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英検1級のライティングで30/32点を取ったコツ

こんにちは。本日はライティングで高得点を取ったエッセンスをご紹介したいと思います。書いたものを一字一句覚えているというわけではないので、大事なところだけをお伝えできればと思います。


ライティング高得点の極意

① 構成を守る 

② 1級レベルの表現の使用と言い換え

③ 理由の1文目をできるだけ抽象的な文にして、後ろに具体例を展開する

では1個づつ見ていきましょう。

① 構成を守る 

英検の作文の注意事項にも書いてありますが、「Introduction」「Main body」「conclusion」の型を守りましょう。

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イメージはこんな感じ。Introductionでは3つの型の中からアレンジして書けそうなものを選んでみましょう。

(A) 譲歩の形を使いましょう。譲歩は自分と反対意見を持っている相手方の意見を出すことで自身の主張を強調させる効果があります。譲歩には、「It is true that ~, but 主張」や「Some people argue that ~. However, 主張」など様々なパターンがあります。

(B) 対比の形を使いましょう。よく出てくる対比は、「時の対比」です。「昔は~こうだったが、今はーである。従って私は賛成である」などと論を展開します。

(C)一般論から主張の型を使いましょう。よく使われるのは、「A has become a highly controversial issue」や「It has been a controversial issue whether SV~」等の型をよく使います。

以上の3つをアレンジしながら書いていきます。

Bodyのパートでは3段落構成で各段落の最初に「Firstly,・The first reason is that SV」、「Secondly,」、「Thirdly,」などの順序を表すディスコースマーカーを提示するとよいでしょう。3つの理由を考えるときに参考になるポイントがこちら。

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以上のことから理由を考えてみましょう。

最後にConclusionのパートでは上記で述べた3つの理由をもう一度主張し、文章を書き終えます。


② 1級レベルの表現の使用と言い換え

私が実際に書いた表現として、「cast a shadow over the future(未来に暗い影を落とす)」や「have ramifications for (~に影響がある)」などがあります。参考書や日頃の読書でいいなと思った表現があれば、メモしておくといいでしょう。

次に言い換えです。具体例を出したい時に、どの段落も「For example,」 だと冗長すぎます。なので「For instance,」を用います。そのほかにも因果系の動詞で「原因 cause/result in/be responsible for/contribute to/bring about 結果」というものもります。各動詞にニュアンスというものは存在はするので注意は必要ですが、言い換えのバリエーションを複数持っていることが高得点の鍵と言えるでしょう。ちなみに私は、因果の動詞を3段落とも全部違うものにしました。

③ 理由の1文目をできるだけ抽象的な文にして、後ろに具体例を展開する

理由を説明する段落の1文目で抽象的な文にして、後続の文たちへのきれいな流れを作れるかがポイントです。上記で示した9個の理由が抽象的な単語です。そこから具体に流していくのです。例えば、抽象「グローバル化は個々の文化的な側面をなくしてしまう。」→具体「マクドナルドが日本に参入することによって、日本食から西洋の食べ物を口にする人が増え、日本固有の食文化が消えつつある」

ここで、大事なポイントは断定しないことです。「~かもしれない」や「~の可能性が高い」と議論の余地を含んでおくことで、譲歩もはさみやすいですし、自分の主義主張を押しつけがましく述べたエッセイにならずに済みます。

そして、具体例を書く時のポイントは、3つのことを意識してみましょう。英検では研究内容や数字などの信ぴょう性は点数に影響しないと思われるので、多少アレンジするのはありなのかなと思います。

① 研究結果:「According to the research led by ○○, SV~」等

⇒権威ある大学の研究で信ぴょう性を確保して理由をサポートできる。

② 数字 :「Almost all people in developing countries has suffered from~ 」等

⇒数を使って客観性を持たせながら理由をサポートできる。

③ 具体的な会社名・人物名「SV~such as Amazon, Google, and Apple.」等

⇒我々の身近な例で、納得感を与えながら理由をサポートできる。

まとめ

① 構成を守る 

② 1級レベルの表現の使用と言い換え

③ 理由の1文目をできるだけ抽象的な文にして、後ろに具体例を展開する

このことを意識して、たくさん参考書や問題集にチャレンジしてみましょう!!取り急ぎ、本日はここまで!
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