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久しぶりに中学の同級生と6時間語り合った


先日書いたnoteにリアクションをくれた友人がいる。中学の同級生だ。彼とは中学3年間しか同じではないが、くだらない話から真面目な将来の話までなんでも話せる数少ない親友の1人だ。

お互い違う高校に通ってからは、1年に1,2回くらい会って話をしていた。だが、コロナ禍もあり、大学入学前に話をしたのを最後に、ここ数年は会っていなかった。僕がふと話したくなって連絡をとり、地元で会うことになった。

久しぶりに再会。中学の頃と変わらず地元のファミレスに入る。だけど、久しぶりという感じがなく、会っていなかった3年間を埋めるように話が途切れなかった。
やっぱり彼女ができた話は気になっていたみたいで色々話をして、「お前の誠実なところとか優しさとか、そういうところを好きになってもらえたようでよかったな」とか言ってなぜか彼が喜んでいたし(笑)、中学のときの懐かしい話とか、あの人いま何やってるんだろう?とか。彼は海外に行っていて出席しなかったから、去年の成人式の話とか。逆にコロナ禍の3年間、彼が何を考えてどこで何をしていたのか、あまり知らなかったから色々聞いて。ここに長くは書かないけれど、僕とは全く違う考え方だったりスタンスをとっているから、刺激的で全く違う経験をしていて、面白かった。ファミレスであっという間に2,3時間過ぎていた。

そもそも、僕と彼はずいぶんタイプが違う。中学1年のとき、たぶん第一印象はお互い「こいつとは合わないだろうな、」だった。笑
僕はわりと真面目な学級委員タイプ。彼はちょっとやんちゃで、大胆に冒険する野心家タイプ。中学1年じゃ、いかにも合わなそうな2人。
だけど、クラスが同じになったこともあって2年生になるくらいから仲良くなる。3年になるときには同じ塾に通って、ほぼ毎日のように塾帰りに話をするまでになっていた。恋バナもしたし、進路の話もしたし。

ってなわけで、話をするといつも自分とは違う視点の考えをアウトプットしてくれて刺激になるし、自分の考え方を壁打ちすると的確に突っ込んできてくれる。バックグラウンドを知っている、ということも含めて大学の友人でここまで話せる人は少ないから忌憚ないアドバイスは貴重だ。

ファミレスだけじゃ話し足りなかった。中学の頃、たまに通った公園へ。この寒さのなか、外で歩きながら話した。将来の話、そのために今何をしておくべきか、お互いどんなビジョンを持っていま生きているか、ちょっと深い話をぶつけ合った。彼はAIに関心を持っていて、それを仕事に繋げたり勉強したりしているから、いい意味でAIの加速度的な進歩と怖さを感じている。そんな経験と実感から、危機感を伝えてきた。ひとつの分野だけ特化していてもいつかAIに食われる。だから、興味関心の幅を広げて、自分の知らない範囲の情報にも敏感に飛びつく必要がある。そうした環境に身を置くためには、最初は分からなくてもちょっと背伸びした環境に入り込むことがいい、それで勉強していかなければいけないんだ、と。

それで僕も応える。
sfcにはそれができる環境があるし、きっと求められている人材はそこなんだろう、と。sfcに3年間いたことで、自分もそれを実感するし、そういったマインドは持つようにしている。だから、できるだけ多くの業界と関わることでスキルアップできるコンサルタントを目指しているんだ、と。だけど同時にドローンの社会実装にもなんらかの形で携わりたいし、コンサルだって10年続けられるかはわからない。その頃にはもっとAIは進化しているから、AIに使われる人材じゃなくて、AIを使う側の人になっていたいよね、そうじゃないと有利なポジションは見えてこないよな…

みたいな。笑笑

こんな話をひたすら公園を歩き回りながらしていたら、いつのまにか日が傾いていた。

ほんとに3年ぶりだということを感じさせない時間だったが、こうしてお互い話をしたり、自分の考えの壁打ちをしたりするアウトプットの時間は必要だね、という話になった。
彼はあんまり書き出して整理することをしないみたいだけど、noteとかに書いてみようかな、って言ってた。僕は、書いて頭を整理したり思い出したりしたいから、こうして今書いている。

ここまでお互いオープンにできて、かつこんな濃度の濃い議論ができる友人は彼以外にいないんじゃないかな、、、笑

ってことで。次は決まっていないけど。
お互いどうなっていくか楽しみだ。

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