見出し画像

カラオケでの歌い込みと「声」を研くためのボイトレは、全く別物!!!

こんにちは!
ナチュラルボイス覚醒トレーナーの斉藤ひろみです。

突然ですが、あなたは、
上手に歌えるようになりたい!
この音が出せるようになりたい!
もっとロングトーンができるようになりたい!
などなど、そんな気持ちになったときに、まず何をしますか?

今日は、そんなときに陥りがちな傾向と、実際にすべきことについて書こうと思います。

歌い込みは技術を伸ばせるのか?

自分の歌の質を高めたいときに、「家やカラオケでたくさん歌う」という方、結構多いのではないでしょうか?

かくいう私も、昔は同じように思っていました。

我が家は父が歌好きで、しかも結構上手い人なので、
高校生くらいまでは父の「歌唱論」のようなものを本気で全て信じていたんですね。影響力絶大でした。

その中によく登場したのが、
「上手くなりたければ歌い込め」
「高音が出ないなら練習あるのみ」
「何度も歌って精度を上げるしかない」
そんな内容でした。

けれど、いくら頑張って歌い込んでも自分の歌のレベルが伸びない、思ったように歌えない、高音が全く出せない、だから男性の歌しか歌えない…。

かといって、低音は出ているだけで、決して歌に使えているレベルではありませんでした。

くり返される失敗体験。
どうして上手くなれないんだろうと落ち込むことの連続。

そんなんじゃ、歌うこと自体を嫌いになってしまっても不思議じゃないですよね。

父の場合は、生まれながらに上手く歌える要素が揃っていたのでしょう。

呼吸の仕方や声の響かせ方、身体の使い方といったものが、無意識にも理想的な形で機能していたので、上記のような持論を貫いても声を壊すことなく高齢まで過ごすことができたのです。

質を上げるための優先順位を誤るな

もちろん、たくさん歌うことが悪いのではありません。

それがリフレッシュや脳トレ、ストレス解消になるでしょうし、「声」の底上げではなく「歌」の表現を研くのであれば、必要なことです。

しかし、「声」という土台(基礎)ができてもいないのに、「歌」という応用面ばかり練習して、本当に上手くなれるのか?

答えは明白ですね。
優先順位を見極めることは、目的を達成するためにとても重要です。

先日、ひと月振りに歌う機会がありました。

ボイトレで「声」を研く呼吸やリップロール、ハミング辺りの練習はしていても、久しく実声練習や「歌唱」はしていなかったので若干不安でした。

が、面白いくらいに問題なく歌えたので、
基礎って本当に大事なんだな…と再認識しました。

カラオケでの歌い込みと「声」を研くためのボイトレは、全く別物!!!
と、今日は大声で叫んでおきます。

最後まで見ていただき、ありがとうございました(^^)

\教員、講師、インストラクター、コーチ、カウンセラーの方へ/
現在、メール&動画レッスンを開講中!
商売道具の「声」を目覚めさせて、お仕事のステージアップをしませんか?
▼登録はこちらから▼
https://tsmarketing-lp.info/clp/naturalvoice-opt-note01/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?