ほめて育てた結果、子育てをしくじりました。

おはようございます。

こどもの教育に関わり20年の私が

知識、経験、ノウハウをベースに

脳科学やスピリチュアルも取り入れて

満を持して素敵な親バカ子育てを満喫していたつもりが、、、

気が付けば「バカ親」になっていた…という私の子育てのしくじり経験から

私が考える正しい親バカ子育てについて書いています。

はじめにこちらをお読みください。

昨日の記事で

こどもの心を満たす方法として「魔法のことば」で褒めることを書きましたが、娘を5年間褒め続けた結果、予想していなかった副作用(弊害)があったので今日はそれをシェアします。

大人でもそうですが、こどもの教育には褒めることが大切です。

そもそも、褒められると伸びるのはなぜかについて

脳科学の点から少し書いてみますね。


なぜ褒めることが大切なのか?

それは、褒めることによって脳に影響を与えるからです。

脳の働きを少し説明すると、

褒められることでドーパミン系の伝達物質が働き、その結果、脳にいい変化を促します。

ドーパミン系の物質には「繰り返し効果」があるので

目的に向かって何かをしている時に、達成感やごほうびを得られるとドーパミンが物質され、すると、やる気が出て、ますますその目的に向かうようになる。

そして目的を達するとまたドーパミンが分泌される…

やる気になる…

ますます目的に向かって頑張る…

目的が達成される…

すると、またドーパミンが分泌される

やる気になる…!!

ますます目的に向かって頑張る…!!!

ということが”脳の働き”としておこります。

褒められるとドーパミンが出て、やる気がおこり、ますます頑張るようになる…といった流れですね。

このドーパミン系の物質は幼少期に一番活動します。

ドーパミンの持つ「繰り返し効果」は

褒めることによってこどものやる気を育てる。

褒めることによってこどもの自己肯定感を育てる。

褒められることや達成感を感じることで

積極的に自ら行動するようになる。

だからこそ

こどもに望ましい行動や能力を発達させる上で褒めることが重要なのです。


5年間褒め続けたらどうなったか…

こどもの教育の脳の関わりについて勉強していた私は、とにかく娘を褒めること、娘が達成できる「小さなチャレンジ」をたくさんさせることを意識してきました。


チャレンジする

→できる

→褒められる

→やる気になる

→またチャレンジする


というサイクルで、娘に自信とやる気と自己肯定感を育てたいと考えたからです。

昨日の記事で書いたように、シチュエーションに応じて褒め言葉を使いわけ、それはもう、娘の鼻が”カバオくん”(アンパンマンのキャラ)くらい広がって、得意になって、うれしくて

ママ!わたし、こんなこともできるよ!!!

と次々にいろいろなことにチャレンジして

最初はうまくできなくてへこたれても

少しの励ましで気持ちを奮い立たせ、諦めずにチャレンジし、できるようになる。

それがまたやる気に繋がり、積極的にチャレンジしていく…!

という理想としていた成長を見せてくれたのですが、、、

実は「褒め」には副作用があったのです…


褒めて育てたことによる弊害とは…

一言で言うと

私が娘を褒めすぎたことです。

私がしくじったのは娘に対する褒め方です。

私の褒め方はテンションが高く、盛大だったのです。

褒められることは脳に影響を与えること、と書きましたが

いつも盛大に褒められることに慣れてしまった娘は

普通の褒められ方では満足しなくなってしまったんですね…


もともとテンションが高めの私はリアクションが大きく

幼児教室で働いていた頃は「顔芸」といわれるほどに、顔のリアクションも大きかったので、、娘にとってそれが褒められることになってしまい、

私が自分のバカ親に気が付いてから、娘との関わり方を変える中で

褒める時のリアクションも少しずつテンションを下げるように意識していったのですが、、、

それだと娘は満足しない。満たされないのです、、、

強い刺激(褒め)に慣れてしまった娘の脳には刺激が足りなかったのだと思います。


褒めすぎることによる副作用

今までみたいに、ママに顔いっぱいの笑顔とリアクションで褒められたい娘は、盛大に褒められるためにどうしたらいいかを考え、、、

話を大きくして褒められようとしたり

ママが忙しい時に、わざとしょんぼりしてみせて「一人でがんばったね~!」と労いの褒めをもらおうとしたり

とにかく、頭を使って裏目裏目の行動をとってしまうのです…


話を大きくする→ウソじゃん。

ママが忙しい時にわざとしょんぼりし続けて構ってもらおうとする → 状況見ろや!!!(怒)…口が悪くてごめんなさい♡笑

となりまして、褒められたのに怒られる。という残念な状態を何回か繰り返していました。


特別なことをしたら褒められるのでは…という考えが娘に芽生えていたので

褒められたいなら、当たり前のことを当たり前にやり続けること

当たり前のことをしても褒められないと思っていた娘に

毎回褒められなくても続けていれば、ちゃんと見ていて評価される

ということを教えるいい機会にもなりました。

ここに至るまで、なかなかにめんどくさ、、、いえ、大変でした。。^^;

強い刺激で褒めすぎたために、盛大に褒められないと満足できなくなってしまい、結果、盛大な褒めを求めてウソをついたりするようになってしまった…

というのが具体的な副作用でした。


褒めることは幼児期の成長過程でとても大切です。

褒められることが嬉しいから、がんばるしチャレンジする気持ちが生まれる。

けれど、褒めのバランスを間違えないことが大切。

ということが、私が自分の子育てを通しての気づき、学んだことです。

幼児期の大切なアプローチとして褒める以外に「叱る」があります。

これについてはまた別の記事で書きますね。


この記事が参考になれば幸いです♡

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このブログは正しい親バカを目指す私が自分の子育てのしくじりや反省点から気づいたことや学んだことを書いています。

私が考える”バカ親にならないための正しい親バカ子育て論”です。
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