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静岡デザイン専門学校と町工場でグッズ制作を目指します!|シズデ×ファクハク2024 vol.2

こんにちは、静岡デザイン専門学校略して「シズデ」プロダクト科3年生です。私たちは去年に引き続き、静岡のモノづくりの技術を学びながら、ファクハクを盛り上げるための授業として、「ファクハクグッズの製作」プロジェクトを行っています!


学生と企業でブレスト

こんにちは。シズデ講師です。
第2回目の学生・企業合同授業として一緒にアイデアを考えてもらいました。
学生だけで一回アイデア出しを行い、ベースを作ったものを、企業チームの皆さんとブレストすることでさらにパワーアップさせることが狙いです。

今回も各チーム盛り上がっていました。ブレストはとにかく人のアイデアを否定せず、どんどん発展させていくことが大事なのですが、2回目ということで学生と大人が対等に意見を出し合えている印象でした。今回も各チームごとにレポートしてもらいます!それでは、どうぞ!

「アオイネオンチーム」

第二回ミーティングでは前回設定した「ネオンのイメージが強かった学生」に「看板について知ってもらう」ために「看板を身近に感じさせる」というコンセプトの元、ファクハクグッズの案を出していきました。

中でも「看板を支える人のフィギュア」やアオイネオンさんの新たな 看板娘(?)である「アオイネオン子ちゃん」、看板をモチーフにした「ボードゲーム」や、最近の流行りである中身が動く「シェイカー」と「パーティー用のメガネ」を掛け合わせたオリジナルメガネ、折っていくと看板の形になる「看板おりがみ」は高い人気を集めました。

しかし、完全に決まった訳ではありません。ここからどうやってアオイネオンさんの技術を活かし、形にしていけるのかが今後の課題になっていきます。私たちの発想力を活かしつつ、企業さんの技術も活かす、このバランスを上手く調整していくのも今回のプロジェクトを進める上でとても大切なポイントです。

最後まで気を抜かずに取り組んでいきたいと思います。

「エクタスチーム」

こんにちは、エクタスチームです。
前回の授業では、僕たちが出したアイデアに沿って、本格的にどんなグッズを作るのか、話し合いました。

「Z世代のハンドメイド好きに、よりものづくりに興味を持ってもらう」というコンセプトのもと、エクタスの持つ注型技術や、樹脂の加工技術をふんだんに使ったグッズを考えました。文房具や雑貨類、フィジェット、キャスト成形の体験キットなど樹脂成形に絡めたものから、日常で使えるものなど、たくさんのアイデアが生まれました。その中で、エクタスさんの意見なども汲む形で、「ボトルキャップフィギュア」というアイデアが出ました。

ボトルキャップフィギュアとは、ペットボトルにおまけでついていたりした、キャップに取り付けられる土台がついたフィギュアのことです。

ハンドメイド好きに、エクタスの技術力を最大限伝えることができるグッズをこれからも考えていきます!
よろしくお願いします!

 

「ナガハシ印刷チーム」

こんにちは!チームナガハシ印刷です(^^♪ 
今回は、私たち4人が考えたグッズのアイデアをナガハシ印刷さんに共有し、アイデアを拡散、深めていく話し合いを行いました。 

私たちが提案したのは、 
・野菜や果物をモチーフにして皮をむくように使うメモ帳 
・たくさんの種類の紙から自分でお気に入りの紙を選んで作るメモ帳 
・ペーパーアクセサリー 
・ランプシェード   
・ペーパークイリングキット    
・CMYKの仕組みを利用したグッズ  etc. 
 
これらのアイデアがコンセプトに沿っているか、実現可能かなどの検討をしながら話し合いを進めた結果、大きく分けて5つのアイデアに絞り込まれました。 
・ものづくりのインスピレーションブック 
・ペーパークイリングキット 
・紙をカットした際の端材『本の耳』を使用したグッズ 
・CMYKを重ねて作る花 
・サンキャッチャー 
 
私たちの自由奔放でざっくりとしたアイデアに興味を持ってくださり、また企業ならではの視点からアイデアを膨らませて提案していただき、とても有意義な話し合いになりました! 
アイデアが具体的になっていくにつれ考える楽しさも増してきました。 
 
次回の授業では、今回の話し合いをもとに4人でアイデアスケッチを描き、アイデアをより具体的なものにしていく予定です。 
今後もアイデアスケッチと話し合いを重ね、良いファクハクグッズを開発できるよう頑張ります(^^)/ 

「前田工業チーム」

今回は実際に作るものを決めていく段階に入りました。 
まず、事前に私たち生徒が出していたグッズ案の説明をし、そこから前田社長や社員の皆様も混じえてさらに案を出していきます。 
 
私たちが事前に出していた案は 
・パーツをカスタマイズ出来るぬいぐるみ 
・カスタマイズ可能で付け外ししやすいネクタイ 
・チャームやキーホルダー 
・靴べら
この4つを元に、「実際に作れるか」や「前回決めたキーワードに沿っているか」という視点で案を出し合っていき、 その際に「『愛着』をどういった形でグッズにするのか」という話題になりました。 

ふと、前田工業の社員さんが「うちでやっているワークショップがあって……」と、前田工業さんがイベントで行っているキーホルダー作りのワークショップの写真を見せて下さりました。子供たちに革に絵を書いてもらい、それをキーホルダーへ加工するというものでした。 子供が描いたものを親が毎日使うものにする、となれば愛着になるのでは? そして、傘の持ち手の内側ギリギリくらいの大きいサイズのチャームにすれば目立つのでは……? そう考えた結果、1つ目の案は「革の大きなめじるしチャーム」になりました。  さらに話を進めると、『愛着』という言葉は現代で言う『推し活』にも繋がるかもしれない。という話題になりました。 前田工業さんの靴は革の色が豊富で、他では中々見ない靴になることから、ライブに行く時に使うのではなく日常的にも使える「推しの色を選べる靴」も2つ目の案として確定しました。 


次回からはアイデアスケッチです。より現実的な案にしていけるよう、引き続き頑張っていきます。

以上です。今回はアイデアを拡散していくフェーズ。各チームとも70~100案くらいのふせんを描きアイデアを膨らませていきました。その中で次回アイデアを絞り込むために、グループにしたり人気投票したりしながら、方向性を収束しつつあります。

アイデアは拡散したり収束しながら形を表していきます

中には全員がある一つのアイデアが好きすぎて、どれだけ他のアイデアを考えても結局そこに戻っていく、もうそれ以外考えられないwという偏愛のチームもあったりして、とても面白かったです。

さて、3回目の合同授業では、早くも商品化するアイデアを決定します。そこに向けて学生たちはよりリアルなスケッチへと精度を上げている段階です。どんなアイデアが選ばれるのか、今からドキドキです。次回もお楽しみに!


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