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Ado / クラクラ の話

この楽曲は「唱」以外の曲を全く知らない状態でAdoの2ndオリジナルアルバム「残夢」を一通り一聴した時に直感でいいな、と思った楽曲でした。

2023.10.5リリース / 作詞 作曲 meiyo

スピード感があり明るい曲調の楽曲で、耳に残るフレーズが多く管楽器が特に聴き触りが良い。初めて聴いた時の印象はパワプロのOPのイメージが湧きました。ただ、歌詞の内容はそんなにストレートで情熱や青春的な感じではない。そのアンバランスさが私の心を引っ張る感じでした。後からわかったことですが、楽曲制作のアレンジに菅野よう子と、SEATBELTSが演奏として参加していることがわかりました。
音楽の造詣が深い方ならピンと来ると思いますが、伝説的なアニメ「カウボーイビバップ」のOPの「Tank!」を担当された方々ですね。

正直に言いましょう。歌詞の深い意味は良くわかってません。ですがなんとなくは伝えたいことが解る。そのような楽曲です。
サビの部分で歌詞上では「裏返しの本音が溜まっていく」と表記されているのにAdoは「溜ンまっていく」と歌い上げています。作曲者からデモテープが届いてからAdoがこのように歌い上げたのか、作曲者自身からこのように歌って欲しいとオーダーがあったのかは知りえませんが、ここはとても印象的で、そして聴くたびになんか心地よい。「こんなんじゃまだ 100%はわからない」の100%~あたりの力強い歌い方も気持ちがいい。2番の途中から1番と違う流れになって「なんで世界はドラマみたいにうまくいかないのだろう」で猛烈に伸びる歌声と共に間奏へと突入するところも本当に気持ちがいい
不思議な楽曲だ・・・

実はアニメのOPだった

結構この曲を聴き込んだ後に発覚したのですが、SPY×FAMILYという漫画原作のアニメの2期のOP曲だったことを知りました。

私はSPY×FAMILYに関しては原作は読んではいましたがアニメは見たことがありませんでした。普段忙しいですし、アニメに割く時間というのもあまりありませんからね。改めてOP映像だけ後から拝見しました。
こちらの映像に楽曲が乗せられた状態でなら、歌詞の意味も部分的に理解できました
SPY×FAMILYのあらすじは、簡潔に言うならばお互いの都合のために急遽仮初めの家族を演じることになった3人+1匹の特殊な家庭の物語なのですが、演じているうちに実は本当の家族に近づいていく?そんな内容です。
本編を知っている人ならば感じられる程度の意味合いを感じ取れます。
まぁ細かいことをどうこう考えてはいますが、そんなことが結構どうでもなるくらい爽快な楽曲に仕上がっているので気持ちよければよし!!
本当はもっと言語化して伝えなければならないのですが、この点に関しては私の力不足を感じます。申し訳ありません。

次は「アタシは問題作」についてになりますが、また別の記事にて。
それではまた。