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【緊急企画】たかが開幕節2敗だけで今シーズンへの危機感を募らせた理由

キヨウケンです。

2019-20シーズンのBリーグが始まりました。
まだ全チームのゲームは見れていませんが、これまで以上にタフでハードでスピード感あるバスケが展開されている印象で、よりレベルの高いゲームが見れそうな期待に満ちています。
この流れが代表に還元され、来年のオリンピックに繋がったら最高です。

さて我らが横浜ビー・コルセアーズは、戦力も経営陣も刷新して、初のチームスローガン「BE COURAGEOUS」を掲げて4年目のB1の戦いへ出航しました。
対戦相手は昨シーズンの残留プレーオフで敗れたレバンガ北海道。

スコアは、GAME1 67-72

GAME2(OT)75-81

と無念の連敗スタートとなりました。

選手の大量入れ替えでチームケミストリーも再構築中、新外国人も日本で初の公式戦だった中、攻守に素晴らしいプレーも見られました。
総じて言えば昨年よりもプレーの質、強度ともにウィスマンHCが求めるレベルにより近づいていると思えます。

まぁ、ゲームに勝敗は付き物ですから。
まだ2試合が終わっただけ、あとまだ58試合もありますよ。

、、、

確かにそうですが、私にとってこの2試合で見せたビーコルの姿から、今ここにある危機を感じずにはいられませんでした。

感じ方は人それぞれ。この先を読むほどに不快になる方がいるであろうことも承知の上です。
だけど、ここで言わないと収まりがつかない。今ならまだ間に合う。どうしてもそう思ってしまう部分に危機感の根底があるのです。
ともかく、前置きはこの辺にして、本論につづきます。

「勝つための戦い方」の確立を

この2試合ともに、勝機は十分にありました。GAME1は20点ビハインドを追いつき、GAME2では終盤で7点リードの展開でした。勝敗を分けたのはその先のプレーチョイスの質、集中力の差にあると感じてます。終盤の緊迫した場面で悉くメンタル面で劣勢を強いられていたことも気がかりです。
これは昨季終盤にも見られた課題で、残念ながら今季にも持ち越されてしまったようです。
これをクリア出来ていたら、昨季はおそらく残留プレーオフを回避できたはずです。自分たちの詰めの甘さ、隙の多さをいま一度自覚して、「勝敗を決する時間帯の戦い方」を練り上げてほしいのです。

ベンチも「戦う気持ち」を解き放とう

私が危機感を抱いた最大の理由はここにあります。
スローガンが目指す姿の1つがコレだと思っていただけに、その落差にショックを受けたのが正直なところ。私の期待値が高すぎる、ではどうしても片付けたくない要素です。
1人ひとりが「カレイジャス」を心に刻んで、間違いなく皆が必死に戦っていることでしょう。今季の選手同士のコミュニケーションの良さが聞こえてくるのも明るい材料です。
でも、だからこそもっと全員の中にある「カレイジャス」を解き放ち、力を合わせお互いを助け合いながら、その想いをチームを盛り上げる姿として示していくべきです。
今節2試合の自ベンチの姿を選手は是非見直してほしい。そして、レバンガのそれがどうだったか、どちらがチームのエナジーを高める姿だったかも。
例えシャイでも声で身振りで奮い立たせようとすること自体が、ベンチの戦う気持ちをコートへアリーナへ伝えることになるばず。
何より、強いチームなら当たり前にやっていることです。それが出来るから強いのかもしれない。

「カレイジャス」はあくまで手段

なぜ「BE COURAGEOUS」なのか?
これまでのチームに足りない要素だったから、その姿が観る人の心を打つから、、、、色んな解答例があると思います。
40分インテンシティ高く勇敢にプレーする、私も今季のビーコルを観て大きな希望を抱いているうちの1人です。
「カレイジャスだったけど負けた」そんなゲームがこの先もあるでしょう。けれども、このスローガンを敗戦の免罪符にはしたくありません。
「カレイジャス」のその先には、次のゲームに勝つ、CSに進む、残プレのないオフシーズンを迎えるといった成功体験が控えているはずですから。

終わりに

私自身の過剰な感情移入に満ちた投稿でした。
鬱陶しく思われた方には、本当にごめんなさい。今回はネガ要素の抽出に偏りましたが、ゲームを通してのポジティブな面もおさらいしておきたいと思います。
目の前のゲームはこんな理屈たちを隅に置き、楽しもうじゃんという気持ちで臨んでるつもりです。それでもやっぱり、昨シーズンのように首の皮一枚で繋がるような綱渡りは懲り懲りです。
チーム、フロントから、あの経験を無駄にしたくないという想いがひしひしと伝わってくるだけに、今季の取り組みが是が非でも成就して欲しいと願います。

まぁアレコレ書いておきながらですけど、今季のビーコルのバスケは間違いなく面白いですよ!
次のホームゲームは10月11日(金)12日(土)対秋田ノーザンハピネッツ@横浜文体です。
1F席はほぼ完売、チケットはお早めに!

今シーズンも波高く風強しなシーズンとなりそうですが、カレイジャス精神で路を切り開いていきましょう!

おやすみなさい。

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