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ウマくてビックリしたもの3つ

訪問ありがとうございます、ハルヤギです。

突然ですが、あなたはビックリするほどウマかった!と感じるものをいくつ食べたことがありますか?

私は三つです。

その三品をご紹介させていただきとうございます。

最初のひとつ、あれは確か…小学校の低学年のころ。

実家の3軒となりの駄菓子屋で売っていた「ハートチップル」です。

当時は今みたいにアルミの袋ではなく、小窓がついたプラみたいな袋でした。

値段は確か30円、

(ムム、なんだか怪しそうなお菓子があるぞ)

と小窓から見える橙色のパウダーを私はじっくりと見ながらそんな風に思いました。

おそらく、いつものプロ野球チップスにするつもりでしたが、きっと赤い色合いに惹かれて手にしたのだろうと思います。

10円玉3枚で買ったハートチップルは、私にしてみれば、そこそこのチャレンジです。

袋を雑に開け、割ときれいな形のものを口の中します。

次の瞬間、疑いは強い衝撃へと変わりました。

「う!うまい!!」

ニンニクの風味と共に思いもよらない軽さが口の中を駆けめぐり、なんとなく残る甘さは次の1枚をさらにおいしくさせるのでした。

これがハートチップス!

いや、ハートチップル!!!

ダチ公に教えてやらないと!

そう、心に抱いたのでした。


え〜では2つ目、

やはり小学校の頃です、今度は高学年。

町内にあった〇〇ストアが、SPAR(スパー)というチェーン店に変わった日のこと。

私は小遣いを握りしめ、ワクワクしながら店へと向かいました。

リニューアルされた店内はとても明るく広く感じました。

ひと通り店内を見回ったあと、レジの横に「シェイク」という文字あることに気がつきます。

(!?)

(シェ、シェ、シェーキだ!!!)

テレビで見かけたあのナウいアイスとの出会いに私は嬉々(きき)として落ち着きません。

値段は120円。味はイチゴかバニラ。

さっそうとレジに向かうはいいが、いささか高額なうえに甲乙つけがたいたった2つのメニュー。

(まずい!どうしよう!!)

普段の私なら、いや普通なら手持ちのお金を確認したうえ、商品の選択、それからレジに並ぶはずだ。

ところが引き寄せられるように来てしまった私は、店員さんを前にして、しばし言葉を発することが出来ません。

お金は…シェーキの一品であれば足りる、問題はイチゴかバニラだ。

(まずい、どっちだ!店員さんの圧力が妙に息苦しく感じる)

自分の意思ではなく、何かに言わされたような答えは…

覚えていません。

そう、どっちを買ったか覚えていないんです、

きっと、どっちでもよかったんです。

店を出たとたん、私はまるで腹を空かした乳飲み子のようにストローを吸いあげます。

次の瞬間衝撃が走りました

不味いはずもなかろうその飲み物は、かすかなシャーベット感の残るトロみ、溶けそうで溶けない絶妙な温度、そしてなんとも言えない甘いフレーバーは口いっぱいどころか頭部いっぱいにまで広がるのでした。

それからしばらくハマったことは言うまでもありません。


さて、いよいよ3つ目です。

これには共感を抱いていただける人は少なくないと思われます。

それは、、

テリヤキチキンバーガー

言わずと知れたモスバーガーの四番打者です。

あれは確か、シェイクの衝撃から数年後の中学生の時、となり町にできたモスにはじめて行ったときのことです。

やや緊張ぎみに入店した私はまず店員さんの元気な声に驚きました。

(おっ、ここはやはり何か違うぞ・・)

いつも行くような店とは勝手が違うことに、青二才の私は戸惑いは隠せません

そんな中坊の気持ちを知ってか知らずか、店員さんは笑顔で対応してくれます


そこへ飛び込んで来たのがコレ↓↓

!!

ん〜〜〜

食べざかりの中坊は、もはや抗えません。

直感もザワつきます。

きっとうまい、いやうまいに違いない。

値段を確かめ いざ注文。

意外と待ち時間のある"その店"はそんな中坊の妄想をかき立てます。

(美味いんだろうなぁ、テリヤキってなんだよ)

そんな期待を膨らませつつ、もう一度メニューに目を通していました。

やがて番号呼ばれ、店員さんに優しく手渡されたそのハンバーガーは、想像より重たく、そして香ばしさのある照り焼きソースの香りが、ほんのりと漂います。

小学生の頃とは違い、ここは吟味してやろうと包んである紙を丁寧にひろげました。

しかし一転、本体が現れた途端、食べる箇所などかまわず私は喰らいつきます。

うむ、ふんわりしたパンにシャキッとしたレタスが心地よい。

次はいよいよ肉とマヨのゾーンだ。

ひと口目を食べたことにより何となく想像できたメインの味は、根底から覆されるのでありました。

(な、な、なんだ今のは・・)

それは予想だにしない風味です

(ウソだろ・・こ、こんな味があっていいのかよ)

その衝撃は、三口、四口と進むにつれ深く、濃くなります。

そして最後のひと口、

すっかりソースのシミ込んだパンの味は、自分の口の汚れなど一切気にする余裕を与えてくれませんでした。

それからというもの、モスのテリヤキチキンバーガーの虜になった私は、いまだオニポテセットと共に美味しくいただいています。

また、今年中学二年になった息子も、モスに行けば真っ先にテリヤキチキンを注文するということは、皆さんもお察しの通りでございます、

…お後がよろしいようで。


読んでいただきありがとうございました

それでは。

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