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デスクトップスピーカーを新調した話

今年の6月、自分の誕生日にPC用のスピーカーを新調しました。
イギリスの超有名メーカーKEFLSX IIというスピーカーです。

この前に使っていたスピーカーはFOSTEXPM0.4nというそこそこのスピーカーでした。FOSTEXは日本のメーカーです。
それを同じFOSTEXのHP-A4というDACに接続して出力していました。
上記FOSTEXのセットでだいたい7万ちょっとくらいだったかな。
10年くらい私のPC環境の音響を支えてくれました。

私は原神というゲームをプレイしていて、それを楽しむための環境作りなら全てを惜しまないのでPC、モニター、順当に新調していってなんとなく…スピーカーを新調しようと思いました。ボーナスあったし誕生日だったし。

そこでPCデスクの上に設置する上で無理のない大きさのスピーカーの中で最高品質の物を手に入れるという計画を頭の中で描き、スピーカー選びの旅から始まりました。

最初に候補に上がったのはJBL 4305Pというスピーカーでした。

JBL 4305P

JBLというメーカーはあまりにも有名なのですが、映画館のスピーカーなどに採用されている本格的なプロフェッショナル用メーカーです。
このモデルを選んだ理由はJBLが持てる技術の全てを投入した現代向けに生み出されたスピーカーだったからです。

どういうことかというと、このスピーカーだけで有線、Bluetooth、ネットワークへの接続が可能で音楽サブスクも再生可能で全て完結するコンプリートモデルだったからです。

スマホが普及しすぎた現代にマッチする一品。

私も足繁く家電量販店に赴き実機を何度か確認したり視聴したりしました。
4305PはJBLの基本的なスタイルを継承しつつ小型化に成功させている素晴らしいスピーカーだったのは間違いありません。しかしながら実物を見た時、かなり大きなことに気が付きました。
いや、これをデスク上に置くのはかなり圧迫感がある…そう感じました。

別のスピーカーを探す旅

そして私は別の候補を探すことになりました。
餅は餅屋ということでオーディオ系の情報などいくらでも落ちている現代。
専門店などもYoutubeで動画形式で商品をレビューしていることも珍しくありませんでした。

そこで見つけたのが冒頭に挙げたKEF LSX II
最初に見つけた候補の4305Pと同じような機能を有し、
かつよりコンパクトで見た目もオシャレでした。
私はこのスピーカーに一目惚れし、またしても視聴をしに店舗へ。
雑音の多い量販店で好きな音楽を結構な音で鳴らすのは羞恥心がありましたが、安い買い物ではないので心を鋼にして1時間くらい聴きました。

私は店員さんに声をかけ…そのまま購入へ至りました。
後日配送という形で店を後にし、届くのを待ちわびました。

数日後、自宅に重い箱が届きました。
ドキドキしながら開封し、片方約3.6kgのスピーカーを慎重に慎重に設置。

設置したKEF LSX II

小さいのにマジで重い!
キャンペーンで定価のスピーカー単体だけの値段で1万を超える専用台が付属してきたのはラッキーでした。ありがとうKEF。

普段から使う自分のデスクで初めて音を鳴らす瞬間はドキドキするもので、
20万したのに思ったより音が変わらなかったらどうしよう…
そんな不安が頭をよぎりました。
店舗の煩い環境で聞いた時は正直判断しにくかったので。
静寂を破る形で再生するのに選んだ曲はYOASOBIの「祝福」でした。


・・・!!?

・・・ビックリするぐらい音が良い。


宗教勧誘じゃないですよ。
こんなコンパクトなスピーカーから嘘みたいにパワフルで奇麗な音が鳴り響きます。低音から高音まで淀みなく。
一番驚いたのは重低音でした。私が今まで聞いていた音はなんだったのか?
価値観が変わる程度には十分なパンチが効きすぎた音が私の鼓膜を、
いや身体全身を叩く。

オプションでサブウーファーも接続できる仕様なんですが、
必要ないでしょう。十分すぎるくらい低音が効いてます。
ていうかデスクがブルブル震えるんですよ。ヤバい。

衝撃と歓喜でいろいろな手持ちの音源を聴きました。
音楽ってこんなに心地が良かったんだね。すごい。

このスピーカーは基本的にはUSBで接続した音源を再生します。
しかし現代のライフスタイルに合わせて色々な接続方法が用意されていて、
・USB
・Bluetooth
・光デジタル
・AUX
・Wi-Fi(音楽サブスク等)
と豊富にあります。

別にPCを持っていなくてもスマホから音楽を鳴らしたいだけでも買っても良いモデルなのです。実に現代的。
それが非常に手軽でPCの前に座るのが疲れたなと感じたら、ベッドやソファへと移動し寝転がりBluetoothで接続して手元で操作した音源を流せたりと楽です。これを考えついた人は素直に凄いと思います。

KEF Connectという専用のアプリがあるので、それを使い音量や入力ソースなど自由に切り替え、操作が可能です。
私は余っているiPhoneが1台転がっていたのでこれを専用のリモコンとして活用しています。


まとめ

ゲーム環境をより良くしようと思ってスピーカーを買い替えたら、音が良すぎて音楽を聴きまくる生活になってしまい生活どころか人生が豊かになってしまったお話でした。

PCデスクにスピーカーを置きたいけれど迷っている方、予算が許すのであればこのKEF LSX IIを激推ししておきます。
文句のつけようもない最高のスピーカーです。

そして調子に乗って音楽サブスクに手を出しました。
それはまた別の話に。