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会社員時代の恩人と、職場の人間関係。

元勤務先の先輩に会ってきた。


知識ゼロから、辛抱強く指導してもらった、
いわば私の恩人だ。

とっても美しい先輩。

約4年ぶり位だったけれど
先輩はあの頃と全然変わらない。
笑い方がおおらかで、
相変わらず美しかった。


先輩相手だと、なぜか
「この人は、私の言うことを悪く取らないから、
きっと大丈夫!」
という安心感がある。

突拍子のないことを言っても、
話があっちこっち飛んでも、
きっと先輩は全然気にしてないから大丈夫!
とも思う。
(なぜなら、先輩の話もあっちこっちに
飛ぶから、、)

気負いなく話せるひと。

そして、先輩は人の痛みが分かるひとだ。

✳︎


たぶん、職場の人に話す必要のない、
めちゃくちゃ個人情報も話している。

夫の実家の家族構成、
私の実家の家族構成、
私の父母や弟の職業まで。

先輩も、結構つっこんで聞いてきたりするけれど むしろ先輩になら、正直に話したい。

✳︎

大人になってからというもの、
うわべだけの会話って多くないか?

他人の心の中に、土足で踏み込んでくるようなヤツは、私だって苦手だ。

他人を不用意に傷つけないために
余計なことは聞くべきじゃないし、
こちらとて、話したくないことを、
無理に話す必要はない。

だけど、私はそれじゃちょっぴり寂しくなるときがあるんだ。


会社の同僚とは「仕事だから」で割り切り、
「その時だけの付き合いで!」
の考え方が大半であることは承知している。

むろん、それを否定するつもりはない。

そんな中でも私は、一部の気が合う人とは
職場を超えて、親密な関係を構築したい
と願ってしまうんだと思う。


✳︎

大手と言われるある企業に転職した時感じた、
違和感を思い出す。

私は、その会社の人のたちがいい子ちゃんぶって
本音を押し殺し、うわべだけで会話している環境に
どうしても馴染めなかった。

「仕事に感情を持ち込むな」
「遊びじゃないんだから、当たり前だろう」
と言われてしまいそうだが…。

わたしは“共感”重視のパーソナリティを持っていて、
どうしたってそう思ってしまうのだから、
仕方ない。

うわべだけの、心のない会話。
スマートぶってさ、、

腹の中では何思ってるんだか分からないな、
この人たちは、

と思っていた。

✳︎

短い時間だったけれど、先輩に会えてよかった。

わたしと違って、子育てと、
フルタイムの仕事とで、毎日大忙しの先輩だ。

またタイミングを見て、
細く永くいいお付き合いしていきたいと願う。


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