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2018年で変わったこと。

 どうも、スワンです( 'ω')

株式会社メルペイにてデザイナーをしつつ、勉強会でグラレコを描いたり、社外でもデザインや組織づくりのお手伝いをしています。最近はTwitter中心に生息していて、日々の考えや告知はここでまとめているのでよかったらこちらもどうぞ👇


さて、noteの下書きを消化しているうちにあっという間に2019年。来年はオリンピックでうそん!という気分ですが、とうとう今年も新しい年がやってきました。

しかしそんな新年早々にインフルエンザにかかってしまい、6日間も寝込んだせいで年明けnoteを公開する順番が完全に狂いました、ぐぬぬ。布団の中でシクシクiPadでお絵描きしてました。

にしても1年って、本当に年々早くなりますね。

小学生の頃は、6年間がまるで囚人の監獄のように長かったけれど。社会人になってからというものの、トントンあっという間に進んでいく。

社会人になる前、母に「あんた、気がついたらすぐ40歳だから気をつけなさい」と言われたのが当時は笑い話だったけど、あまり笑えなくなってきました(笑)


・・・


ということで1月も後半戦になてしまいましたが今年は、1年前の私と比較して「変わった」ことにフォーカスして1年を振り返ってみようと思います。

それではさっそく行ってみよー( 'ω')b


2018でわたしが変わったこと

1. 初転職をした
2. noteを再開した
3. グラレコやりまくった
4. メモの習慣ができた
5. OKRをはじめた
6. 中国に行って衝撃を受けた
7. 個人事業主になった
8. 投資信託を初めて売った
9. カンファレンスの運営をした
10. キャッシュレスになった
11. 引っ越した
12. 登壇・取材が増えた
13. ユーザーテストが身近になった
14. ミッションやバリューについて意識するようになった
15. 知らない土地にたくさん行った


1. 初転職をした

何と言っても、これが今年で一番大きかった。

プロパーで入社した会社で4年丸々働いて、本当にいろんなことがあったけれど。初めて自分で全部決めて、ケツを持って走り出した瞬間でもあった気がする。

ずっと、そこでなんとなく人生が続いていくような気がしていた。出るのは本当に怖かったし、今なのか、自分なんかが本当に外に出てやっていけるのかと。

あんなにも自分と毎日対話して、デザイナーであることを考え直して、これから、本当は何やりたいんだっけ?と。最初の大きな節目を迎えた年明け。


結果的に、わたしは新しい一歩を選びました。

地続きではなく、いばらかもしれない道を。それでも「自分で選んだ」という事実は自身で道を切り開いていく小さな自信と、どうにでも、いやどうにかしてやるという間違いのない覚悟ができた。その覚悟を、責任を全部背負うことを決めた。

私はこれからを、自分で正解にしていかなきゃいけないんだと思う。


2. noteを再開した

自分とたくさん対話することが増えたから、自然と何か外に吐き出したくなってnoteをまた再開しました。気がつけばフォロワーも4000人を超えました。本当にありがたいです。

そしてnoteをきっかけに話しかけてもらえることも増えました。

多分初期のおすすめユーザーに入れてもらえてるのかなと思うので実力だけではない部分もありますが、想像以上にたくさんの人に読んでもらえてびっくりしたし、素直に嬉しかったです。そ

人より、ちょっとだけ文章を書くのが好きかもしれない。そう自覚できたのもいい機会でした。


3. グラレコやりまくった

note読みました!って言われるのと同じか、それ以上に「グラレコ描いてる人ですよね!」っていろんなところで話しかけてもらえるようになった。

自己紹介する時にも「Twitterで実況見かけたことあります!」なんて言ってもらえたりして、グラレコのど素人なりに何かひとつでも誰かの役に立ってたらいいななんて今でも嬉しい気持ちになります。

実はこのグラレコ、当初は社内で使おうと思って勉強してただけだったんです。SNSに吐こうなんて、全く考えてなかった。

会議とか、キリキリ胃が痛むような会議をひとつでも減らしたくて、話題があっちにもこっちにもそれてしまうのをなくしたくて、絵を描くのも得意な方だったし本を読んでノリではじめました。

でも、よく考えたらいきなりリアルタイムでまとめられるのか自信がないし、まずは個人練習した方がいいなと。その結果、誰の迷惑にもならないよう「勉強会の即興グラレコをiPadでこっそり特訓しよう!」と思いついたのが最初でした。

その時のブログがこちら↓

これをきっかけに、たくさんの人に反応してもらえて、自分でも「面白い!」と火がついていく先々の勉強会で全部グラレコしてすぐシェアして後日にブログに書くっていう新しいサイクルが生まれました。

今では、社内でも社外でも自然とグラレコを会議の最中にやれるようになりました。意識しなくても、話してることをどんどん具体化して「こういうことですよね」「関係はこうですね」って体系化したものを絵として前に出すだけでみんなの会話が一気に同じ方向に向いていく。

今年身につけた、自信を持って進められるスキルだと思います。

(参考図書)
ステマかというくらい何度も紹介している清水 淳子さんの「Graphic Recorder ―議論を可視化するグラフィックレコーディングの教科書」


4. メモの習慣ができた

私は良いなと思ったら惜しげなく真似するタイプなので、以前にNewsPicksの前田さんのメモの記事を読んで新しく使い始めたのが「Fastever」。

Evernoteの拡張アプリで、ログインや同期が一切ないローカルをベースとして動くアプリなのでめちゃくちゃ起動が早いのです。保存ボタンを押すだけでそのままEvernoteに保存され、次のメモも秒で始められる。

かつ、初期保存のファイルが選べるので私は.inboxというフォルダにぶち込みまくって、週末などに見返して.Collectionというフォルダにタグを付けてで仕分けをしています。

おかげさまで頭の使い方がかなり変わりました。あと自分の思考や感覚、アイディアが目に見えて体系化されて貯まるで役立つことがあまりに多い。人って本当にすぐ忘れるんだなあと実感しました。

今度別の機会にこれについてのnoteも書きたい( 'ω')


5. OKRをはじめた

メルカリでOKRが導入されているので、仕組み自体は記事などを読んでいて知ってはいましたが渦中に入ると実感値は全く変わりました。そして有難いことに、わたしにはとても合っていました。

会社の目標と、自分のやりたいことや夢を限りなく擦り合わせることって働く上で頭に入れておかないといけないなって改めて大事だなとこの頃感じます。自分の中の「Want」だけに目線があるとチームにとって素っ頓狂なことに走ってしまうし、結果的に評価されないし価値も生み出せないので良いことが何もない。

もちろん今までも「会社」のことを考えようとはもちろんしていましたが「この貢献は会社にとって合っている方向なのか?」って意外と測りにくい。正解が見つけにくいというか、それこそGoサインをもらうにしてもマネージャーによって変わってしまうこともしばしば。

でも会社のOKRがあれば、誰が見ても「合ってるね」と胸を張って判断できるし、羅針盤のように自分の向けば良い方向を確認できるので納得感や自分の足元がクリアになる感じがしてありがたかったです。

今年はプライベートOKRもやってみようかなと思ってます。


6. 中国に行って衝撃を受けた

6月にメルペイで出張兼現地調査として3日間、決済を体験するために中国の上海と広州へ行ってきました。

中国自体が初めてだったのと、国としての先入観が強かったので(メディアや印象操作って怖いですね、本当に。)行ってみてみんなマナーいいし、街にはゴミ一つ落ちてないし東京とヒケがないどころか負けてるような部分もたくさんあって驚きました。

現地のアプリはUIもUXも本当によくできていて、アメリカなどでデザインを学んで帰ってくるデザイナーも多いそうで。品質としては普通に世界トップレベルだなって思いました。悔しいのでちょっとホテルで唸ってました。

( あと、日本の報道はやっぱり中国に対して意地悪だなと思う。本来国内に向きそうな矛先を、どうにか外側にすり替えたいことがたくさんあるんだろうなあ、なんて思った。)

加えてここ1年は決済が業界としても盛り上がったおかげで日本でも多数の決済記事が各所から出されていましたが、やはり現地に行って見ないとわからない温度感や「誇張されてるな」と透けて見える記事との差がある程度わかるようになったのも収穫だった。


7. 個人事業主になった

転職して周辺が落ち着いた夏頃から副業を再開して、いくつかの企業さんでお手伝いを再開しました。その関係で、いい加減に個人事業主登録するかと重い腰をあげました。

お金の勉強になればいいな、くらいの気持ちで青色申告(申告が大変な65万控除の方)でスタートしましたがまあ大混乱でした。笑

初めて投資した時と同じくらい調べまくったけど、やっぱり渦中に入ってしまう方が飲み込みは圧倒的に早かった。会計ソフトは安定のfreeeさんを使ってます。

8. 投資信託を初めて売った

なんか最近日経の動き怪しいし、うーんこれも経験だと思って売ってみるか〜と日経225をはじめて売ってみました(年末の大荒れではなくその前のやつ)

売った次の日に1000円以上下がったので「おおお」と思わず声をあげました(笑)まあ難しい分析も何もしてないので、肌感で売っただけなので再現性はないのですが、運よく買い始めてからずっと上がりっぱなしの経験しかしてなかったので下がる経験と、下がる前に売る経験ができてよかったです。

おかげさまで、今は売らずにまた1000円ぐらい下がったり上がったりの経験もできたのでだいぶ腰が据えられるようになりました。当分は脳死して保有する方向で、色々手を出して遊んでみようと思ってます。


9. カンファレンスの運営をした

10月に開催されたエンジニア向けのMercari tech conf.、12月に開催されたデザイナー向けのDesignshipに携わりました。どちらもデザイナーとして、イベント用アプリ開発とWEBを中心に関わりました。

どちらも知り合いのひょんな声かけから「やるやるー!」って気楽に返して、そのあと個人の仕事とか重なったりして半分ベソかきました(笑)

イベントって参加する方が多かったのですが、中に入ると180度景色が変わるのですごいなという驚きと。いろんな会社の人が同時に同じことを進めるのはめちゃくちゃ難しいなって改めて組織づくりの勉強になりました。

みんな同じモチベーションではないこともあるし、忙しさの波もそれぞれ。組織づくりの中でもかなり上級者向けのものが、いわゆるギルド的な存在なんじゃないかなと思いつつ、上手くいけば1つの環境じゃ作れないものがバンバン生まれてくる面白さがありました。

やっぱりやってよかったし、複数のスケジュール調整力もつきました。世界中のオーガナイザーの皆さん、本当にすごいですいつもありがとう。


10. キャッシュレスになった

そういうプロダクトとチームに関わったこともあるし、上海の影響もバシバシわかりやすく受けた(笑)

今となっては、平日はほとんど財布を持ち出さない。特に六本木で働いていると、本当に現金はいらないことが多い。同じ東京でも、渋谷にいた時よりよりさらに加速した感覚がある。

基本はスマホと、スマホケースの裏に入れてるクレカだけで済ませてるから持ってるものは基本スマホのみ。身軽で、履歴も残るからマネーフォワードのデータも溜まって大満足。

そういう世界に、ちゃんと向かっていけるように頑張ります。


11. 引っ越した

人生で初の同棲を開始しました、ひょんなこともあるもんですね。

今年は社会人になってずっと住んでいた世田谷から離れて、新しい生活を始めました。そして住む土地や、環境は本当に人への影響が大きいなと再実感してます。

ちょっとスピリチュアルみたいですが、個人的に土地というものはやっぱり何か力があると思ってる方です。住む場所に、思った以上に私たちの行動や思考は左右されていると思う。

それは歩いている人の空気感だったり、特定の場所まで出る時間だったり、毎日食べるものだったり、ふと立ち寄るお店の種類だったりしますが。そういう細かい1つ1つの自分を取り巻くものが、それぞれは気づかないぐらい小さいのに、毎日積み重なるととんでもない効力を持ってきたりする。

ちなみに世田谷は、私にとって試練の土地だったなと思ってます。もがく時間だったし、エネルギーに飲まれたような感覚がある。

だから今の家は直感で、とにかく「気持ちいい」場所を選んだ。すっと前に進めるような、辛いことがあっても気持ちが明るくなるような。帰り道に、気分良く毎晩ビールが飲めるような、そんな場所を選んだ。あと、少しだけ他人と距離が置けるような場所にもしました。246号線沿いは、便利だったけど少しだけ賑やかすぎて疲れたので、毎日回復できるような場所にしました。

今年たくさん新しいことが起きたのは、ちょっぴり今のお家と土地のおかげだとも思っている。それぐらい、今年は自分をとりまく人や環境や、行動が変わった。


どうにも投げ出したくなるくらい何か嫌なことがあったら、眉唾だけど遠くに引っ越すか、バッサリ髪を切るかが私の人生のコツだったりします。キチキチすることの方が、多い日々から。たまにはフニャッと神様に感謝したり、おねだりしてもいいと思うんです(笑)

あと他人と暮らすってのも、やっぱり不思議なものですね。あと以外にもお互いに、お互いの行動に影響されるなと気づいた。相手が本読ん出ると本読みたくなるし、ゲームしてると私もゲームしたくなる(笑)

良い相互影響を作っていければいいなと思ってます。


12. 登壇・取材が増えた

社外で登壇や、仕事についてインタビューしていただく機会が増えました。前職では会社を通じて話したことはあったけれど、2018年はダイレクトに個人「スワンさん」として呼ばれることばかりだった。

ぶっちゃけ、とても驚いた。

Twitterで自分の頭の中をバンバン発信したかいがあったと思うし、それが誰かの前で話して役立つものに消化できてるんだなって実感できたので改めて嬉しかったです。

noteを見て仕事を依頼したいと思いました、なんて言ってくれることも増えたのでTwitterとnoteのセットでこれからもいろんなことを誰かに伝えて行ければ良いなと思います。

ビビビットさんには何度もお誘いいただいて、たくさんの機会をもらいめちゃくちゃありがたかったです。

形式問わず、登壇やらインタビューやら常に窓を開けているので何かご依頼あればTwitterのDMでご連絡ください。


13. ユーザーテストが身近になった

これも意外と「知識としてはあったけど、自分のスキルや引き出しとするほど実践できていなかった」部分でした。やってみたのと、知ってるのはやっぱり目玉がひん剥けるほどの差があると思う。

メルカリは毎週のようにユーザーテストやっていたりするので研修を受けさせてもらったり、日頃のインタビューの風景をハングアウトで観察できたので現場での「リアルな使われ方」が一気にインプットできた。

その後に自分自身もインタビューアーになったり、分析手法を学んで実践する機会があって一気に身になったと思う。バンバン使っていきたい。


14.ミッションやバリューについて意識するようになった

正直、去年までミッションもバリューもビジョンも会社規範もあんまり違いがわかってなかったやつです(お恥ずかしい)

現職では口酸っぱく「ミッション」と「バリュー」について役員だけでなく、社員も説明してくれたり自分たちもすることが本当に多いので感覚が身についたなって思うし意味を実際に実感できた。形骸化させないミッションやバリューって、実際めちゃくちゃ難しいのにそれが回ってる環境に身を置けたのはとてもありがたかった。

今はその感覚を社外でも作る、広めるお手伝いもさせていただいているのでこれまたどんどん広めていきたいしより自分の中で噛み砕いていきたい。


15. 知らない土地にたくさん行った

プライベートも出張も合わせて、知らない土地にたくさんいきました。

・ハワイ
・上海(中国)
・広州(中国)
・八丈島
・八丈富士(登山)
・台湾
・島根県
・出雲

知らない場所って、人生の経験値が一気に上がる感じがするので楽しいし好き。地方感もそろそろ東京に住んで9年目ということもあり薄れてきているので、たまには取り戻した方がサービスに生かせるし、本能的に山に帰りたくなるので(笑)今年も国内国外問わずに今年もたくさんの新しい土地にいきたいなと思います。

インドと中東とアフリカと南極に行きたい〜!



・・・


2018年を振り返ってみて

何年も働いてると「今年、何したっけ?」と、感覚が鈍くなる。この一年で自分が前に進んだのか、はたまた後退したのか。ぼーっとしていると、どこを走り続けていたのか自分でもわからなくなる。

たまにはちゃんと後ろを振り返らないと、自分が今どこにいるのかわからなくなってしまう。わたしが今年大好きになった「凪のお暇」で脳裏に焼き付いたフレーズ。

ポジティブって大切だし、周りからも重宝される。でも前ばっか向いいてずっと走っていられるなんて、実はちょっぴり頭が疲れてきた証拠なのかもしれない。たまには後ろを振り返って、足を止めてみるのもいいと思うのです。


そして改めて振り返ってみると、去年は「破壊と前進」の年だったんじゃないかなと。今までの「当たり前」をぶっ壊して、WEBを勉強し始めた時と同じようにどんどん自分で切り開いて前に進んで転んで進んでができた。そんな年だったと思います。

今年も七転び八起きで、自分の好きを大事にに突進していこうと思います。


2019年度もよろしくお願いします。

それではまた( 'ω')スワーン



読んでいただいただけで十分なのですが、いただいたサポートでまた誰かのnoteをサポートしようと思います。 言葉にする楽しさ、気持ちよさがもっと広まりますように🙃