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認知症の義母の介護。はじめて行政サポートに触れる

認知症介護についてまったくの勉強不足

ひとまずよく分からない。
認知症がひどくなった義母。介護保険を受けず義妹とうちで交互に同居をしていた。足腰も丈夫なので基本的に介護は不要だった。

しかしいま思えば、介護保険でデイサービスなりを受けて社会とのつながりを作っておくべきだったかも。本人の拒否を鵜呑みにして、家に日中一人の時間が増えた結果、うつ病まで併発したようだ。まったくの勉強不足です。

夫が職場から持ち帰ったチラシに、働く人の介護サポートという文言があり、市の関連サービスで相談ができるところがあることを知る。

市の相談窓口にとびこむ

職場の近くなので、さっそく出社して昼休みに行ってみた。まずはとにかく話を聞いてくださる。第三者に話すとやはり少し落ち着く。そして自治体の介護サービスについてまとめた冊子をいただく。

もちろん何も解決はしなかったけど、ひとまず進んだ気持ちと、何よりも無料で情報をいただけて感謝しかない。

意気揚々と帰宅し夫とシェア。
地域包括支援センターに相談してみては?とアドバイスをいただいたのでさっそく電話してみた。

地域包括支援センターとは?

みんなの介護さんがうまくまとめていらっしゃるので以下シェア

「地域包括支援センターでは地域に住む高齢者やその支援者の相談窓口、介護予防の援助、高齢者の権利を守る、ケアマネージャーの支援を行います。設置主体は市町村で、日常生活圏内(30分ほどで行ける距離)に構築されています。」

つまり高齢者なんでも相談窓口。
初期の頃に義母本人に行ってもらえば良かった!
まあハードル高いか‥
私は今からでも行きたい‥

我々の場合、義母のうつ病が大きな問題だったし、攻撃性があることに悩んでいたので、通常の高齢者のデイサービスや介護保険の相談ではなかった。

土曜日対応可・相談無料の神窓口

しかし特殊な案件で恐縮しつつもお電話してみた。土曜日の昼も対応可能。しかも無料!公共サービスおそるべし。外資の民間に勤務しているとつい対価や落とし所を考えてしまうので慣れなくて驚いてしまう。

こちらも親身に話を聞いてくださった。

まずは診察を受け病院に相談するように、とのことだった。そして襲撃や義母の狂乱については、とにかく双方に命の危険があると感じたらすぐに警察を呼ぶようにというアドバイスだった。

父が警察だったので、事前に警察は動かないと思っていたから少し驚いた。刺されたら呼ぼうと思っていたが襲われたら呼ぶでいいのかな?と少しハードルが下がった。これ気持ちの上でちょっと楽になるから大事。

もちろん何も解決はしていないけど、地域に守られている気持ちになった。

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