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「人間はなにも食べなくても[感動]を食べれば生きていける」某社長の名言ですが、もちろん、感動だけを食べていれば普通に死にます。順序が逆で、まずは食べ物(比喩ではなく、実際の食糧)、その後に「感動」を得ましょう。 人はパンのみにて生きるにあらず、とも言います。「パンのみ」と書いてあることからとりあえず、まずはパンを食べないとだめです。それ以上のことはパンを食べてからの話です。 でも、某社長の言う通り、感動とか承認とかいった他者に認められることは商売をしていくうえで大事
自転車屋を開店してはや4年以上、開店当初に比べると考え方がだいぶ変わりました。一番大きいのは「売上より利益を意識する」ようになったことでしょうか。 開店当初はライバル店が近所にできたため、値段勝負をしかけたりの消耗戦をやっていましたが、ライバル店の撤退後、ぜんぜん儲かってないやんと気づき、方針転換を行いました。 年商が高くても、経営者の手元に残るお金が少なければ本末転倒です。年商1億、手残り1000万。年商2000万、手残り1000万 なら年商2000万の方が断然い
お店をやるつもりだと言うと、周りから余計なアドバイスをもらうことがあります。例えば、自転車屋だと「高いロードバイク置かないの?」とか「お客さん集めて走行会イベントとかやったら?」「こういう部品置いたら売れるんじゃない?」みたいな感じです。 これらは全く聞く価値がありません。なぜなら、誰も責任を取らないからです。素人アドバイスを実践して失敗しても責任は自分がかぶります。 半面、お金を貸してくれる銀行や公庫などのアドバイスは聞かなければいけません。彼らはお金を貸して回収
自転車屋の開業に必要なスキルってなんでしょうか?自転車の修理技術、商品知識、接客術。さまざま思い浮かぶと思うんですが、そういった基本的なもの以外に必要なものがあります。 それは… 「パソコン・スマホを駆使できる」です。 今の時代、パソコン・スマホでできることが多くなりました。できないことないんじゃないかと思うほどです。 例えば、経理、チラシ作成、HP作成、これらって昔は専門技術というか外注することが普通でしたよね。プロにやってもらえば当然お金がかかるわけで。
ネットには厳しい言葉があふれています。「能力がないから底辺に甘んじることになるんだ」「貧乏なのは努力が足りないからだ」などなど。 本当にそうでしょうか。日本の総理大臣の年収は4000万円くらい。2021年度の日本の野球選手の最高年俸は9億円だそうです。野球選手は総理大臣の22.5倍の能力があるんでしょうか。 そもそも、それぞれ求められる能力が違いすぎて比較もできないですよね。 たとえば、日本一の接客技術をもつコンビニ店員さんがいたとして年収4000万円を得ることは
開業は誰でもできます。まず、場所を用意します。品物を用意します。値段をつけて並べます。これで開業は完了です。あたり前だし、実際はそんな単純では無いのですが、完璧を期さないと開業してはいけないと考えている人が多いんじゃないでしょうか。 何となく頼られているうちに商売になっちゃったとか、勢いで店の体裁ないまま商売始めたとか、今では立派なあの店も意外に適当な成り立ちだったりします。適当に始めてみるのもいいんじゃないですかね(無責任) 準備に完璧を期すより、失敗しても死なない
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