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効率の良いテレワークのすゝめ

日本だけでなく、世界中で「テレワークへ移行しよう」的なムーブメントが巻き起こった今年の春。テレワークムーブメントの前から会社としてテレワークに移行したところもあれば、緊急事態宣言が発令されるまでテレワークに移行しなかったところ、結果的にテレワークに移行さえしなかったところなど、多種多様な対応を撮っていたと思う。

私が働く会社では、2月から本格的にテレワークに移行していたため、世の中が「テレワークやばいやろ!いけるんかよ!」的な声を挙げているときにはすでに家でカタカタとパソコンを叩いていた。別に「テレワークに移行するのが早かったから良い会社である、そうでないのは悪だ」みたいな思想は持ち合わせてないので、何も他社に対して思うことはないが、圧倒的にテレワークの方が快適やんなとは個人的に思っていたりもする。

それは当然、制作会社というパソコンさえあればどこでも仕事ができる業務内容だからというのもあるとは思うんやけど、世の中の大半の仕事なんて必要ではないんやから、ここでテレワークに移行できなかった会社は数年先にはないんちゃうかなとかも考えたりした。VUCAと呼ばれる時代に未来のことを考えること自体がナンセンスなのかもしれないが、世の中で起きていることに適応できないということは避けたいなと思う。

これに関しては、「強者が生存するのではなく、適応したものが生存する」という自然界の原理原則に則っているので、否定のしようがない。この原理原則だけではなく、自然の原理原則はたくさんあるので(新陳代謝が必要、偏りが必要、みたいなね)、何かサービスを生み出したり、組織を構築しようとしているのであれば、ぜひ勉強してみるのも手だと思う。

その際に私がとても参考になるなと思っているんが、メタップス代表の佐藤航陽さんが書かれているブログ。かなり大きな目線で書かれているのできっと参考になると思う。ぜひ読んで欲しい。

いつも通りにイントロを書いていたらあっという間に800文字を超していたので、そろそろ本題に入ろうと思う。タイトルにもある通り、効率よくテレワークをするにはどうしたら良いのかを今日は紹介していこうと思う。とは言うものの、しらんけど。のnoteはデジタルサービスを取り上げて紹介するために存在しているので、脳科学的にどうである、みたいな話はせずに、私がテレワークをする中で、これは良いな、これはみんなに使ってもらえそうやなっていうものを紹介していこうと思う。(ここまでで1000文字)

音を意識するとテレワークは変わる

実験的に、いつもと違う構成でnoteを書いていこうと思う。

表題にもある通り、「音」に関して記述していく。テレワークをしていく中で、自分のパフォーマンスが大きく左右されるなと思ったものがいくつかある。以下がそれに該当する要素である。

・視覚
・体勢
・聴覚

上記の3点は大きくテレワークに影響を与えると思っている。

視覚的情報で言えば、目に見える範囲に余計なものがあるのかないのか、といったこと。デスク周りに物がたくさんあると、それだけで目が奪われて集中力が途切れてしまう。スマホが目に入る場所に置いてあるだけで集中力が切れてしまうという実験もあるらしい。

そもそも人間の知覚情報における「視覚」が占める割合が8割とかだった気がするので、それも当然と言える。とにかく整理整頓を心がけることが大事なんやな。

体勢は、自分がどんな姿勢で作業をしているのかと言うこと。体勢なんてそれほど選択肢はないが、寝ているか、座っているか、立っているか、の中でもそれなりに集中力には違いが現れると思っている。

言わずもがなもしれないが、寝ている姿勢では作業などできない。とてもじゃないが集中などできない。リラックスするために寝転ぶなら良いが、作業をするには向いていない体勢。その次が座っている状態。座っている状態は平均点と言えるが、研究によればお尻のところで血流が悪くなってしまい、脳への血流の妨げになりやすいとのこと。

つまり、立っている時が最強に集中できるということ。これに関しては私も縦にうなづける。確かに、立って仕事をするのは捗るし、集中力が維持できている感覚になる。足を動かしながら仕事をすることで、血流も周り、パフォーマンスも向上するというおまけ付き。体勢を気にするなら立って仕事をするのが良いと思う。

さて、やっとここまできたが、個人的にナンバーワン集中できるポイントは音。まじでこれをするのかしないのかで大きく左右される。

家の中でも常にイヤホンをさしながら仕事をしているのだが、ずっとある音を聞いている。聞いているのは音楽でもASMRでもなく、ホワイトノイズ。テレビのなかでチャンネルがないもの(番組が放映されていないもの)がざーって音を出しているのだが、まさにそれ。ひたすらにザーッという音を聞きながら仕事をしている。まさにこのnoteを書いている今もだ。

昔は洋楽を聞いたり、カフェミュージックを聞いたりしていたのだが、今はずっとホワイトノイズ。頭で音の処理をしなくて済むから、他のことに集中力を使うことができている、と勝手に認識している。本当かどうかはわからない。

つまり、私に限って言えば、パフォーマンスを最大限引き上げるきっかけになっているのは音であるということ。この音に気を使いだすと、一気にあなたのテレワークは変わると断言できる。

ホワイトノイズなんか聞いてられるか!ってい人に向けて

とは言うものの、ホワイトノイズに抵抗を持つ人は少なくない。無意味な音を聞き続けることに恐怖を覚える人もいるらしい。まあ確かに、貞子が出てくる時の音そんままやから、怖いんやろなとも思う。

そんな人に向けて今日はデジタルサービスを紹介する。

それがIMissTheOfficeというサイト。日本語訳すると、「オフィスが恋しい」みたいな感じ。開いてみていただければわかると思うが、下の写真のようなUIをしている。オフィスの中を再現しているんやね。

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音に着目しているよーって人はおそらくたくさんいると思うが、実は聞いているものは人それぞれ。私みたいにひたすらホワイトノイズを聞いている人もいれば、カフェミュージックを聴いている人、ラジオ、ASMR、POPなどなど、多種多様やと思う。

その中でも、「オフィスの絶妙な雑音の感じが好きやねん」っていう人向けに開発されたもの。右下にある数字は、オフィスの中に何人の人がいる状態なのかを設定できるもの。面白い、いじってみると、確かに喋り声や物音が減っていく。

もちろん収録されている声は外国人の声なので、会話内容はあまり聞き取れないが、絶妙に人がいる感じが好きな人にはちょうど良いサイトやと思われる。ぜひカフェミュージックの代わりに使ってみて欲しい。

もっとこうしたらおもろいやん!っていうのとまとめ

今回のコロナショックで、多くの会社でテレワークを実施すると共に、Zoomなどのツールを使用しながらテレワークをしている会社もよく聞く。そこに人がいる感覚を大事にしたいっていうのと、サボってないのかっていう確認のどっちの意味でもやっているんやと思うけど、これにうまくいかせへんかなっていうのが最後に書くこと。

このサイトがしたいことは、オフィスをテレワークの中で忠実に再現したいことやと思うんやけど、これをzoomとかと組み合わせて良い感じにできそう。zoomやと喋っている人の音は、常に一定になっており、他の人の会話も自分の会話も同じボリュームで届けれらてしまう。

しかし、実際のオフィスではそんなことはなく、自然と無意識に音の取捨選択をしているはず。たくさんの人でzoomをつなげながら業務をするのであれば、自分と関係のない会話をなるべくボリュームを下げ、関係のあるものだけ聞こえるようにする、的なことができたら良いと思う。

現在zoomにはブレイクルーム?なるものがあるが、あれに入っている人の会話を極小音で遠くから聞こえているような仕様にするだけでオフィス感はグッと出ると思う。もちろん、聞こえてはならない会話なのであれば、別の専用のルームを作れば解消できるはず。

出社するという行為自体には何の意味もないが、それに意味を感じてる老害社員も世の中には多数いるのが事実。しかし、若手層から新たなアプローチやソリューションを提供しなければ、結局いつまでも出勤し続けることが当たり前の世の中になってしまう。別に出社して悪いことばかりではないこともわかっている。オフラインコミュニケーションの大事さはチームを持っていれば尚更身にしみてわかる。

しかし、それをどのようにオンライン上で構築できるのかを考えようとすることの方が大事なんちゃうかなと思う。そんなことを思いながら今日もひたすらにnoteを書いていく。

皆さんもホワイトノイズ、もしくはIMissTheOfficeを試してみてはいかがだろうか。作業効率は絶対上がるで。

しらんけど。

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