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【妄想半分】サイドFIRE自営業構想【本気半分】

 投資が有利になる新NISA制度や昨今の投資信託の基準価格上昇と株高によって、投資資産が増加した人、多いんじゃないでしょうか。
 私はかつてはずっと貧乏で貯金200万円を超えたことなかったのですが、自営業始めて7年頑張って、なんとか40代平均貯蓄額程度の金融資産を積み上げることが出来ました。

 こうなってくると欲が出てくるもので、投資の配当を当てにして業務量を減らしたい、などと舐めたことを思うようになりました。

 そして、今構想を練っている(というほどの大層なアイデアではないが)のがサイドFIRE自営業構想です。



そもそもFIREとは?サイドFIREとは?

 (この章は読み飛ばしてもらって大丈夫です)
 まず、FIREという言葉がありまして、経済的に自立して早期退職するということだそうで、まあ要は簡単に言うと仕事辞めて投資の配当や投資の切り崩しで生きていく的なことです。

「FIRE」とは“Financial Independence, Retire Early”の略で、日本語にすると「経済的な自立と早期の退職(リタイア)」を意味します。投資や貯蓄などの資産形成を通して会社などの勤め先にしがみつかずとも生活できる「経済的な自立」を達成し、「早期に退職できる状態」を目指そうという考え方です。

https://www.orixbank.co.jp/column/article/235/

 ただ、完全なFIRE(ファットFIREというらしいです)は確実に無理ですし、働くこと自体は続けたいので、まずはサイドFIRE状態を目指したいと思っております。 
 具体的には今の調子で10年、投資資産の積立を続ければサイドFIREできるぐらいの資金はたまるのではないかなと思っております。 細かい金額の試算などは後述します。

サイドFIREの欠点を克服したい

 サイドFIREの難点は、労働したくなくても生活と資産維持のために労働しないといけないという点です。 

 どういうスタイルのFIREをするかにもよりますが、FIREできる資産を築く頃にははやくて30代後半、大抵は40代後半ではないでしょうか?
 資産収入があるからやりたい仕事をすればいい、短時間労働でいい、アルバイトでもいいとは言うものの、やりたい仕事が都合よくあるとは限らず、給料の少ない仕事、時間の融通の効く仕事は得てしてしんどい仕事だったりします

 しかし、私の構想するサイドファイア自営業では不労所得+暇な自営業という構成であり、労働強度を極力抑えるというスタイルを目指します。

目指すのは商売っ気のない高齢商店主

 考えてみると、半分引退したような商店街店主がこの境地なのではないかと思っています。
 ある程度の資産も蓄え、持ち家(店舗兼住宅なら更に強い)もある、年金もあるといった状態であればそもそも働く必要はないはずです。
 しかし、地域とのつながりとか常連さんとのおしゃべりなんかを楽しみに省エネ営業で働いている、儲けるつもりはもうないけどお金も入ってくるし、というイメージです。

 もちろん、そこまでの余裕のある商店主は少数派でしょうが、その境地(高み)に近づきたいと思っています。

 自営業のストレスの主なものとして、「安定しない収入」「客を選べない」があります。ですが、副収入や資産収入があるのであれば客を選んでもいいし、売り上げが少なくてもいいのではないかと思うのです。

で、いくら必要なの?

 インフレが気になるところではありますが、その辺は予想できませんし、経済は成長し続けるという原則どおりの世界が続けば解消できる可能性はあります。
 例えば、毎年2%のインフレが続いても、投資資金がそれ以上に増えていけば問題ないでしょう。
 
 私は全然お金を使わない人間で年間だいたい100万ぐらいあれば生活できてしまいます(持ち家なので)
 ですので、年間100万プラス、インフレを想定、その他費用20万円と想定して、年間120万としましょう。

 総務省家計調査によると、一人暮らしにかかる家賃を除いた生活費の平均は、男性が約12.4万円、女性が約11.7万円

https://www.joyobank.co.jp/woman/column/201410_01.html#:~:text=%E7%B7%8F%E5%8B%99%E7%9C%81%E5%AE%B6%E8%A8%88%E8%AA%BF%E6%9F%BB%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B,%E8%B2%BB%E7%94%A8%E3%81%AE%E6%A6%82%E7%AE%97%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

そして「4%ルール」に基づけば、年間120万円を捻出するために必要な投資資金は3000万円となります。

「4%ルール」

4%ルールとは↓

「引退時の資産×4%」の定額取り崩しとは、引退時資産×4%に相当する金額を定額で取り崩していく手法です。なお、ここでは税金や手数料は計算に入れていません。
運用しながら4%の定額で取り崩していくと資産が残り、残った金融資産で運用を続けていくとさらに資産が増えるという研究結果も出ています。

https://life.saisoncard.co.jp/money/post/c2486/#:~:text=%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%87%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9%E6%8A%95%E8%B3%87%E3%81%AE%E5%87%BA%E5%8F%A3%E6%88%A6%E7%95%A5%E3%80%8C4%25%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%80%8D&text=4%EF%BC%85%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%81%A8%E3%81%AF,%E3%81%A6%E8%A8%88%E7%AE%97%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

 4%ルールに基づくと、3000万円の投資資産があれば、年間120万円までの生活費であれば資産を減らさず、むしろ増えるかも?な生活ができます。
 私は少ない資産収入でカツカツで暮らすのは嫌なので、普通に働きますが。

3000万円到達までどれくらい?

複利効果で差をつけろ!(誰と?)

 で、その3000万円までの道のりですが、私の現状を基に積立投資シミュレーションをしてみると…

初期投資1000万円
毎月の積立 10万円
積立期間 10年
想定リターン 4%

 この条件で10年後2947万円予想となりました。あと10年かあ…。意外とすぐなような、遠い未来のような…。 

 ちなみに、0から3000万円の資産を築くには想定リターン4%なら、毎月9万円で20年かかるみたいです。

目標金額到達後は?

 3000万円に到達すると、運用益4%想定で年120万円ぐらいになります。

 そこまで来ると、運用益を再投資をするだけでも月10万円の積立と同じ効果があるので、ここらで積立は終えたいと思います。

 そうなると、生活費=収入であれば資産は減らず増えていくことになります。つまり、稼いだ分全部使っても資産が減らない(むしろ増える)状態。
 
 で、私の年間生活費は100万円程度です。自営業で年収100万ぐらいってなると、かなり暇で時間を持て余すぐらいの業務量になると思います。
 こうなると、グーグルレビュー荒らされようが、好きなときに休もうが好きにできるでしょう。週休3日なんかも出来そうですね。
 サイドFIREと言いつつ、資産減らさないためにやりたくないバイトするより充実した生き方ができる気がします。

 こういった生活をしつつ、年金を受給できるところまで粘りたいと思ってます。

まとめ

 ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
 まあ、人生思い通りに行くことはないので、結局シミュレーションの域は出ません。

 しかし、ある程度人生のロードマップを描いておけば、資金繰りや人生の選択の基準になると思うので自分にとっては有意義な記事になりました。

 書いていて楽しい記事でした。

 投資に関してはこの本が面白くて、読んで良かったです↓


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