かなみ

一介のオタク。推しに命を救われている。

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一介のオタク。推しに命を救われている。

記事一覧

オタクの選ぶ2023年ベストコスメ

ハァッハァッ……間に合った……今年のベスコス今年のうちに……(※去年は遅刻して「2022年度」の括りにしました)。今年はできるだけ「今あるものを大切に使う」「むやみや…

かなみ
8か月前
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ブルベ夏のヘムレンさんがシングルアイシャドウを収集するだけ

ムーミン谷シリーズには、へムル族(ヘムレンさん)という種族が登場する。だいたいは学者気質で、収集癖があるキャラクターだ。私の知っているヘムレンさんは確か、昆虫学者…

かなみ
1年前
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オタクの選ぶ2022年度ベストコスメ

ニーガタ旅行記も書き終わっていないところ恐縮なのですが、今から勝手に2022年度ベスコスの発表をします。 なぜ年度区切りなのかというと単純に2022年中に間に合わなかっ…

かなみ
1年前
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推しの影を捕まえたくて新潟に行った話③

寄居浜を後にして、マリンピア前から再びバスに乗る。目指すは「安吾風の館」だ。ここまで来たら昼食が何時に遅れようが同じことである。 バスの中で坂口安吾デジタルミュ…

かなみ
1年前
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推しの影を捕まえたくて新潟に行った話②

入社一年目の頃、券売機で新幹線の切符を買う方法がわかりません、と言って上司に驚かれたことがあった。入社十年目になった私は、当時よりは余程スムーズに購入手続きを済…

かなみ
1年前
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推しの影を捕まえたくて新潟に行った話①

私は「じっとしていることが苦にならないタイプの人間」である。もっと言うと、「ごく狭い範囲で同じことをし続けるのを、それほど苦痛と思わない人間」である。 インドア…

かなみ
1年前
3
オタクの選ぶ2023年ベストコスメ

オタクの選ぶ2023年ベストコスメ

ハァッハァッ……間に合った……今年のベスコス今年のうちに……(※去年は遅刻して「2022年度」の括りにしました)。今年はできるだけ「今あるものを大切に使う」「むやみやたらに増やさない」を心がけたので数は少なめです。
参考までに当方のスペックですがブルベ夏(推定ライト)PDフェミグレの30代です。ということで早速発表します。

◾️シャネル レベージュパレットルガール ライト
散々話題になり尽くした

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ブルベ夏のヘムレンさんがシングルアイシャドウを収集するだけ

ブルベ夏のヘムレンさんがシングルアイシャドウを収集するだけ

ムーミン谷シリーズには、へムル族(ヘムレンさん)という種族が登場する。だいたいは学者気質で、収集癖があるキャラクターだ。私の知っているヘムレンさんは確か、昆虫学者と切手コレクターだった。どちらかというと後者の方が印象に残っており、小学生の頃は、切手をあんなに集めて何が楽しいんだろうと思っていた。手紙に貼るために作られた薄い紙片の何が、そこまで彼の情熱を駆り立てるのか、子供の頃の私の目にはひとつの「

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オタクの選ぶ2022年度ベストコスメ

オタクの選ぶ2022年度ベストコスメ

ニーガタ旅行記も書き終わっていないところ恐縮なのですが、今から勝手に2022年度ベスコスの発表をします。
なぜ年度区切りなのかというと単純に2022年中に間に合わなかったからです(怠惰)。参考までに書くと当方ゴリゴリのブルベ夏フェミグレです(プロ診断済)。

■ケイト 3DアイブロウカラーN モーヴパープル
今まで使ってきた眉マスカラの中で一番好きな色味。何故これを恒常色にしない!?!?!?
黒髪

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推しの影を捕まえたくて新潟に行った話③

推しの影を捕まえたくて新潟に行った話③

寄居浜を後にして、マリンピア前から再びバスに乗る。目指すは「安吾風の館」だ。ここまで来たら昼食が何時に遅れようが同じことである。
バスの中で坂口安吾デジタルミュージアムの案内に目を通す。今の企画展示は「安吾の捕物帖」展。若干、不安な気持ちがあった。私は所謂ミステリーや探偵小説の類に興味がない。苦手、とまでは言わないが、おもしろさにうまく乗っかれないことが多い。安吾を好きになってからも探偵小説には食

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推しの影を捕まえたくて新潟に行った話②

推しの影を捕まえたくて新潟に行った話②

入社一年目の頃、券売機で新幹線の切符を買う方法がわかりません、と言って上司に驚かれたことがあった。入社十年目になった私は、当時よりは余程スムーズに購入手続きを済ませることができたものの、「自由席特急券」と「乗車券」の概念が途中から混線して頭がバグりそうだった。そもそも未だに乗車券+特急券のシステムの意味すらよく判っていない。こういう人間でもどうにか生きていけるのだから、世の中は実に親切設計でできて

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推しの影を捕まえたくて新潟に行った話①

推しの影を捕まえたくて新潟に行った話①

私は「じっとしていることが苦にならないタイプの人間」である。もっと言うと、「ごく狭い範囲で同じことをし続けるのを、それほど苦痛と思わない人間」である。
インドア派であることは大前提として、とにかく決まりきった範疇、型から逸脱せずにそこそこの時間(あるいは期間)を過ごせてしまう。読書、料理、インターネット、ぼんやりする「無」の時間、たまに手芸、その繰り返しで一日が終わり、一ヶ月が終わり、一年が終わる

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