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ムキムキの表情筋の行方

浪人生時代に鍛えた表情筋のその後の話。

勉強のお供のガムと共に乗り越えた浪人時代。毎日のように鍛えていた表情筋は見えないだけできっともうムキムキのはず。

◎入学前、浪人していたときの話

なんとか滑り込んだ大学。入学したら、ぜひ表情筋に本領を発揮してもらわなければ!

好感の持てる笑顔で
自然に
にこやかに

と、意気込む私には他に1つミッションがあった。
浪人生だとバレずに友達を作るべし!
というものだ。
ちなみに、浪人していたことを恥じていた訳ではなく、年上ということで遠慮されたりするのが嫌だったからで、もちろん仲良くなってからは偽るつもりはなかったのだが…。

このミッションへの緊張からか、入学式当日には表情筋の出番は来なかった。

そして、ミッションはまさかの1人目で失敗した。
隣に座っている子と仲良くなり、お互いのことについて詳しく話始めると早々に私は下手を打った。
「どこの高校出身?」
という質問に素直に答えたら、なんと友達は同じ高校の後輩だったのだ。
そして、若干頭の上に?を浮かべ私を思い出そうとしてくれている友達に申し訳なくなり、直ぐに浪人してることを明かすことに。

おっと、最初から雲行きが怪しいぞ…。
ここはあっけらかんと
「勉強あんまりしてなかったらうっかり浪人しちゃって、あはっ」
みたいな笑みを浮かべなくては。表情筋の出番が来た

と思うも、そんなことするまでもなく
友達が見つけてくれた共通の話題に拾われた。

浪人生に優しい世界万歳!

そして、ムキムキの表情筋は…。正直自分では判断できないよね。でも、仲良くなったばかりの子に私いい笑顔出来てる?なんで聞けないし。

ということで保留に。

まぁ、表情が乏しいと言われることは無いからいいよね!ということになっている。

その一方で、最近はガムはあまり食べてないけど、コロナでずっと家にいる今こそ出番では?と思い始めている。

◎入学前、浪人していたときの話「筋肉痛」


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