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情動-jyoudou-

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すべての感情の源は同じものであり、私たちの原動力となるものです。コントロールするというのは押さえつけてしまうことでは無く、効率よく自分の意思に従わせるものでなければなりません。
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記事一覧

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」

美しい女性に例えられた花はどれも綺麗だけど

はじめて芍薬に触れた時に僕は一目惚れをした

甘い囁きのような香りには一瞬で虜にもなった

散る花弁すら一枚づつ音を立て僕に呼びかける

私を見捨てないで、最期までそばにいて、と。

ハルヤギ
4年前
46

日々たくさんの言葉が
僕たちの身体を通り抜ける

心に留まることもあれば
気づくことすら無い

言葉に救われ、言葉に傷けられ

言葉が人の心を自由にし
言葉が人の心を支配してしまうこともある

言葉には誰かの想いと意味がきっとある

そう、
言葉の向こうにはきっと誰かがいるはず。

ハルヤギ
4年前
33

心は無いものと思えたからこそ

心は在ると気づくことができた

だから「心で考える」ということを

もっと深く。

ハルヤギ
4年前
25

今年に入っていくつかの出来事があり

今日、体中から変性意識を覚えるほどの感謝の感覚が溢れ出てきた

ありがとうとも違う、赤ちゃんを抱いている時の感じに似た、あたたかい感覚

目を閉じて闇を見つめても何も怖くない

悲しみも、喜びも、怒りも、全ての感情が蒸発するように広がった。

ハルヤギ
4年前
26

怒りや悲しみ、喜びや誇らしい気持ち

感情は僕たちが共有しているエネルギー

心から頭にコンタクトできるけど

頭から心にコンタクトするのは難しい

だから自分の下へと訪れた感情は
大切に汲み取ってあげることが大切

心の秩序を取り戻すことができれば

きっとそこから抜け出せるよ

ハルヤギ
4年前
24

主人公の平穏無事な毎日の様子がただ続いている

そんな映画じゃつまらないよね

嬉しい事があって
悲しい事もあって

辛い事があって
誇らしい事もあって

ハラハラドキドキ感情を揺さぶるすべての出来事がひとつの物語を引き立てる

僕たち一人一人の人生も
本当はそのようにありたい。

ハルヤギ
4年前
19

思い出に変わるまで

あの頃のキミは幼かった けど年上の僕はもっと幼かった 出会うのが早過ぎたと言えば格好つくけど 最後のデートを終えた夜、キミはうつむいたまま僕に背を向け、遠ざかって行った 僕はなぜかいつまでもその姿を鮮明に覚えている 街灯の下、小さな背中がまっすぐ遠ざかっていく あの日の僕の身勝手を、キミはどう受け止めてくれたのか その事だけが長い月日をかけて重く、切なく僕の胸にのしかかる 思い出の曲を聴くたびに、キミと手をつないで歩いた事を思い出す 恥ずかしくて僕の顔をちゃんと

楽しいこと

嬉しいこと

気持ちがいいこと

清々しいこと

そして、誇らしいこと

心のどこかに置いておこう

ひとつにひとつじゃなくてもいい

色々組み合わせてみるのもいい

自分の思い出の中から引っ張り出して

いつでもそばに置いておこう

過去はそうやって大切にする。

ハルヤギ
5年前
40

僕にとって恋愛は病でしかない

仕事は捗らないし、頭も悪くなるから

間違った判断しかしない

その病を自分の力で克服するには

女からワクチンを手に入れるしかない

つまりその相手とセックスをすること

僕は必死にそのワクチンを欲しがる

ワクチンを打ったあと、ふと我にかえる。

ハルヤギ
5年前
33

連れ去られた記憶や密度の高い感情が

ここにはたくさん集まってくる

希望の闇と絶望の光は混在し

それらは誰かの目に留まり

かすかな変化を与え続ける

いつか忘れることになろうとも

いつか空に還ることになっても

誰かが受け継いで、誰かが伝える

だから心配はいらないよ。

ハルヤギ
5年前
31

子どもの頃から、何百回何千回と死んだらどうなるのか考えてきた

経験することすらできないのに

今もこうして考えている

答えが欲しいわけじゃない

永遠の命を望むわけでもない

では何に怖れをなしてしまうのか

それはサヨナラすること

すべてのモノやコトにサヨナラすること。

ハルヤギ
5年前
34

「言葉が言葉を呼び
翼を持ってこの世界を翔び回る」

三島由紀夫の言葉です。

誰かが言葉を残し、誰かがそれを見つけ
誰かがその言葉を呼んだとき

その言葉は輝きを取り戻し
再び誰かの下へ赴いてゆく

あなたのもとへ届く文字や言葉の数々も
きっとあなたに呼ばれて飛んで来たんだね。

ハルヤギ
5年前
42

誰かに何かを言われてうれしいのは
喜びが好きな人

誰かに何かを言われて気にするのは
不安が好きな人

誰かに何かを言われて腹が立つのは
怒るのが好きな人

誰かに何かを言われてすぐ泣くのは
悲しみが好きな人

誰かに何かを言われて感動するのは
心の豊かな人

皆、自分が望むこと

ハルヤギ
5年前
33

僕にとって「憎しみ」という情動は 再利用の出来ない感情のゴミ ポジティブにもネガティブにも属さない 単なる燃えカスでしかない そこからは何も生まれない ただただ自分をがんじがらめにしていく 見えない鎖のようなもの 憎しみという出口は要らない 憎む必要なんてどこにも無い。