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自転車屋開業マガジン(短い記事)

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自転車屋の開業に役立つ記事を投稿しています。主に短い記事が中心です。
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2021年7月の記事一覧

大事な話は何度でもする

 私の好きなYouTuberさんは、複数の動画の中で同じ説明を何度もします。 そのYouTuberさんの常連の私にとっては、それもう聞いたよっていう話ではあるのですが、その動画が初めてという視聴者もいるはずです。  そして、そのYoutuberさん自身が語っていたことなのですが、大事なことは何度語ってもいいとのことでした。  長く仕事をしていると、これぐらい知っているのは当たり前だろうということが増えていくのですが、それをお客さんが知っているとは限りません。     1度説

切るべきお客さん

 お客様一人一人を大切に。よく聞く言葉で、できるならそれに越したことはないのですが、実際にはリソースが限られているので無理です。自転車屋をやっていると、いろんなお客さんが来ます。なぜなら客層が広すぎるゆえ、老若男女老いも若きも、です。  グッチとかエルメスみたいなハイブランドはその豪華な店構えでもって、客層をコントロールしています。  ですが、個人の小さい自転車屋でそういったスクリーニングは難しいです。そして、たいていが路面店舗で解放されているため厄介客の来訪に事欠きませ

自転車屋、汚い格好の人多め問題

 むかし、私がチェーン店に勤めていた時、けっこう汚い格好のスタッフが多かったです。会社支給の制服はあったのですが、古くなっても申請するのが面倒で擦り切れたり色あせたものを着ている人もちらほら。  だいたいが、自転車屋というとよれよれのラフな格好のおっさんがやっているイメージがあると思います。  悪いイメージがあるということは差別化を簡単にできるチャンスでもあります。きれいな格好をしましょう。  コストはかかりますけど、それに見合うリターンはあると思います。類は友を呼ぶじ

自転車屋開業に必要なスキル

 自転車屋の開業に必要なスキルってなんでしょうか?自転車の修理技術、商品知識、接客術。さまざま思い浮かぶと思うんですが、そういった基本的なもの以外に必要なものがあります。  それは… 「パソコン・スマホを駆使できる」です。  今の時代、パソコン・スマホでできることが多くなりました。できないことないんじゃないかと思うほどです。  例えば、経理、チラシ作成、HP作成、これらって昔は専門技術というか外注することが普通でしたよね。プロにやってもらえば当然お金がかかるわけで。

能力がないから稼げないという嘘

 ネットには厳しい言葉があふれています。「能力がないから底辺に甘んじることになるんだ」「貧乏なのは努力が足りないからだ」などなど。  本当にそうでしょうか。日本の総理大臣の年収は4000万円くらい。2021年度の日本の野球選手の最高年俸は9億円だそうです。野球選手は総理大臣の22.5倍の能力があるんでしょうか。  そもそも、それぞれ求められる能力が違いすぎて比較もできないですよね。  たとえば、日本一の接客技術をもつコンビニ店員さんがいたとして年収4000万円を得ることは

開業は誰でもできる

 開業は誰でもできます。まず、場所を用意します。品物を用意します。値段をつけて並べます。これで開業は完了です。あたり前だし、実際はそんな単純では無いのですが、完璧を期さないと開業してはいけないと考えている人が多いんじゃないでしょうか。  何となく頼られているうちに商売になっちゃったとか、勢いで店の体裁ないまま商売始めたとか、今では立派なあの店も意外に適当な成り立ちだったりします。適当に始めてみるのもいいんじゃないですかね(無責任)  準備に完璧を期すより、失敗しても死なない

儲からなくてもいい、食えればいいではダメだと思う

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無料サービスの弊害

 集客のために無料サービスをと考える人は多いと思います。やめましょう。   一番のデメリットはやめたときに現れます。無料サービスだけつまみに来ていた人です。とにかく無料が大好き、とにかくお金を払いたくないという人たちです。 無料サービスのメリットが集客効果ですが、実は長い目で見たらリスクにある人間を呼び寄せてしまっています。  このような人種は「無料サービスがなくなった、残念」ではなく「私の利益を奪われた」と考えます。極端に言うと「損をさせられた」と考えます。  お金を

それを言ったら戦争だろうが…!!

 ツイッターにて嫌なツイートを見てしまいました。  「明らかに自転車の形をしていない」「こんな自転車を見るくらいならママチャリの方がマシ」と言われて空気だけ入れて貰い帰って来ました·····  一部抜粋なんですが、悲しい話ですね。  自分のセンスを信じて買ったものを否定されたら嫌な気分になる以外ないんで、なにか思うところあっても黙ってるのが最善だと思います。  接客業で、お客さんとの対立を生むようなことを言うのはやめましょう。  二度と来てほしくないお客さん相手ならい

やろうと思うけどやらない人の方が多いって話

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自給換算して考えてみる

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サービスは相手を選ぼう

 サービスは相手を選びましょう。誰に対してもサービスを無償提供してしまうとそれが当たり前になってしまいます。  当たり前になるとなにが問題になるかというと、そのサービスをしなかった場合のお客さんからの評価が下がってしまう場合があるのです。  常態化してしまったサービスは、それをやめてしまうとマイナスになってしまう。まさにlose-loseな関係…。  私も以前勤めていた自転車店で時間の余裕がある際は、修理自転車を少し拭いてきれいにしてあげるというサービスをしていました。

怒ってくれる人がいる幸せ

 大事な話(ネタ)は何度も擦る。どうもしょぼ輪です。  自分の過去のツイートより 1人自営業になると怒られることが全然なくなった。それはそれで危ないと思う。ひとり自営業のやべぇやつを何人も見てきたが、多分みんな全然おこられてない。  社会人やってた頃、たくさんの先輩から教えをいただいました。  なぜ、先輩方は私を指導してくれたのか?同じ組織にいたからです。ただそれだけで、たくさんのことを教えていただきました。  そうでなければ様々な教えをいただくことはなかったでしょ

ひとり自営業、怒られることがなくなるという危機

 1人自営業になると怒られることが全然なくなった。それはそれで危ないと思う。ひとり自営業のやべぇやつを何人も見てきたが、多分みんな全然おこられてない。  自分の過去ツイートなんですが、ひとり自営業やっていると怒られることが確実に少なくなります。  もちろん、お客さんに理不尽な怒りをぶつけられることは多々あるんですが、自分のためを思って「叱ってくれる」人は確実に減ります。  会社なら組織のために従業員を指導する責任がありますが、お客さんはお店に対して何の責任もありません。