【雑談】3ヶ月が経ちました。
noteを始めて、3ヶ月が経ちました。
投稿した作品は、現時点で7作。
おかげさまで非常に多くの方にアクセスをいただいており、
大変ありがたく感じております。
(特に「スキ」をくださった皆様、ありがとうございます!)
不特定多数の方に自分の書いたものを見ていただける環境に
まだ少し戸惑いつつも、楽しみながら続けさせていただいております。
今回は小休止ということで、この間にアップした作品それぞれの
あとがきのような裏話のようなものをお話できればと思います。
ご興味があれば、お読みいただければ幸いです。
①『花咲かずして、春を待つ。』(短編)
「小説を書いて、ネットで公開しようと思います」。
普段お世話になっている方にそう豪語して、見切り発車で始めた執筆活動。
「一作目は、なんか変わった子がクラスにいる話にしよう」と書き始め、徐々に話の筋は見えてきたものの、そこそこのところで一度筆が止まってしまいました。
数ヶ月後、その方に「進んでいるの?」と聞かれて固まってしまい、執筆を再開。
なんとか書き上げたはいいものの、「これが知らない誰かの目に触れる」と思うと無性に怖くなり、何度も細かい描写を書き直した覚えがあります。
公開日は7月を予定していましたが、6月に前述の方とご飯へ行くことに。
今度は「公開済です」と答えられるようにと、時期を早めました。
一番苦労したのは、トップ絵の三科君です。
②『ロイヤルストレートフラッシュ・シンドローム』(短編)
いただいた「スキ」の数は多いのに、アクセス数がそれほど振るわない作品。笑
(「♯約60分で読めます」の強気なハッシュタグが要因かと踏んでいます。)
「次は一作目で出てきた、御園さんの話にしよう」とそれだけ決めて書き始め、ほとんど筆が止まることなく最後まで書き終えることができました。
宮原さんの語り口を書くのが楽しく、特に終盤の大学での対話は趣味が爆発した感じがします。
トップ絵の御園さんは、下書きのつもりで描いたものがいい感じだったので、そのまま採用しました。
③『眠る』(短編)
これを書いている現時点で、一番アクセス数の多い作品です。
まず冒頭の一文が頭に浮かび、そこから思いつくままに書き始めましたが、なかなかの難産でした。
これを書いている期間に、三浦春馬さんの訃報が流れたこともあり、冒頭の一文から不愉快な想いをされる方もいらっしゃるのでは、と不安になったり、言葉選びに神経質になったりもしました。
そういう四苦八苦が影響しているのか、どんどん作中の時雨君も辛そうに。
唯一の救いは、秋葉先生でした。先生、ありがとう。
トップ絵は2パターンあり、一度取り替えています。
現在のものは執筆中に村井君のイメージを掴むために描いたものです。
④『黒板の傷』(掌編)
すでに『ごめん、やっぱり青がいい。』を書き終えた後でしたが、急遽こちらを執筆し、アップすることにしました。
『ロイヤル〜』のアクセス数が思ったより伸びなかった反省から、同じようにnoteに投稿されている先輩方の傾向を見させていただき、「短くて読みやすいものを」と考えました。
当初の予定にはない試みでしたが、現時点で『眠る』に次いでアクセス数が多く、ありがたいことに気に入っていただいている方も多い印象。
話の内容は、自分が小学校の頃にやってしまった悪戯が発想の元になっています。
⑤『サイドテーブル方式』(掌編)
「短くて読みやすいものを」に加えて「できるだけ短いスパンで」と思い、『黒板の傷』の一週間後に間に合うように執筆し、公開。
「誰もが死へと〜」のフレーズは十代の時に思いつき、「いつか使ってやろう」と目論んでいたものですが、「その前に生きることと向き合いなさい」とここで全否定してやりました。
(思えば、『眠る』を書いたことも多少影響しているのかな、と思います。)
トップ絵のマスキングテープが描いていて楽しかったです。
⑥『ごめん、やっぱり青がいい。』(短編)
個人的にとても気に入っている作品です。
筆も進み、夏休みの数日で一気に書き上げることができました。
まずタイトルを思い付き、その瞬間「勝った」と思いました。
最初は『ロイヤル〜』に出てきた寺田さんの話にしようと思っていましたが、どうしてもこのタイトルにしたくて内容を考えた結果、藤井さんの話に。
「才能か、努力か」は自分が親しい方によく聞く質問です。
(ちなみに自分は藤井さんと同じく、断然「才能」派です。)
トップ絵も気に入っています。
ポイントは藤井さんが右耳にかけた髪がちょっと浮いている感じです。
⑦『嫉妬』(掌編)
女子大生が、別れた彼氏に恨み辛みを言いまくるお話。
noteを始めるにあたって、どんなテイストのものを載せていこうか、考えていた中で生まれたものです。
文体や言葉選びも勢い重視、ギアを一つ外した感じで書き上げました。
これを書いているのは公開して間もないタイミングですが、今のところ、アクセス数の伸びはいい方で、嬉しい限りです。
まだまだ駆け出しで、試行錯誤ばかりですが、少しでも多くの皆様に読んでいただけるよう、そしてできれば楽しんでいただけるよう、引き続き作品をアップしていければと考えております。
よろしければ、またお立ち寄りいただければ幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
白鉛筆でした。
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