チトセ工業ってどんな会社?大阪八尾のCool Factory
大阪八尾のチトセ工業 中西 (@shnakan1sh1) です。
今回は会社のことを書いてみます。
基本情報
商号
チトセ工業株式会社
代表者
中西 進之輔
創業
1962年6月10日
設立
1964年11月18日
資本金
3,000万円
所在地
大阪府八尾市西高安5-3
経営理念
よりよい物を、より良く
私達は、人々に信頼されるものづくりを通してよりよいくらしの一端を担う企業を目指します。
私達は、常に一歩前進の姿勢で創意工夫に努め技術力を磨き、成長発展し続ける企業を目指します。
私達は、夢と誇りを持ち続け、人格の向上に努め豊かな人生を築く事ができる企業を目指します。
事業内容
現在、当社では大きく3つの事業を手掛けています。
創業当初から行ってきた金属プレス加工と無酸化炉中ろう付け加工という金属加工に加え、自社開発の無線デバイスを販売するメーカーでもあります。
金属プレス加工
電化製品をはじめ、あらゆるものを作るために欠かせないのがプレス加工です。
意識する機会は少ないかもしれませんが、わたしたちの暮らしを支える様々な製品にプレス加工で生産された部品が使用されています。
現在、チトセではハイブリッド車やEV車に搭載される大電流・大電圧に対応した配線用部品を数多く手掛けています。
プレス加工は金属材料に圧力をかけ、物体を変形させる塑性 (そせい) 加工の一種です。
非常にアナログな原理ですが、現代のハイテク製品を影で支える存在でもあります。
無酸化炉中ろう付け加工
ろう付けとは、簡単に言うと金属と金属をくっつける加工です。
溶接の一種ですね。
一般的な溶接との違いは母材 (くっつけるもの同士) を溶かさずに接合するという点です。
"ろう材" と呼ばれる接着剤のような役割を果たす金属のみを溶かし、接合を行います。
ろう付けには様々な特長があり、他の工法よりも大幅なコストダウンを実現したり、材料ロスを減らすことで環境負荷を低減することにも寄与します。
ろう付けについての特設サイト ろう付け.com にて "技術コラム" と題して、ろう付けについて説明する記事を執筆しています。
興味があればご覧ください。
無線電子機器設計製造
無線電子機器事業ではチトセが自社製品として開発した "Logbee" の製造・販売を行っています。
Logbeeとは子機が取得した温度や湿度などの環境データをワイヤレスで親機に送信し、親機と接続したPCでデータの記録や管理ができるIoTセンサーデバイスです。
2014年に初代モデルを発売し、2019年には無線通信距離を大幅に伸ばした "Logbee Haruca" を発売。
その他にもCO2 (二酸化炭素) 濃度の測定に対応したモデルなど、豊富なラインナップを揃えています。
チャレンジし続けること
当社が大事にしていること、大事にしている考え方。
それは「チャレンジし続けること」です。
当社の経営理念について、少しかみ砕いて説明します。
「よいもの」とは「良品」、すなわち図面通りのスペックを満たすものを差します。
反対に「よくないもの」=「不良品」です。
私たちのようなものづくり企業にとって、良品を作ることは当たり前の最低ラインだと考えています。
私たちの仕事はその「よいもの」をさらに良くするためにはどうするか?を考えることだ、というのがこの言葉の意味するところです。
現状を改善し、前に進むために常に必要なことはチャレンジする姿勢です。
「常に一歩前進の姿勢で」仕事に臨むことに重きを置いています。
Cool Factory について
当社の新社屋についても軽く触れておきます。
これも大きなチャレンジの一つでした。
2019年末に新社屋を建設し、全面移転を果たしました。
新社屋は "Cool Factory" 「かっこいい工場」 のコンセプトのもと、隅々まで拘りを詰め込みました。
工場としての能力はもちろんのこと、過ごしやすい環境づくりにも力を入れています。
ぜひ下記動画もご視聴ください。
なぜこんな工場を建てたのか?
Cool Factory ってなんぞや?という
新社屋の建設と、コンセプトについて詳しくは別途記事にしようと思います。
おわりに
以上、簡単ではありますが会社紹介です。
いかがでしたでしょうか。
ぜひ他のnoteもご覧いただけると幸いです。