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「今日のパートナー」 安く手に入れたい

たとえば、コンビニの書籍コーナーで雑誌を買おうというときに、
さっと立ち読みして、ささっと決めて3時のおやつと一緒に買うというやり方がある。
しかし、パートナーに言わせれば、この買い物のやり方は信じられないらしい。

「そんな本はメルカリなら半額で売っているから、
 もっと安く買えたかもしれないチャンスを逃して、
 ランチ代をドブに捨てるようなものだ」
もったいないという気持ち、ZOZO USEDで更新ボタンを連打していたのも納得だ。

ありとあらゆるネットショップを調べて、さらに、
どこで買ったらイチバン状態がいいのかを調べて、買う。
あんまり忙しい時には頼まないけれど、
「これ読んでみたいなあ」くらいの本を見つけた場合は、
私は本の調達をパートナーに任せている。
「絶対に手に入れたいという癖は、ジャニーズファン時代、
 嵐の深夜番組を深夜に録画し、文字を書き起こし、
 雑誌も切り抜いたヲタク時代に身についた」。
 ファンは、命懸けでグッズを買う。
 
「すべてのグッズを手に入れたいというわけではなく、
 ファンの気持ちを逆手に儲けようとする人にお金を落としたくない」
と、これはリアリティのあるファン心理なんじゃないだろうか。
私の中に、そういうオタク気質がないかといえば、
確実にあるけどね。

でもね、部屋がヤドンのぬいぐるみでいっぱいというのも、
中野ブロードウェイで5時間かけてグッズの掘り出しものを探すのも、
モノで心の隙間を埋めたい、お金を使いみちを自分で決めたい、
・・・っていう穴埋めの一部だったのかなぁと思う。
面白そうな本にしても、ジャニーズにしても、ポケモンにしても、
今すぐ手に入れなくても、そんなに気にしなくてもいいんじゃないかな。
一度は手にしたとしても、
断捨離で捨ててしまうことも、クローゼットの奥にしまうだけのことも。
「どうせ手に入れるから、もっと優先すべきものから買おう」、
欲しかったものを愛でることさえもできなくなる前に。

ほんとに買う必要があるものは、そんなにたくさんはないわけで、
半額で買えるのは嬉しいけれど、定価でもそれ以上の価値があれば払いたい。
じゃなきゃ、才能はあるけど見つかっていないnoteのクリエイターは全員、
生きている間、ずっとサラリーの片手間で創作してなきゃならないじゃない。
本腰入れて創作できるだけのサポーターがいたら、
まだ誰もみた事のない素敵な作品が生まれるかもよ。

今日も、noteを読んでくれてありがとうございます。
私は、ぬいぐるみを買う代わりに、ちょっとしたプレゼントを贈るようになった。

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