見出し画像

【漫画メモ】アスタロト 2(魔夜峰央)

1996年の作品です。あらすじは途中までですが、感想はネタバレ有りです。

あらすじ

第7話
魔法書の中に隠れて、自分の仕事を手伝わせる者を探していたアスタロト。魔法書という名の「狩りの書」を開き、アスタロトの罠に引っかかったのが秘術師のゾゾットだった。有無を言わさず半強制的にアスタロトの仕事を手伝うことになり、早速、新しい魔法を作るための材料を集めることになった…

第8話
追われる身となったアスタロト一派。アスタロトの臣下の魔王ラウムも人間界に逃げていた。アスタロトはラウムと合流し、情報集めをすることに。そんな相談をしていると、ハーピーの大軍が襲ってきて…

第9話
ハーピーの大軍にてこずるアスタロトの臣下たち。アスタロトはルキフェルに会いにいき、ハーピーの弱点を教える代わりに、自身の指名手配を解いてもらった。そして雨を降らせてハーピーを一掃。
一方、ベールゼブブはベールの居場所を水魔境に尋ねていた。

第10話
ベールゼブブとアスタロトは敵対していたが、ベールと至高界勢と対決するため、手を組むことにした。ベールゼブブの隠れ家に招待されたアスタロトは妖魔の少年をもらった。それを小さくして耳の中に入れた
ベールの陰謀に気付いたベールゼブブとアスタロトは、ベールがいるという至高界に行くことにした。しかし、至高界は魔界の者は入れない。そこで、魔力を取り出して壺に封印し、ただの人間の振りをして至高界に侵入することにした。

第11話
うまく人間に化けて、至高界へ向かうベールゼブブとアスタロト。しかし、アスタロトは耳の中に妖魔の少年を入れっぱなしにしていたことを思い出した。これが見つかると、魔界の者だとバレてしまう。ベールゼブブが敢えて乱闘騒ぎを起こして陽動する中、アスタロトは妖魔の少年を近くにいた見知らぬ男のポケットに入れた…

番外編
アスタロトの元にブエル将軍がやってきた。サタン様より預かっている「時の晶玉」を預かってほしいという。ラルルがサタン様を裏切って、敵対するベールと内通しているという疑いがあり、ブエル将軍が確認しにいくのだという。その間、もしものことがあってはいけないから、アスタロトに預けたのだ。
アスタロトは金庫番のシャーサに時の晶玉の保管を命じた。しかし3日後、時の晶玉が黒焦げになってしまっていた…

感想

外見はバンコラン、性格はややパタリロ入ってるアスタロト。けっこうお茶目な面がありますが、妖魔の少年への愛が半端ないのはお約束。
文章多めで、しっかり練られたストーリー漫画です。連載誌休刊のため、未完に終わってしまったのが残念です。まだまだ続きそうなところで終わってるわけですが…。クトゥルフ神話の一端を垣間見た気が致しました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?