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#教育
「何になりたいかより何が好きかで進路を語れよ!」
元ネタは以下です。ちなみにワンピースではありませんのでご注意ください。
冗談はさておき、担任として面談や進路指導中に生徒の希望進路や志望動機を聞いていると「○○なりたい」ということが先行しているケースがよくあります。
私の場合、そうしたケースに遭遇した場合、生徒にその進路について再考するようにということ、そして何をしたいかということをもう一度考えるように促しています。
なりたい職業ベースの進
独断と偏見に基づく「大学受験業界史」
私は大学受験業界に携わってかれこれ20年以上になります。
教員と就職する以前から、大学1年の時から塾で大学受験の講師を始めたので、自分の受験経験も合わせるとかなりの年月を大学受験の対策や分析にかけてきました。
そこで、今回は独断的偏見ではありますが、私の受験経験も含めたここ四半世紀+αの大学受験業界史、特に参考書や塾予備校を中心とした業界史を備忘録代わりにまとめていきたいと思います。
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「進学ガイダンス」に見る、オンラインの弱点
本日、私の勤務校の高校3年生は業者主催の進路ガイダンスに参加しました。
これは就活時の合同説明会のように、各大学や専門学校がブースで個別相談会を行うというものです。
ここ数年は感染症の影響であまりきちんと実施されていませんでしたが、今回は数年ぶりに大規模な実施がありました。
やや無理矢理に参加を促した私の担任のクラスの生徒には半ば強制的に参加を勧めていました。
なぜならば、現在の高校3年生
「入試制度」や「教育カリキュラム」を「一度に大幅な改定」を行う理由
一昨年度から大学入学センター試験が大学入学共通テストの名前を変え、その試験の形式や内容が大幅に変更となったことは教育業界の人間ならば誰しもが知るところでしょう。
また、本年度からは学習指導要領が高校でも改訂され、新しい指導要領による教育カリキュラムがスタートしています。
さて、ではどうして制度を改定するのでしょうか。私個人の考察を書いていきたいと思います。
学習指導要領を改訂する目的当然なが
「THE 世界大学ランキング 日本版2022」
今年も「THE 世界大学ランキング 日本版2022」が発表されました。
最近は年度末の風物詩のようになりつつあるようです。
「THE 世界大学ランキング 日本版2022」とは「THE 世界大学ランキング 」は英国の教育専門誌「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が実施している、世界中の大学を一定の指標の下に点数化し、ランキングを行うものです。
日本版は、同社の指標やデータをベースとしながら
共通テストに関しての雑感
2022年度の共通テストが行われました。
受験生の皆さん、本当にお疲れさまでした。
さて、数学の教師である私としては必然的に今回大きく話題になった共通テスト数学の難化について触れないわけにはいかない(勝手に自分で言っているだけですが)でしょう。
まずは、確実に難化したと思います。
問題文の長文化やデータの分析の分量など、明らかに処理能力がかなり高くないと時間内に終えることは難しかったのではな