採用担当ゲームプランナーが学校見学に行った際、学生さんに必ず聞くこと
こんにちは。仕様です。(@shiyoumasayume)という名前でSNSをやっているゲームプランナーです。
普段はコンシューマー向けタイトルの開発メンバーとして遊びを考えたり、ふわっとしたコンセプトからゲームデザインする役割を請け負ったりしています。新卒採用にも携わっており、専門学校へ行って学生さんの課題展示などを見学したりもしています。
今日はそういった場で自分が意識して学生さんに質問していることについて紹介しようと思います。
僕のスタンス
採用についての手法は会社によって様々だと思いますが、弊社の場合は学校見学含め採用活動を現場のプランナーがひと通り関わり続けることで、現場の人間が「良いな」と思った学生さんが推されていく傾向にあります。
僕は学生さんとの対話の中で、その学生さんの思考フローを一番重要視しています。集団制作の話があれば、どんな大変な状況があったのか、その時どんな判断をしたのか。この企画内容で、何故このターゲット層と考えたのか。
専門学校を訪問した際には学生さんが授業で作った集団制作物がよく展示されています。
そういった場で僕がよくする質問は、
「このゲームをあと1ヶ月作り込めるとしたら何をしたいですか?」
というものです。
必ずと言っていいほど聞いており、ここには3つの視点があります。
1. 自身が期間内で作った成果物に対してどう認識しているのか
2. ブラッシュアップが必要な部分に対しての優先度をどう考えているか
3. その学生さんが重要視する要素はなにか
学生さんの集団制作物は基本的に細かな不具合や、考えてはいたけど実装が間に合わなかった部分を抱えています。
それ自体は全く僕は減点するような対象とは考えておらず、今ある成果物を踏まえてプランナーの学生さんがどうしたいと考えているのかを聞いてみたいと思ってこのような質問をしています。
まとめ
採用担当として学校を訪問した際、僕のようなゲームプランナーは学生さんがどんな思考でゲーム開発に取り組むのかを知りたくて質問する、という話でした。
思考フローを知りたいのは、その学生さんと同じ現場ではたらくことになったときどんな価値観で仕事を進めるのかがイメージしやすいためです。
こう考えたからこの仕様にした、こう考えたからこの要素は切り捨ててこちらの仕様の実装を優先した、という話が出ると、僕のようなプランナーはそこに論理的な思考を感じると「イイじゃないすか…!」ってなります。
チョロいですね。
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