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『レッドカーペット』と僕 〜その1〜


芸人自伝19回目です。
これ即ち、次で20回になるってことですね。
4月に書き始めた時にはここまで来るとは思っていなかった気がします。
それに並んでコロナ禍がここまで続くとも思ってもいませんでしたし、この記事もコロナの影響による現状もこれからどうなるかわかりません。
しかししかし、今できる目の前のことをやっていくしかありません。
ですので、改めてnoteは引き続き書いていく、それのみです。
そんなこんながありながら、この3ヶ月は芸人史上初めてと言っていいくらいのルーティンな生活を送っております。
いつも決まったルノアールで作業をしているのですが、店員さんに「またこいつ来たじゃん」みたいな顔をされてる気もします。
こちらとしても、店員さんの顔と名前も(下手したらシフトも)ほとんど把握してる程です。
お店に合計2,3万円くらいは落としたのではないでしょうか。
中太客くらいにはなれていると思います。
なんて、そんな話はいいんですよ。
もっと話すべきことがあります。
これを書いてる6月19日は吉本の劇場が再開される記念すべき日です。
少しずつ、本当に少しずつライブができる日が戻ってきてるのではないでしょうか。
僕らしずるも明後日に3ヶ月以上ぶりのルミネの舞台があります。
復帰一発目では、寄席では初披露となるコントをやる予定です。
今後もしずるの出番が増えていきそうなので、このnoteを読んでくれてる皆様の中で一人でも多くの方がどこかしらで見に来てくれたら嬉しいななんて思います。
劇場になかなか足を運べないという方も生配信(当日中にはアーカイブ試聴可能)で楽しんでもらえたらとも思います。
皆さん、ここでまた踏ん張りましょう。

ということで、過去4回の記事は又吉さんシリーズでした。
それでもまだ途中なんですが、又吉さん一人のことだけででここまで書くことがあったのかと自分でもビックリしています。
その数、優に3万字は越えてるかと思います。
クイックジャパンのインタビュー以上の数字です。
驚きです。
そんな今回ですが、又吉さんのお話は一旦お休みにしようと思います。
なんか片想いの相手へのラブレターをつらつら書き続けてる感覚にもなってきて、それを読んでくれてる方にとっても分量的に重たくなって来てるんじゃないかと思いまして。
なので、今回はちらっと方向転換しますね。
それでは一体、何をテーマにして書くかです。
色々と考えたんですが、結果しずるが大変お世話になった番組『爆笑レッドカーペット』に関して書かせてもらいたいと思います。
13年前の2007年に満を持して始まった、ピーク時には視聴率20%越えの一時代を築いた番組です。
加えて、僕の芸人人生において語らずにはいられない大切な番組でもあります。
これまた特濃なお話になりそうです。
ではでは、例にもよって共に時を遡りましょう。


2007年の春、しずるは4年目にして初めてテレビでネタをすることになりました。

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