妻へ。
僕は弱い。
そんな弱い僕を大切にしてくれる、妻への感謝。
そんなことをつらつらと書きたいと思ってnoteにしました。
私は結婚して今年で8年目になります。最初の出会いからは19年、付き合って現在までで10年が経とうとしています。
付き合ってから僕は2回転職をしています。
1回目は付き合っているときに、やりたい仕事に就くために仕事をやめ、アルバイトからのスタートだと伝えると、本気で怒られました(笑)
そりゃそうですよね、結婚を考えたいと思っている相手が27歳にしてアルバイトからスタートでしたから。
それでもアルバイトから管理職まで登って、僕はたった1年でつぶれました。
楽しかった仕事が楽しくなくなり、日に日に前が見えなくなり、管理職のプレッシャー、モンスター社員に追い詰められたりで、このまま仕事を続けていくことができない体になっていきました。
そんな姿を見た妻は、「もういい、辞めよう」そういって背中を押してくれ、私は2回目の転職をしました。
そして、新しい仕事に出会い家族との時間も増え、子供の笑顔や家族の笑顔がみれ、自分もようやく新しい人生を進めていける、そう思っていました。
しかし、そうではなかったのです。
新しい仕事には新しい仕事のストレスがありました。
でも、家族には言えなかった。
自分が選んだ道が間違いだったのかもしれないと言う事を自分で認めたくないという気持ちもあって、言えませんでした。
そして毎日積み重なるちょっとしたグチも言ってしまうと止まらなくなり、辞めたくなる気持ちになってしまうような気がして、それも言えませんでした。
その結果、夫婦の会話がなくなりました。
そんなある日、ちょっとしたことで喧嘩になりました。
自分ではまたいつものことだと思っていましたが、お互いに思っていることを話すと、妻がポロポロと涙を流して言いました。
なんで仕事のこと、何も話してくれないのか、と。
妻も気づいていたんです僕の仕事がうまくいっていないということを。
しっくりときていないということを。
そして、前の管理職の時のように、あんな姿になってしまわないかとても心配してくれていました。
毎日会社にちゃんと行っているか、夕方のニュースで事故や自分を戒める事故のニュースがあると何気ない子供の話題でLINEを送り、生存確認をしてくれていたこと。
とにかく家では明るく振舞って、子供の笑顔に触れさせてくれ、陰ながら応援してくれていたことを知りました。
すべては僕が妻に愚痴をいえなかったことが、妻を苦しめていたのです。
世の中には夫婦の会話で、愚痴ばかりでつまらない、息が詰まるという夫婦関係もあるかもしれませんが、愚痴すら言えなくなり夫婦の会話がなくなってしまうことが、最も最悪な夫婦関係なのだということに気づかされました。
愚痴をいって、あなたは悪くない、あなたは頑張っている、あなたは正しい、そういってくれるパートナーがいるって、この世で一番幸せ者だなって思った瞬間、涙があふれてしまい、また泣いてしまいました。
ほんと、弱い自分(笑)
それからというもの、また夫婦の会話は増えました。
愚痴ばかりではないですが、仕事のことも今日こんなことがあってという報告も増えましたし、今日食べたもの、今日行ったところの話、くだらない話も1つ会話がはずめばどんどん出てくる。
子供の話だけだったここ数か月が嘘のように夜の食卓が彩られるようになりました。
すべては妻がもたらしてくれたこと。
妻が僕の弱さも含めて旦那として、パートナーとして支えてくれていることに、8年目にして気づきました。
遅いわ(笑)
とはいうものの、この先また夫婦の関係は変化していくかもしれません。喧嘩もするでしょうし、数日口を利かない日もあるかもしれません。
それでも私はこの日の出来事を忘れない。
妻には一生の感謝をしたいと思い、また自分自身も何かあったときにこのnoteを見て、自分が生かされていることを実感したいと思います。
世の中のパパ、もっと片意地張らず、カッコ悪くても愛するパートナーには時に弱い自分もさらけ出してみてはいかがでしょうか。
弱さ代表する僕がおすすめするので、間違いありませんよ。
あ、そうそう。
一番大切なこと書いてなかった。
妻へ。
世界で一番、愛しています。