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わたしのおしごと

IBM、Salesforce での本業と、副業の文筆業とで、これまで行ってきたことを振り返ってみます。


文筆業 (副業)

なぜか副業から先に紹介していきますが、ITや教育関係で、いくつかのメディアでのWeb記事、出版社からの(オンデマンドではありますが)出版しています。ありがたいことです。

シェルスクリプトマガジン

わたしが初めて世に出てきたのは、USP研究所から発行されているシェルスクリプトマガジンという雑誌です。2015年8月発刊の Vol.29 から連載させていただいておりまして、足掛け4年が経過しました。

ずっと同じ連載を続けているわけではなく、今は 3つめのシーズンに入りました。ホントにありがとうございます、みなさまのお陰です。

1. 40歳から始める、オレとRubyプログラミング Vol.29〜Vol.53
2. Node.js/Express入門 Vol.54〜Vol.59
3. Webアプリの正しい作り方 Vol.60〜 Vol.70

Ruby と Node.js は、インフラエンジニア向けに書いている初心者ものです。プログラムの動かし方などから、丁寧に記述しています。

Ruby プログラミングでは、最終的にクラサバのアプリケーションを作るところを、流れを意識しながら執筆しています。要件をUMLを使ってまとめていきながら、それをコーディングし、リファクタリングしていっています。途中では、オブジェクト指向概論など Rubyには直接関係はしないものの、プログラミングの考え方に必要な回も何度か入っています。

Node.js/Express 入門では、5行で動かすWebアプリサーバから、最終的には認証機能やSPAを実装したWebアプリケーションを作るまでの過程となっています。Ruby の連載が長めだったので、このシーズンからは1年ちょっとを目安に短期的に終わるような連載を目指して執筆する形になっています。

そして、最後の連載は「正しい作り方」と題して、Webアプリケーションを開発していくものとなっています。実際の開発手順について、言語を飛び越えて、プロジェクトをどのように進めていくのか。実際にアジャイル形式で、既設のアプリケーションを改修し、新しい機能を追加していきます。架空の会社を定義して、どのようなバックグラウンドでアプリ開発するかというところまで細かく準備して、より実際に近しいアプリケーション開発の流れを示すよう尽力しています。個人的に、すごくよく出来てる連載です。最後にどっかでまとめて発刊してくれないかな。

というか、わたしの本業はインフラとか、アーキテクトなので、そっちでお仕事しないといけない気がします。

子どもへのITリテラシー教育

一時期 ITを使った育児ネタを書いていたら、はてな さんから依頼があって執筆した Web記事です。もう上の娘たちも大きくなったので、大人と等しいリテラシー教育ができるようになっていますが、小学生あたりは未だに難しい時期です。

このころから、また色々とサービスも発展してきていますので、使い方は変わってくるでしょう。ただ、IPA の「情報セキュリティ普及啓発映像コンテンツ」動画がよくできているので、まず困ったら親子でご覧いただくことをオススメします。

プログラミング教育の前に

赤い帽子の会社で、たくさんの執筆業をされている平氏との共著です。

ITリテラシー教育の流れで、2020年から始まるプログラミング教育について、ちょうど気になって調べていたころのお話です。どーも、世間で行っている内容と、実施しようとしている内容に乖離があるなーと思い、翔泳社の方と協力して、保護者向けのWebコンテンツを執筆しました。

これをまとめて、加筆修正を行ったものと、平氏が実の息子と一緒に ichigojamを使って、プログラミングを経験した実例を一緒にして出版しています。

両親のいずれも ITを知らないご家庭では「プログラミング教育」という言葉が先行して、とてもむずかしい印象を受けてしまうと感じています。学校側もそうです。そこで、実態はそうではないということと、カンタンに親子でプログラミングの感覚を掴むことができるよ、ということを伝えたいという希望が詰まっています。

今でも、翔泳社の EdTechZine 編集部の方とインタビュー記事に同行したりして、今後の活動について一緒に検討したりもしています。

技術系blog

あと、お仕事ではありませんが、Qiita と Zenn でいろいろと個人的にトライした技術系のニッチな記事を書いています。お仕事関係多めですが、それはたまたまです。

IBM とSalesforce でのお仕事 (本業)

本業はあまり語れないことが多いので、さらっと書いておきます。とくに IBM時代は表に出ない仕事が多めだったので、箇条書きです。

- ハードウェアのエンジニアとして入社したはず
- 公共系のお客様で Lotus Notes を使ったヘルプデスクアプリケーションの開発
- PC端末/サーバーの展開・設置
- 金融系システムの保守運用
- 金融(銀行/消費者金融/保険)系のインフラアーキテクチャデザインと実装

ハードウェア含む、ミドルウェアまでのレイヤーがメインでした。ただ、アプリも書けたので最初のころは、アプリを書く仕事もちょいちょいやってたりました。ただ、どっぷり開発系のプロジェクトに参加するようなことはなく、連携するまでです。

Salesforce Japan へ転職してからは、「Platform Specialist」として、PaaS、aPaaS として提供されるプラットフォームのデザイン、検証がメインの業務を担当しています。とくに、Heroku のお仕事が多めでした。

Salesforce のプラットフォームである Lightning Platform も私の範疇内なので、どうぞよろしくおねがいします。

インフラをやっていた傾向もあり、他システムとのシステム連携・統合などといった商談が多いです。そして、企業全体のアーキテクチャの検討やデザインを行っています。

「Salesforce 阿部」とかでぐぐってもらうと、いろいろと出てきますが、主な公開されているものとして、次のようなお仕事もしています。

デベロッパーマーケティングのメンバーと、同じく Platform Specialist の稲葉氏とともに、Heroku の連載を寄稿しました。わたしのところはタイトルに Perfume 成分多めになっているので、一部の人はすぐに気がつくと思います(*ノω・*)テヘ

この CodeZine での執筆した内容に近しいものを、Schoo でお話したこともあります。

そういえば、Developer Summit (大阪) にも Heroku 担いでいったことがあります。

Heroku 関係は Webinar もたくさん行っています。Java 以外のメジャー言語については、こちらを参考にデプロイを試していただけると幸いです。他にも、多くの Webinar を実施していますが、コンテンツが多すぎて紹介しきれませぬ(´・ω・`)

Salesforce.com へ入社してからは、Heroku 成分がヒジョーに多めですが、アプリケーション開発者よりのお仕事が多く。Salesforce DX やアジャイル系開発の進め方など、パートナーさんと協力しながら進めています。

アジャイルプロジェクトの運営・管理についても、まとめてパートナーさんに提供したりしていまして、インフラ成分よりもアプリケーション成分の増えた仕事を最近は多めにするようにしています。

2022年からは Technical Architect として、より広い範囲での活動を行うようになりました。他社のシステムとの連携であったり、企業全体の仕組みをどうしていくべきか、はたまた組織をどうするかなど手広く活動をしています。

ITに関しては、このようにフルスタックで活動しています。また、教育に関係すること、というよりも若手の後継者育成についてとても興味があり、どのようにITエンジニアを育てていくかを考えています。アウトプット多めの活動は、それを下支えするためのものとお考えいただければ幸いです。

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