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生きづらさの輪郭みたいなもの

(唐突な話)

たぶんどこかで、「悪いことをしちゃだめ」と教えられたけど、いつからか、「いいことしかしちゃだめ」になっていたなと思う。

マリオにたとえるなら、
穴に落ちないでゴールまで行くのは、まだできるんだけれど、
コインとアイテム全部取らなきゃだめ、とかになると、途端にハードモードになるみたいなもので。

ひとりでひたすら無理ゲーをやってるんですよ。

それはつらくて当たり前。

勝手に人生にハードルを立てまくって、めっちゃつかれて、となりで平なトラック走ってる人を眺めるような。
どう考えても隣の芝生は青い。
自分でハードル立ててるんだけれども。

生きづらさって、そういう、自分で作ってしまう部分もあるなあと思ったりして。
もちろん、そうじゃないことも多いし、理由は人それぞれなのだけれど。

どうにか、自分で作る無理ゲーを、もうすこし普通のゲームに戻せないだろうか、と思うのです。

別にマリオでコインとアイテム全部取らなくたってゴールはできるしね。
それに、コインとアイテム全部取るコースは、往々にしてひとつか、2つくらいなんですよね。
つまり、それこそ敷かれたレールを歩むことに近い。

レールの上を歩くのもいいのだけれど、一度レールを歩き出すと、レールの上以外にいけないというか、無駄に高く飛んでみたり、ちょっとクリボーにぶつかって小さくなってみたりできないのですよね。
だからなんだか、普通の域を出られないのかなあ、と思ってしまって。

本当は、自分で好きなアイテムを見つけて、自分で好きなルートを選んで、それで自分で目指したポイントを取れるんですよ。
アイテムとコイン全部取らなきゃと思って、取りきれなくて、みんなは全部取っているようにみえて、自己嫌悪に陥るのは、全部自分で決めて、自分に課した手錠みたいなもの。

でも、どうしても、自分に手錠をかけることで、安心してしまうから、そこから得るつらさからも逃れられなくなってしまう。

だから、いつもいつも、「悪いことをしさえしなければいい」と思い返さなきゃいけないなあと思ったのです。

「いいことだけをしなきゃいけない」のではなく、「悪いことさえしなければOK」

自分に課した、誰のためでもない縛りは、緩めていきたいですね。


頭の中の整理をしたかっただけかもしれない。
取り留めもない話でした。

2020.04.09

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