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高校生での進路選択を振り返る

こんにちは。
最近は蒸し蒸しと暑く、夏の訪れを感じますね。

私は現在、大学院生ですが高校生の自分がどのように進路を選択したかについて今日はお話ししようと思います。

大学に行く?

そもそもなぜ大学に行ったのか。
大学生って楽しそう、兄弟・周りの友達がほとんど行くから、研究って何をするんだろうという興味、モラトリアムを延長したい、故郷を離れてみたい...

このあたりが私が大学に行くことを決めた理由だったと思います。明確に研究者になるぞ!将来は○○になるぞ!そのために大学!!と決意して進路選択したわけではないです。

実際に大学生活は素晴らしく、学問の面でも精神の面でも多くの学びを得られたと思います。


文系?理系?

進学を決めた高校生が次に直面するのが文理選択ではないかな、と思います。

私の高校では文系か理系かで授業の選択が変わるため、たしか高校1年生が終わるころに文系か理系かの選択をしました。

当時の私は科学に興味がありました。科学系の読み物おもしろい、化学の授業楽しい、星ってきれいだなー!宇宙に興味あるかも?という感じで迷わず理系を選びました。

理系を選ぶうえで悩むポイントであり自分も悩んだのが、数学が苦手(理系教科が苦手)だがやっていけるかな?ということです。
結論からいうと問題ないと思います。確かに大学の授業でも数学わからん...となることは往々にしてあるのですが、定期試験を突破するためにとにかく勉強する、友達に聞くなどして乗り越えてきました。

今でも数学の苦手意識は消えないし、そのことが自分の欠点だーと思うこともあるのですが、苦手でも理系にすすんで良かったと思っています。
研究分野によっては、ずっと数学しているわけでもないし、なにもすべての数学分野に強くなきゃいけないわけではないと思います。

ただ一つ言えるのは高校生の頃に戻れるとすれば、数学をしっかり勉強したいです笑
苦手意識はやらなきゃ消えないです。高校生には戻れないので今からでも時間をつくって勉強したいと思っています。

何学部を選ぶか

先述の通り私は宇宙に興味があったので理学部か工学部に行こう、どっちにしようかな...と悩んでいました。

宇宙の成り立ちや理論を研究するなら理学部だろうし、宇宙に行くためのロケットや宇宙探査機をつくるための技術を研究するなら工学部。ということになると思います。わたしはどちらかというと、技術の方に興味があったので工学部を選択しました。

でも、将来の夢みたいなものがあったのではなく、興味のあることがいくつかある中で一番はこれかなぁ?くらいの自信のなさで選んだ進路です。

高校生の進路選択当時、みんなは医者になりたいから医学部に行く!だとか弁護士になりたいから法学部に行く!などまっすぐに夢を掲げて進路を決めているのに、自分は今何となく興味のあるくらいの理由で進路を決めていいのだろうか。他に興味のあることもあるし、本当にこれで正しいのだろうか。と悩んでいました。

当時の私には、今あなたが好きなことで選んだらいいと思うよ。○○学科に進むと決めても自分で他分野を勉強することもできるし、大学に入って違うなと思ったら辞めるでも転学科するでも、いくらでも道はある。一個の夢にまっすぐな人はかっこよくみえるけど、そうでなくてもいい。いろいろやっていく中でやりたいことを探してもいいんじゃないの?と声をかけたいです。

今わたしは当時全く考えもしなかった分野で、おもしろい研究に触れることができています。そしておそらく、当時選ばなかった道に進んでいても充実した暮らしを送っている自信があります。その時その時におもしろいと思ったこと、興味のあることを大切にしていれば充実した暮らしを送っていけるような気がします。

大きな選択だと思うと最良の選択をとりたいと思うかもしれませんが、どの道に進もうと自分がしっかり取り組めば楽しく過ごせるのではないかと思います。しっかり取り組んで違うな、となったのならそれは大事な気付きを得た。ということで別の道で頑張るのもいいのではないかと思います。


興味のあることをとりあえずやってみる。
進路選択に迷ったら、とりあえず・何となくで選んでみてもいいかもね!というお話でした。




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