娘への運動不足解消の提案とその結果
こんばんは、ゆうさいです。
最近、娘があまり外で遊ばなくなりました。
以前は公園へ遊びに連れて行くというとすごく喜んだものですが、最近は友達と一緒でなければ公園で遊ぶのも楽しくないようなんです。
そんな感じなので、天気が良くても家で遊ぶことが多くなり、娘の運動不足が心配で朝の散歩に誘うようになりました。
しかし、本人は家で一緒に遊ぶことを希望し、外に出ようともしません。
何か前向きに散歩を楽しめる方法はないかと考えた結果、ひとつアイデアが閃きそれを娘に提案をしてみました。
それは、「外を歩きながら自分がいいと思うものを写真に撮り、あとで見せ合いっこする」というもの。
最近写真に興味を持ちはじめた娘には、ちょうどよい提案ではないかと思い話してみたところ反応は上々でした。
早速、以前使用していたiPhoneを娘に貸し、二人で一緒に「散歩撮影会」に出かけました。
ルールは、こんな感じです。
①散歩コースを歩きながら、自分がいいなと思うものを撮影
②撮影した写真の中から自分で10枚を選択
③選択した10枚を見せ合い、何がいいと思ったのか感想を述べあう
禁止事項は3つ。
・人を撮影しない
・他人の家は撮影しない
・車道では撮影しない
これを実施した結果、この企画は見事に大成功。
娘にとっては、自分専用のカメラを与えられたことが嬉しかったようで、いきいきと写真を撮りまくっていました。
途中その様子をみながら、スマホカメラの機能や綺麗に撮影する方法も教えてあげると、私も驚くほど上手にそれを使いこなせるようになりました。
それに、娘が何をみてどういったものがいいと思っているのかも写真をみるとわかるので、私自身もそれを学ばせてもらえてよい経験になりました。
娘が撮影したたくさんの写真を見てみると、意外と道路標識や信号が多いことに気づきます。
子供でもパッと見て印象に残りやすいデザインということなんだろうなぁ。こんなことから、普通にいつも見ていた道路標識や信号が、実はよく考えられたデザインだということをあらためて知ることができました。
そのほかには、下の写真のように道に咲いた花や壁の落書き、公園の遊具なんかが多かったですね。
娘はあっち行ったりこっち行ったりとほぼ走りながら、1時間くらいの時間をかけて写真を撮り続けていました。
このようにしっかり過ぎるほど運動もできたので、「娘の運動不足の解消」という当初のこちらの目的も達成です。
家に帰るとすぐに自分で撮った写真の中から、さらにいいと思う写真を10枚選択する作業を行いました。
この作業もなかなか面白い。
娘が無造作に撮ったたくさんの写真の中からどんな10枚を選ぶのか、その選択基準や理由を知ることができます。
ちょっと指が写り込んでしまっているような失敗写真は最初に省かれますが、意外と大人の感覚でいいと思う写真とは違うものが選ばれるのが興味深かったです。
人それぞれの好みもあるのでしょうが、「いいと思うもの」の基準が如実にでていてその着眼点も面白い。
それらの写真について一生懸命説明する娘の主張もよくわかり、なるほどなぁと思えることも多かったですね。
ちなみに以下が、娘が撮影した写真の一部と撮影した理由です。
途中それなりの撮影技術も教えていたので、大人が見てもなかなかいい写真が撮れていると思います。
①たくさんのパンジーの花が顔に見える
②カバが水から顔を出したように見える
③クローバーの葉がハートに見える
④綿毛の模様がきれい
⑤ベンチが花を咲かせたようですごい
⑥お気に入りのハート模様のタイツ
今回この遊びを実施してみて、目標であった「娘の運動不足解消」の達成もそうですが、それ以上に自分自身の新たな気づきや発見に繋がったことはすごく良い経験になりました。
さらに娘との共通の趣味にできそうな感触もあるので、今後も天気が良い日は娘を誘い、この遊びを継続していきたいと思います。
ちなみに上の写真は、今回の「散歩撮影会」の記念に私が撮影したものです。
過酷な環境にも関わらずコンクリートの隙間に根をはり、2輪の花が美しく元気に咲いています。
娘との関係も長くこのようにありたいなと思う、パパの切なる思いを象徴した1枚です。
完
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