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【~連載~静岡の歴史を学ぼう93】Shizuokan Dream in the Meiji Period part1 明治時代のシズオカン・ドリーム パート1

この記事は「静岡移住計画Facebook」に掲載しております。


昨年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」では明治時代の静岡も舞台になりました。そんな明治時代に旧幕臣たちが静岡で夢見た未来とは。旧武士達の視点で静岡の明治時代を見てみましょう。


Shizuokan Dream in the Meiji Period part1
明治時代のシズオカン・ドリーム パート1


After the Edo feudal government collapsed, many jobless and masterless samurai rushed to Sumpu (changed into Shizuoka on June 2, 1869), where the last Shogun, Tokugawa Yoshinobu, relocated.
江戸幕府が崩壊した後、仕事と仕えるべき主人を失った武士たちが駿府に押し寄せました。そこには最後の将軍、徳川慶喜が移住させられていました。(静岡に名前が変わったのは1869年7月2日です)

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Katsu Kaishu, a great vassal of the shogunate, worked hard to start new businesses so that the former samurai could make ends meet.
偉大な幕臣であった勝海舟は元武士たちが生計を立てられるよう新しい仕事を始めるため奔走しました。


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Shizuoka was considered a potential economic zone because it was close to Edo (Tokyo) and had Shimizu port, where materials could be exported to earn foreign currency.
江戸(東京)に近く、静岡は有望な経済圏と考えられており、清水港を有していることから、輸出をすることで外貨を獲得できると考えられました。


At the same time, another great vassal, Shibusawa Eiichi, the father of Japanese capitalism, recommended silk production.
同じころ、もう一人の優れた幕臣、日本の資本主義の父である渋沢栄一は生糸産業を推していました。

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Katsu Kaishu, on the other hand, recommended tea production.
一方、勝海舟は製茶産業を推薦しました。


Kaishu noticed that many Americans enjoyed drinking tea during his visit in the US.
海舟は自身がアメリカ訪問中に、たくさんのアメリカ人がお茶を堪能しているのに気づいていたからです。


In addition, China, the biggest tea producer could not supply enough tea leaves due to social disturbances, including the Opium War.
加えて、一番の茶の生産地であった中国はアヘン戦争を含む社会的混乱のため、十分な量の茶葉を供給できないでいました。


So, Katsu Kaishu advised former vassals to promote Japanese tea to the US because it was more profitable than other agricultural products.
そこで勝海舟は元幕臣たちに日本茶をアメリカに輸出することを勧めました。お茶は他の農産物より利益があったからです。


Katsu Kaishu suggested to Chujo Kageaki to have the former guards of Tokugawa Yoshinobu clear a vast plateau called ‘Makinohara’.
勝海舟は中條景昭に徳川慶喜の元護衛達が牧之原と呼ばれる台地を開墾できないかと提案しました。
(中條景昭は慶喜公の護衛のリーダーでした)

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Katsu also endeavored to raise fund to support the settlers in the Makinohara plateau.
勝は牧之原台地の定住者を支援するよう資金集めにも努力しました。


参考資料:日本文化の入り口マガジン 和樂web
『青天を衝け』アナザーストーリー!明治維新で失業した武士たちが掴んだ「静岡ンドリーム」とは 


肖像写真:国立国会図書館ウェブサイト 近世日本人の肖像より

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牧之原台地より大井川を見る

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    牧之原台地にある中條景昭像



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