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「目の前の人をどれだけ大切にできるか」滋賀で学んだ5か月間。

  今朝、友人に送ってもらい、5か月間過ごした彦根を離れました。 (滋賀県の株式会社いろあわせという会社で長期インターンしておりました)年末年始帰省するときには楽しみでしょうがなかった福岡。今は、離れた彦根がとてもとても名残惜しいです。電車の中で彦根の想い出を振り返っていると想いが溢れすぎて、どうしようもなくなってきたので言葉にしようと思います。

 はじめに 

この半年間を一言で表すと「骨太」です。 いろあわせ(てみんかメンバー)で開いていただいた送別会でまりんさんが言われていた言葉がとても印象に残っていて、「骨は折れて、強くなっていく」という言葉。この期間、たくさん折れました。怒られたり、自分の仕事のできなさに悔しさを覚えたり、自分が自信をもっていたことにも、自信を失くしたり。だから、年末には今年の漢字を「落」にしました。でも、そうじゃない。ただ、落ちただけじゃなくて、落ちたことにより、太くなった。未来への礎がすこしずつ出来上がってきた、自分の幹を作る大切な大切な経験だったと感じています。

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 〇インターンで学んだこと 

目の前の相手をどれだけ大切にできるか 

インターンで学んだことで一番自分が大切にしていることは、「目の前の相手をどれだけ大切にできるか」今までの僕は、自分のやりたいことが最優先。届ける相手の心は考えられていませんでした。目の前の相手を大切にすることで、相手への想像力が大きくなる。その結果、仕事は丁寧になるし、幸せにできる範囲も広がる。今までは自分しか幸せじゃなかった仕事が、もっと広い範囲の人を幸せにできるように。

 自分のいろを大切に生きていきたい

 卒業式で社長にもらった言葉「持ち前のグイグイ行く感じと、持ち前のレスの早さを大切に、これからも自分の"いろ”で輝くことを期待します。」あの言葉を聞いて、正直ウルっと来ました。自分の”いろ”このキーワードはいろあわせに来たからこそ得たもので、この言葉を知れて本当に良かった。「自分らしく」と聞くと、キラキラした感じとか、気を張らないといけない感じがするけど、そうではなく、本当の意味で自分を信じられるようになるんじゃないかなと。  

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一番うれしかったこと 

営業して契約も頂きました。でも、インターンでさせてもらった仕事で一番うれしかったことは、図司さんの記事を図司さんにも、奥様にも喜んでいだたいたこと。別に成果が出せたわけではありません。でも、心の底から嬉しかったんです。それは、ライターの仕事は読んでくれた人や、取材させてもらった人の笑顔が目の前で見られるから。目の前の人の幸せを作り続けられる仕事をこれからもしていきたいと思っています。 

 〇経験したこと

 インターン 

まずは、インターン。死ぬほどたくさんの業務をさせてもらいました。営業/ライター/イベント企画などなど。

時には友達のイベントでカメラマンしたり、茂木健一郎さんにもインタビューしたり。自らイベント開いてファシリしたり。全部書き出したら100個ぐらい出そうな勢い(笑)

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〇ライター

 僕は「書く」こと、そして「人の魅力を伝える」ことが大好きで、いろあわせに来て、「ライターをやりたいです!」と宣言しました。自信をもって出した文章には赤がたくさん。修正しても赤がたくさん。特に最初の一か月目は、北九州にいたころの傲慢な自信が出て、上司からの指摘を素直に受け入れることができていない自分がいました。でも、何度も何度も教えてもらい、相手の声に耳を傾けてみたら、だんだん修正もなくなりました。最後には「修正ほとんどない!完璧です!」と。少しは成長出来て、会社のためにもなったんだなと思うと、本当に嬉しいです。  


イベント企画→ファシリ→イベントレポ、最後までやりきったかつ、反省点が残りまくったイベント。想い出深い。

〇イベント企画 

イベント企画も少しだけかじってはいたけど、本格的に経験できたのは今回が初。いろあわせのイベント企画のきめ細やかさは半端ないので、福岡のみんなにもぜひとも見てほしいです。参加者の導線やクライアントさんの要望、全部本気で想像しているからこそ、本当に満足度の高いものができるんだろうなと思います。いろあわせの丁寧度に慣れていて、ほかのイベントに行くと、ものすごく違和感を感じます。「ああ、合説学生大変なのに、休憩ブースないやん。」「会社名だけじゃ学生どこ選んだらいいかわからんよな」特に採用広報に力を入れている会社だから、他社の就活イベントにいくと、そうじゃない。おれなら稿改善したいなと頭の中で妄想が広がりまくってどうしようもなかった。世の中の就活変えたい、全部いろあわせレベルのことがしたい・・・・。  

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(社長案もとに開催したクリぼっちセミナーでのアイスブレイク「ジングルベル座布団取りゲーム)

〇営業 

「ふるさと兼業」というプロジェクトを一貫して任せてもらい、テレアポ→営業→受注→コーディネート→伴走支援まで、一つのプロジェクトを最初から最後までさせて頂いたことはとても大きかったです。「地方でもっとPRの力があれば」「地元で働きたいけど、引っ越しはできない。。」そう考えている両者を兼業という形でうまくつなげる仕事。僕がやりたい「もったいないを解決する仕事」でした。また、人と人とをつなぐ仕事、とても向いていたし、目の前で幸せが見れることが死ぬほど楽しかった。この仕事福岡でもいつか創れたらいいな。

 プライベート 

〇友達増えまくった(東京・名古屋・京都・大阪・沖縄など)

 期間中、友達がいなくて寂しくて寂しくてしょうがなかった僕は、友達探しの旅に出まくりました。イベントを探しまくる日々。一番大きかったのは「ローカルインターンキャンプ」これで滋賀の友達ができまくって、たくさん遊んだし、真剣に向き合ったし、ここのつながりは一生続いていくんじゃないかなと楽しみにしています。

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 〇近畿制覇まであと一歩のところまで(旅好きにはたまらない彦根) 

旅好きの僕は土日があればほとんど旅していました。長野や三重、名古屋、滋賀、京都、大阪など行きまくって、あとは、和歌山だけ、、あと一歩でした、彦根は交通のアクセスがめっちゃいいので、名古屋も京都も1時間ちょいであんまり変わらないぐらい、九州とは比べ物にならないアクセスの良さなのでマジで最高でした(笑) 

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(北九州からこじが、東京からだいちが滋賀に来てくれた日。)


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(村留学仲間と長野で再集合!)

 〇見つけた彦根の良さ 

おせっかい

めちゃくちゃたくさんの人に出会いまくり、(たぶん100人ぐらい?)めちゃくちゃたくさん滋賀の良さを見つけました。  

滋賀の人は死ぬほど、おせっかいです。おせっかいおばあちゃんの大群です。 今日も朝4時半に起きてくれて駅まで送ってくれたし。どんだけ忙しくても、丁寧に相談に乗って頂けたりと。どこまでも、人に優しくて、どこまでも相手のことを考えている人の集団です。 そんな人になりたいなと、なりたい自分像が出来上がりつつあります。

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(アルバイトをさせてもらったにっこうの仲間

ちょうど良い

 滋賀の人に話を聞いて、一番印象に残っている言葉「ちょうど良い」です。 滋賀は京都、名古屋に囲まれ地味な印象です。でも、その印象は滋賀の人が作っているもの。滋賀は昔合戦の地で、周りの地よりあまり目立たないようにしている。そんな話も聞きました。京野菜は滋賀で作ってます。なんて言ったら京都の人に怒られるでしょうか?(笑) 

でも、だからこそ、自分を大きく見せることもなく、ありのままの自分でいる方が本当に多かったです。だから、自分に自信がなく、ついつい自分を大きく見せようとしている僕には、自分の"いろ”を大切にできる、どこまでも居心地の良い場所でした。 

 自然のきれいさにありがたみを感じるように。 

福岡にいた頃にはなんとも思わなかった山のきれいさや、だたっぴろい田んぼのきれいな。滋賀では逆にそれが印象に残っていて、毎日朝マンションを出て見える山のきれいさ、湖岸で見える琵琶湖のきれいさに感動しっぱなし。今振り返ってみても感動の風景。僕にとっての"アナザースカイ”です。

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〇これからについて 

これからの僕のいろは「しろ」です。何色にも染まっていない無限のキャンバスが広がっているはず。この半年で幹が育ちました。これからは枝葉を広げていく段階。たくさんの人に出会い、考え、自分の未来への一歩を少しずつ踏み出していきたいなと感じています。 

これからは就職活動に真剣に望みます。希望の職種はありません。(知ってる範囲で言うと、営業・人事など)でも、目の前の人を大切にして、その人の笑顔が作れる仕事。人と人とをつなげられる、そんなお仕事ができたらいいなと思っています。(ふわっとしていますが、詳細はまたお話します。) もし、ご紹介して頂ける方がいらっしゃればとても嬉しいです。  

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(大島の友達たちを集めて、仲良くなろうの会、こんなことが仕事になれば嬉しいな。)

また、大学生のうちだけでも、働かせていただけるところを探しています。(福岡のアルバイトは全部辞めてしまっているので)働いた時間に対して対価を頂くアルバイトより、自ら働いた成果に対して報酬を頂ける場所があればとても嬉しいなと思います。もちろん、素敵なアルバイトでもご紹介いただければ幸いです。

僕ができることは、

 ・ライター 

・営業 

・イベント企画 

・美味しくごはんを食べること

 ・人と人とをつなぐこと 

・若者が何を考えているのか話すこと  

などなど、お声がけ頂けたらとても嬉しいです。

 文を書き始めると、ついつい長くなってしまいます。もうすぐ4000字です。ここまで読んで頂いた方、本当にありがとうございます。ぜひとも直接感謝をお伝えしたいので、メッセージ頂ければ幸いです。  

最後に

いろあわせの皆さん、彦根の皆さん、僕をいろあわせにめぐり合わせて頂けたやじさん、僕に出会ってくれた全ての方に本当に感謝しています。

最初は不安でたまらなかった滋賀も、今では大好きな場所になりました。ここに出会った方、みなさんのおかげで今の僕があると思います。いや、皆さんなしで今の僕はありません。

本当に本当にありがとうございました。

また、帰ってきます。 

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大島 渉

ありがとうございます。すごくすごくうれしいです!