頭がぽーっとしていたら、昔を思い出した

インフルなのか、風邪なのか、いずれにせよ特に発熱せずに頭がぽわ~んとしているだけのノータリン、しょっさんです。

突然ですが、家のマシンは 64GB な iMac 5K(27" 2017) です。

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わたしの開発のおよそ 90% は、ここの環境です。マルチディスプレイだし、画面も広いし、なによりもメモリが 64GB あると、様々なものを同時に起動しておけるというのは、大変なメリットです。

私が最初に購入した MSX2 は 64KB RAM だった気がします。当時の 8bitマシンの中では、相当に大容量です。時代は198x年代の終わりです。

あれから、30年たち、できることは多く増えました。なにより GUIがメインだし、画素数もとんでもなければ、メモリ容量も KB → MB → GB です。当時はハードディスクもなく FDD(1.2MB)です。TB 級の外付けを何個もつけてます。MB → GB → TB ですってよ、奥さん。

この超大規模高集積化によってもたらされたものは、高品質な動画・音楽と、誰でも簡単につながるネットワークでしょうか。逆に言えば、それ以外はできることもやっていることも大差のない気がします。

その後 1990年代になって、X68000 が我が家にやってきます。時代は MC68000 CPU で10MHz、メモリは最大12MB、ハードディスクは 240MB や 520MBあたりを使ってた気がします。そして、パソコン通信(+Internet)もモデムさえあれば、容易な時代でした。その広大とは言えないネットの先には、すでにそこそこな品質の動画も音楽も使えてました。パソコン通信のホストとつながれば、ネットゲームもできてましたし、原型となる様々な言語も使えてました。MailもあったしNetNewsで掲示板もありました。パソコン通信のBBS なんて、結局今の 5ch と大差ないですし、chat 機能もあれば、売買掲示板があったので、メルカリチックなこともやっていました。当時だってオフ会やってましたしね。

こういったものが、一部の人の特権ではなく、誰でもカンタンに利用でき始めているのが今の時代で、それを実現するためには、これだけのハードウェアの進化が必要だったのかと考えると、なんか感慨深いなというオチのない話です。

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