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「今日のパートナー」 死ぬ前に行きたい誰かの居場所になりたい

パートナーから「私は死にたいと思うとき、死ぬ前に絶対に行かなくては死ねない場所がある」という話を聞いた。
どうせ死ぬなら好きなことにお金を使い果たしてから死ぬほうが良いというのだ。

たしかに、「死ぬ前に一度いってみたい場所」は人それぞれある。世界遺産とか観光名所とか、絶景とか、お金を払えばたどり着ける観光地であることが多いことだろう。人の短い人生の中に、すでにサラリーマンの生涯賃金ではまかなえない旅費と、費やす時間がおしいと思う自分もいるけれども。
パリ、南仏、フィンランド、カナダ、マレーシア、インド、韓国、香港、ニュージーランド、ナイジェリア、ガーナ、トルコ、北海道、山形、福岡、香川、そして、パートナーが行きたいという場所や体験は、いつの間にか私がパートナーと死ぬ前には一緒に行きたい場所になっている。
日本に生まれた日本で育った私にも、
まだまだ足を訪れたことがない都道府県はあるもの。

旅行好きや登山家の友人が知っていそうな観光名所やその土地の特産物も気になるが、その土地で産まれ育った偉人にも思いを馳せたい。「自分が生まれる前にひと目会ってみたい人」も、それぞれあるように思うのだ。私は学生時代に「ガンジー自伝」を読んだ。利他の精神といえばガンジー、非暴力といえばガンジーというイメージが先行していたせいもあってか、自伝に描かれたガンジー像は、とても衝撃的だった。たまたま、偉人の晩年の姿をみて、完璧な人格の一つだと思い込んでしまったのです。むしろ人間味があって、より知りたいと思ったんですけどね。

興味深いエピソードとしては、ガンジーはお酒も飲めば、タバコも吸ったし、女性と性行為をいざしようとしたときに親が亡くなった知らせをきく、とんでもなく後悔するような経験をした。人間らしい。ひとりの青年が、のちに、世界を動かすような偉人になっていった。もう後悔するような人生は歩むまいと、周りの人々が共感し彼と一緒に行進することを強く望んだのは、彼が人間らしい人だったからかな。実際に動かした人数をすごいなあと思いながら、もうひとつ思うことがあった。
どうせ死ぬなら、生まれる前のあの人に会いたかったと呼ばれるような人になりたい。自分が死ぬ前に一度いってみたい場所に行くのもいい、自分がそんな誰かの求める居場所になりたいと思う灯火は、学生時代に読んだ一冊の本が影響を与えているんだ。

きょうもnoteを読んでくれてありがとうございます。
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