは、

感覚過敏の方の就労の可能性を広げる

ことです。

今までは在宅勤務というと身体障害の方などへのメリットが取り上げられることが多かったですが、このニュースでは聴覚過敏の方にとってのメリットが取り上げられています。

※なお、このニュースは無料登録するれば全文読めます。

聴覚過敏の方はちょっとした物音や声であったり、あるいは視覚過敏の光や色であったりなど、それぞれ刺激が強くなり過ぎて仕事に支障が出てしまうことがあります。

しかし今回の方のケースのように、在宅勤務をすることでそういった刺激を遮断してリラックスして仕事に取り組めるというメリットがあることを示唆してくれています。

感覚過敏に関してはここ最近では「 HSP気質 」という概念が広まりつつあります。

そういった方々の活躍の場を広げる意味でも在宅ワークの裾野が広がると良いですね。

※HSP気質の詳細についてはコチラ↓

■ 障害者雇用

〇 (株)ライフデザイン(新潟市)が障害者雇用の安定などを目指し12月に米粉シュークリームのデリバリーを開始

ここ最近はパンケーキやプリンなどオリジナルスィーツの販売に障害者雇用や就労支援の活路を見出そうとするケースが非常に増えてきている気がします。

今回のニュースもその中の一つですね。

新潟のお米を使って「 地産地消 」を促し、地域発展に貢献しようとしているところもとても素晴らしいですね。

またこのシュークリームは元々健常者と障害者が一緒に働くカフェで提供する予定の商品ということで、ダイバーシティの推進という意味でも地域のハブとなりそうな期待感があります。

〇 点字毎日 雇用と福祉の連携強化を 厚労省が検討会設置、初会合

雇用率未達成企業から納付金を徴収し、上回る企業に調整金を支給する「障害者雇用納付金制度」は、納付金収入より支出が上回る時期もあり、財政は逼迫(ひっぱく)する。

ニュースではこのような課題を報じています。

調整金と納付金の需給のバランスが崩れつつあるようなので早急に制度の見直しが必要だと思われます。

■ 就労支援

〇 伊勢原の障害者就労支援事業所 利用者にやりがい ポップコーン製造 「予想超える売れ行き」

こちらは先日ご紹介したニュースの後日談になります。ポップコーンが売れているようで何よりですね。

上手くいっている背景はこのようなところにあるようですね。

「いろんな仕事を振り分けられるので、就労支援と相性がいい。ポップコーンはコロナ禍でもテークアウトできるのが強み。売れる製品」

業務の切り出しの多様性とコロナ過のテイクアウト熱による需要の拡大という2つにおいてメリットがある事業のようですね。

こういった切り口でアイディアを出し合えばまだまだ売れる製品を生み出すことが出来るのではないでしょうか。

〇 大和のオススメ! 天然の香り、杣の森せっけん /奈良



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